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血液塗抹検査

こんにちわ

 

いよいよ関東も梅雨入りしましたね

低気圧は何となく体調が優れなくなるので、苦手な人も多いのではないでしょうか?

実は気候はてんかんのような発作を起こす病気の引き金に関わっていると言われています。

そのような病気を抱えている飼主様は記録ノートに気候もメモしておくと今後の治療に役立つことがあるので、ぜひ気候もチェックしておいてください

 

さて、6月のブログ第2弾は血液塗抹検査について取り上げてみたいと思います。

看護科2年生の臨床検査実習では血液検査を採血から一通り行っていることは、以前のブログでお伝えしました。

血液検査の第1の山場が採血だとすると、第2の山場がこの血液塗抹標本作成だと思います。

DSCN6112

 

DSCN6115血液塗抹検査とは、血液中の血球の形態観察や血球数の評価を行うための検査です。

採血した血液をガラスに1滴薄く伸ばして、染色した標本を顕微鏡で観察します。

この薄く伸ばすタイミングが難しく、なかなか上手な血液塗抹標本が作れないんです…

私も実は苦手です…

 

上手に塗抹標本が作製できないと顕微鏡で観察した時に、細かいところが観察できなかったり、血球成分が壊れてしまったりと、正確な検査結果が出せなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

上手に塗抹標本が作製できると顕微鏡でこんな風に血球が観察できます

血球

 

教科書から画像をお借りしました。

流石ですよね。とっても観察しやすいです

こんな血液塗抹標本が作製できるように、看護科の学生さんたちは日々練習していきましょう

 

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