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美容・健康 2022-07-19

気付いたら早めの検査を! 犬もかかる白内障

犬も人間と同様に、白内障になるケースが少なくありません。
「最近、よくぶつかるようになった」「目が何となく白く濁っているような…?」そんな症状に気付いたら、白内障を疑ってみる必要があります。

今回は、犬の白内障の症状や、飼い主ができるケアなどについて詳しくご紹介します。

犬の白内障ってどんな病気?

愛犬とアイコンタクトをしたとき、目の内部にある水晶体をチェックしてみてください。白く濁っていれば白内障の可能性があります。

白内障は水晶体が白濁し、視力が低下していく病気です。放置しておくと失明することも。
進行すると痛みをともなう合併症(ぶどう膜炎、緑内障など)を併発してしまうケースもあるため、気付いたら早めに対処してあげましょう。

犬が白内障になる原因は?

最初におさえたいポイントは、「白内障は食生活や空気感染によってなるものではない」ということです。
ごはんや空気の汚れ、ほかの白内障の犬と接触したから…などが原因ではありません。その点は考えすぎないでください。

犬の白内障の原因は、多くの場合、以下のいずれかに当てはまるようです。

・加齢
・遺伝
・白内障以外の疾患
・目やその付近に負った外傷

しかし、もし心当たりがあったとしても素人が確実に「これだ!」と言い切るのは難しいものです。まずは動物病院へ行き、獣医さんに診断してもらいましょう。

加齢

犬が白内障になる原因は、まず加齢が考えられます。人間も69歳を超えると半数以上の人が白内障になると言われているほど、加齢と白内障の関係は密接です。犬も同様で、歳を取れば白内障にかかるリスクが上がります。
ただし、犬の白内障は若い世代の発症も多く確認されています。6歳未満で発症する若年性白内障もあるため、日頃から水晶体の色や動作をチェックしてあげましょう。

遺伝

犬の白内障は遺伝も関係しています。親が白内障にかかっていれば、その子も同様に罹患するリスクが上がるのです。「遺伝性白内障」と呼ばれるケースです。
遺伝性白内障は大型犬や小型犬にかかわらず、比較的多くの犬種で起こり得る病気です。しかし、やはり発症しやすい犬種も存在します。
とくにトイプードルや柴犬、チワワ、ジャックラッセルテリア、雑種は注意したほうが良いという声もあります。獣医さんによっては1歳から眼科検診を勧めるケースもあるようです。

白内障以外の疾患

ほかの疾患から白内障が引き起こされるケースもあります。代表的な疾患は糖尿病です。ほかにもアトピー性皮膚炎や甲状腺の機能低下が関係し、白内障の発症につながることがあります。
また、強すぎる紫外線も水晶体に悪影響を及ぼしがちです。

目やその付近に負った外傷

白内障は外傷によっても引き起こされます。散歩中や家の中で怪我をしないように注意してあげましょう。

白内障の症状は? 進行するとどうなる?

犬の白内障は段階を踏んで進行していきます。初期ははっきりと分かる症状が出にくいため、気が付くと進行してしまっていることも。

初期段階

「初発白内障」と呼ばれます。初期段階は水晶体がわずかに濁る症状です。外部から見ても見逃してしまいやすい程度の濁りであり、犬もとくに視力に不自由を感じない段階です。

中期段階

「未熟白内障」と呼ばれる段階です。初期段階よりも水晶体の濁りが広がっています。この時点で物にぶつかる・活動が鈍るなど、犬の行動に変化が現れることが多くなります。

後期段階

「成熟白内障」と呼ばれます。外部から見るとはっきり分かるほど水晶体が白濁し、犬も行動に不自由を感じるようになる段階です。中期段階よりも物にぶつかることが増えたり、あまり外出したくない様子を見せたりするようになります。

後期段階・2

「加熱白内障」と呼ばれます。この段階になると水晶体は溶け出しており、透明に戻ったかのように見えることも。実際は白内障の末期状態で、失明や痛みをともなう合併症が起こる可能性があります。

犬の白内障の予防方法について

白内障は確実に予防できる方法というものがないため、日頃から眼科検診を受けて早期発見につなげることが大切です。
ただ、糖尿病になった犬の白内障の発症率は高いと言われています。ほかにも強い紫外線による水晶体への悪影響や、外傷による発症も考えられます。

糖尿病にならないための健康管理や、強い紫外線に長時間当たらないこと、怪我をさせないよう注意するなど、白内障を誘発しやすい原因を避けることによって、発症を抑えることにもつながるでしょう。

老化による発症を抑える効果を狙い、抗酸化作用のあるサプリメントや食品を食べさせるのもひとつの方法として紹介するドクターもいます。

犬の白内障は治せるの? 早期発見が大切

残念ながら、犬の白内障を完全に治す方法はありません。根治を目指すというよりは、進行を遅らせ、失明を防ぐために薬による治療や手術を行う対処になります。

薬による治療

比較的初期にあたる初発白内障と未熟白内障の段階であれば、薬による治療を勧めるケースが多いようです。点眼薬やサプリメントを使い、症状の進行をできるだけ遅らせる方法です。

手術による治療

成熟白内障、加熱白内障のように後期まで進行している場合、手術が選択されることもあります。人工レンズをもちいた手術で、術後の視力回復を狙う方法です。
ただ、費用がかかることや合併症のおそれがあること、執刀を手がけているドクターが少ないという悩みも。そして手術をしても視力の回復が見込めない場合もあるため、手術そのものを勧めないドクターもいます。

もし愛犬が白内障になってしまったら

もし愛犬が白内障になってしまったら
愛犬が白内障になってしまったら、できるかぎりのことをしてあげたいですよね。今までよりも愛犬の視野が不自由になった事実をふまえ、できるだけ暮らしやすい環境を保てるように心がけましょう。

室内のレイアウトを変えないようにする

白内障が進行すると目が見えにくくなり、家具へのぶつかりや躓きが心配になるものです。レイアウトを変えて安全に動きやすくしてあげたくなりますよね。
しかし、犬は家の中をある程度記憶しているため、大がかりなレイアウト変更は不要です。むしろ急にレイアウトを変更すると、位置関係が分からずに戸惑ってしまいます。
レイアウトを変更するのではなく、動線にある小物をどかしたり、躓きそうなくぼみを埋めてあげたりするなど、細かい部分に配慮してあげましょう。

交通量が多い場所や危険な場所は抱っこしてあげる

愛犬が嫌がらないのであれば、今まで通りに散歩に連れて行ってあげましょう。運動は健康維持のためにも大切です。
以前よりも視野が狭くなっているため、交通量が多い場所、愛犬にとって危険だと考えられる場所では抱っこをすると安心です。公園や広場など、危険や障害物が少ない場所に連れて行き、のびのびと運動させてあげてください。

早期発見が鍵! 定期的な眼科検診を

白内障は症状が進行してしまうと失明のおそれもあるため、早期発見と治療開始が大切です。日頃の様子を観察し、少しでも「おかしいな」と思うようなことがあれば、早めに動物病院に連れて行ってあげてください。

白内障の発症を遅らせる効果が期待できる食生活やライフスタイルを取り入れるのもおすすめです。そして何より、定期的な眼科検診を受けましょう。早期発見には一番の方法です。

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知る・学ぶ 2022-07-13

メリットや注意するべきことは? 子供とペットの関わり方

ペットとの関わりは子供の情操教育に良い影響を与えると言われています。情緒面や責任感、生命との関わりについての思考が深まるなど、保護者として注目したいメリットがいくつもあるようです。

子供の情操教育に興味がある・動物が好きという方なら、ご家庭にペットを迎え入れたいと考えることでしょう。同時に、子供とペットの共同生活で注意するべき点についても気になります。
今回は、ペットとの共同生活によって子供に与える影響や、注意点について詳しくご紹介します。

注目される子供とペットの関係

ペットと子供との共同生活については、日本だけではなく世界的にも注目が集まっており、研究者による研究発表や自治体のアンケートなどが実施されています。

イギリス:子供の感情や社会認知能力への好影響

2017年、イギリスの研究者たちによって「コンパニオンアニマルと子供/青年期の発達:証拠の系統的レビュー」が発表されました。幅広い研究結果が記載されている論文です。

この論文の中で保護者がとくに注目したいのは「幼少期からのペットの飼育は、子供の感情や社会認知能力に対して健康的な成長をうながす傾向がある」という点ではないでしょうか。
子供の頃のペットとの生活経験は、情緒や社会的スキルの成長に好影響が期待できるということですね。

日本:アンケートで「子供の情操教育」に注目する保護者が多数

2018年には東京都が「東京におけるペットの飼育アンケート」をおこないました。回答者のうち、11.3%がペットを飼う理由を「子供の情操教育のため」と答えています。
東京都に限らず、複数の自治体でも同種のアンケートがおこなわれています。やはり子供の情操教育に強い関心を持つ保護者が少なくない傾向が見られました。
子供とペットのかかわりを重視し、生活の中に迎え入れるご家庭は決して珍しくないと言えるでしょう。

ペットがもたらす子供への好影響とは

ペットと共同生活をすることにより、具体的にはどのような好影響があるのでしょうか。代表的な好影響を見てみましょう。

感情が健康的に成長する

ペットを飼うご家庭の子供は、感情面において健康的に成長する傾向があるようです。
ペットとの共同生活だけが理由ではないかもしれませんが、それでも感情の成長に大きな影響を与えていると考えられます。

・愛情深くなる
・命の大切さを学ぶ

ペットと共同生活をするご家庭では、子供にこのような好影響が見られます。ひとつの生命をはぐくむ環境の中、ペットに対して愛情を持つこと、そしていずれ訪れる別れのときに知る命の大切さなど、さまざまな体験が自然と成長をうながすのでしょう。

社会生活に必要なスキルが成長する

ペットとの共同生活を通し、社会生活に必要なコミュニケーションスキルや自尊心が育つ傾向も好影響のひとつです。

・コミュニケーションスキルが発達する
・自尊心が高くなる

ペットとは会話ができませんが、その分、表情をはじめとした全体的な様子で「何を求めているか」「どう感じているか」を理解するようになります。
その過程で身につけた想像力や分析力が、コミュニケーションスキルに反映されるケースが少なくありません。学校生活や社会生活においてコミュニケーションスキルは重要です。

また、親からペットの世話の仕方を学び、実際に面倒をみることによって、自尊心がはぐくまれます。世話をするうち、子供は「この命は自分が世話をしてあげなければ」と考えるようになるでしょう。それが「自分は必要とされている」という意識を芽生えさせ、自尊心に繋がります。
自尊心も子供の社会的な成長に大切な項目です。ペットとの共同生活で身につけやすいのであれば、間違いなく好影響だと言えるでしょう。

責任感、自立心、忍耐力が生まれる

ペットの世話をする子供は責任感がはぐくまれます。自分の手でひとつの命のケアをする事実と意味に気付いたとき、責任感が生まれるでしょう。
責任を持って世話をするうち、いつの間にか自立心が育つことも珍しくありません。そして言葉や人間の都合が通じないペットを相手に、いつしか忍耐を学ぶようになるでしょう。
責任感、自立心、忍耐力のいずれも、子供に身につけて欲しいスキルです。ペットは可愛いだけではなく、子供の成長を支える大切な存在にもなってくれそうですね。

生活に運動習慣を取り入れやすくなる

外での散歩が必要なペットとの共同生活なら、ペットがいないご家庭と比べ、外出と運動の機会が増加します。毎日の散歩で体力がつき、健康の向上が期待できるでしょう。
運動習慣としても散歩は良い選択肢です。ペットの散歩を通し、子供のうちから身体を動かす習慣を身につけられるのは間違いなく好影響と言えるのではないでしょうか。
また、散歩の途中ですれ違う地域の人々との交流も嬉しいものです。顔見知りが増えるのも子供にとって好影響ですね。

孤独をまぎらわせてくれる

生まれてからしばらくは保護者の腕に抱かれ、守られるばかりだった子供も、いつしか成長していきます。成長過程では、孤独を感じる機会が増えるものです。
反抗期、友人との喧嘩、人に相談しにくい悩み。孤独を感じやすくなるとき、ペットは何も言わずに寄り添ってくれます。成長している子供にとって、あたたかい存在になってくれるでしょう。

子供とペットの共同生活で注意したいこと

良い影響が多い子供とペットの共同生活。しかし、注意する点もあります。ペットをご家庭に迎え入れる前にチェックしておきましょう。

アレルギーの有無をチェックする

動物の毛やフケ、唾液や排泄物が人間にとってアレルゲンになってしまうことがあります。くしゃみや目のかゆみ、じんましん、呼吸器系の問題など、多くのアレルギー症状が確認されています。
ご家庭にペットを迎え入れる前にアレルギー検査をしたり、可能であればペットと数日間一緒に暮らせる「お試し期間」を利用し、家族全員の体質をチェックしておきましょう。

保護者もペットに愛情を持てるかどうか

子供の情操教育に良いからといって、そのためだけにペットを飼うのはあまり良いことではありません。保護者があまり動物に愛情を持てない場合、保護者自身がペットとの共同生活に苦痛を感じるようになってしまいかねないためです。

また、ペットの世話は子供だけでは難しいものです。やはり大人の手も重要になります。ペットの世話はそれなりに時間を割く必要がある上に、病気や怪我をすれば献身的な看病が必要です。愛情を持てない対象に時間を割くことは難しいのではないでしょうか。

「子供のためなら我慢できる」と言う保護者もいるかもしれません。しかし、保護者とペットの関係が良くないと感じた子供は哀しい気持ちになるでしょう。子供だけではなく、保護者もペットを飼いたい、愛したいという気持ちを持った上で、ご家庭に迎え入れるのが大切です。

金銭面で問題が生じないか

ペットの飼育は思った以上にお金がかかります。予防接種や医療費、餌代、生活に必要な雑貨の購入費など、年間で万単位の金額が必要です。
ペットにとって暮らしやすい環境を整えられるかどうか、家計と相談してから飼う・飼わないを決定しましょう。

ペットを飼うからこその恩恵がある

ペットを飼うからこその恩恵がある
感情の健康的な成長や社会的スキルの向上をはじめ、ペットを飼うことによって、子供の情操教育にいくつものメリットが期待できます。子供だけではなく、一緒に暮らす家族全員が望むのなら、ぜひ家族の一員として迎えてみてはいかがでしょうか。

ペットとの暮らしは人にとって癒やしや楽しみを与えてくれるものですよね。情操教育ももちろん大切ですが、何よりもご家族全員がペットとの生活を楽しんでください。それが何よりの情操教育になるかもしれません。

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知る・学ぶ 2022-06-17

愛情こめて作りたい! 愛犬が喜ぶ手作りごはんレシピ

愛犬に手作りのごはんを作ってあげたいと考えることはありませんか?
市販のドッグフードは年齢や健康状態に合わせたものが選べ、とても優秀ですが手作りごはんで愛犬に喜んでほしいのも飼い主の愛情のひとつ。

ただ、初めて作るときにはさまざまな疑問を持つことでしょう。「栄養バランスは?」「使っていい食材は?」「量はどうしよう?」など、愛犬を大切にしたいからこその悩みが出てきます。

そこで今回は、愛犬に手作りごはんを作るときのコツや注意点、手軽にできるレシピの例について詳しく解説します。

手作りごはんのメリットやデメリットは?

市販のドッグフードと比べると、手作りごはんにはメリットとデメリットがあります。それぞれについて知っておきましょう。

手作りごはんのメリット

手作りごはんならではのメリットを見てみましょう。

・年齢、体調を考えた食事を食べさせてあげられる
・食材から水分を取りやすい
・ドッグフードから取りにくい酵素を摂取しやすい
・新鮮な食材を使えるため保存料(添加物)を避けやすい
・ドッグフードが苦手な愛犬でも手作りならよく食べる可能性がある

健康面、栄養面や水分、添加物に関する悩みをクリアしてくれるなどたくさんのメリットがあります。ドライフードにはないメリットを活かせば、愛犬の健康増進に役立ってくれそうですね。

手作りごはんのデメリット

反対にデメリットと感じる部分もあるようです。

・栄養バランスの取りかたが難しい
・作る手間、保存の手間がかかる
・出張や旅行のときは作ってあげるのが難しい

手作りごはんは栄養バランスへの配慮や、保存がきかないため毎回作る必要性、長期の外出時に用意することが難しいという一面があります。

気を付けるべきことは? 食材や温度に要注意!

手作りごはんをあげるとき、愛犬が安心して美味しく食べられるよう、使う食材や温度に注意しましょう。

使ってはいけない食材がある!

犬に食べさせてはいけない食材は決して使わないでください。体調が悪くなったり、最悪の場合は生命にかかわる危険もあります。
代表的なものはネギ類やチョコレート、酒類、尖った形状(喉に刺さる危険)などですが、ほかにも具体的な食材は100種類以上にも及ぶと言われています。
調べきれない、または念には念を入れたいと感じたら、かかりつけの獣医さんに相談し、愛犬も飼い主も安心できる手作りごはんを作ってあげてくださいね。

あげるときには適切な温度で!

犬はごはんを勢いよく食べますよね。可愛らしい姿ですが、ごはんが熱いと火傷をしてしまう原因になってしまいます。適切な温度のごはんをあげましょう。
手作りごはんをあげるとき、人が触れたときに「あたたかい」「ぬるい」と感じる程度の温度が適切です。火傷の心配もなく、同時に消化しやすい温度でもあります。

手作りごはんの栄養バランスや量、味付けは?

手作りごはんは栄養バランスや量のコントロールが重要です。
栄養不足、または反対の栄養過多になったり、食べ過ぎたりしないよう、日頃から注意を払ってあげましょう。味付けの注意点についてもご紹介します。

栄養バランス:たんぱく質・野菜類・炭水化物の比率

まずは栄養バランスです。難しく考えすぎる必要はありません。たんぱく質、野菜類、炭水化物の比率を覚えておきましょう。

・例1
動物性たんぱく質6:野菜類2:炭水化物2

・例2
動物性たんぱく質1:野菜類1:炭水化物1

人間に個人差があるように、犬にもそれぞれ差があります。例1と例2を挙げましたが、あなたの愛犬にベストマッチとは限りません。
あくまで参考にした上で、年齢や体調、運動量などで比率や使用する食材を変えると良いでしょう。獣医さんに相談するのも正しい選択です。

意識的にあげたい栄養素

手作りごはんで不足しがちな栄養素に「オメガ3」があります。
オメガ3はガンの予防効果や血液の流れを良くする効果があると言われており、犬にとって大切な栄養素です。
魚油やえごま油、亜麻仁油からなどが取りやすいため、ごはんに少量混ぜてあげると良いでしょう。

あげる量は愛犬の体型でコントロール

栄養不足・栄養過多を防ぐために、あげる量への心配りも大切です。基本は「手作りごはんの量=愛犬の頭の鉢1つ分」が良いと言われています。
もしこの量で体型が標準よりも大きくなったり、反対に痩せてしまうようなことがあれば、栄養素や量についてチェックしましょう。場合によっては病気が隠れている可能性もありますので、念のため、かかりつけの獣医さんに行くのも視野に入れてください。

味付けは「なし」でOK! 食欲増進に香りを重視

犬は食事中、あまり味覚が活用されていません。そのため、味付けはしなくても大丈夫です。ただ、食事に対して興味を持たせるためには「美味しそうだな」と感じさせる必要があります。
そこで重視したいのが「香り」です。オイルの香りやヨーグルト・納豆などの発酵食品の香りを上手く使い、食欲を刺激してあげましょう。愛犬が好む香りを見つけられたらぜひ活用を。

手作りごはん初心者におすすめレシピ

手作りごはん初心者におすすめレシピ
手作りごはんにトライしたいけれどレシピが分からない…。そんな方に向けて、初心者でも作りやすいおすすめレシピをご紹介します。

おすすめ1:加熱しなくてもOK! 今のフードに「ちょい乗せ」

最初からすべて手作りのごはんを用意するのは大変です。
また、いきなり手作りに100%切り替えると愛犬も戸惑ってしまうかも。今あげているフードを活用してみるのも良い方法です。

1:今あげている市販のフードに食材をトッピングする
2:食材は新鮮な野菜、肉魚、炊いたお米など幅広く
3:飼い主用のごはんの食材を調理前(味付け前)に取り分けるのもOK

愛犬も飼い主もまだ手作りごはんに不慣れな時期は、手軽にできる「ちょい乗せ」を活用し、お互いに慣れるための期間を過ごすのがおすすめです。

おすすめ2:ミキサーやブレンダーで簡単リゾット風

肉魚、野菜、炭水化物など、ごはんに必要な食材をミキサーやブレンダーで食べやすい大きさに砕きます。その上からスープをかければあっと言う間にリゾット風ごはんのできあがりです。
食材にかけるスープは野菜の煮汁(味付け前)や、和風なら鰹節や昆布のお出汁でOK。片栗粉でとろみをつけてあげると食べやすくなり、愛犬の食が進みますよ。
飼い主用のごはんの食材に犬が食べても大丈夫なものがあれば、味付け前に取り分けてあげるのも良いですね。愛犬と同じものが食べられて幸せ感がアップしそうです。

無理なく楽しく! 愛犬と楽しむ手作りごはん

愛犬に手作りごはんを作ってあげるのは、市販のフードをあげるよりも手間がかかります。だからこそ、喜んで食べてくれる姿を見たら感動もひとしおでしょう。
ただし食べて良い食材、食べてはいけない食材、栄養バランスなど、気にする部分は市販のフードよりも多くなります。
また、万が一食後になんらかの体調不良や異常がみられた場合はすぐに動物病院で診てもらうのはもちろんですが、手作りごはんを検討する際はまずはかかりつけの獣医さんに事前に相談してみると良いでしょう。

最初から完璧な手作りごはんを用意するのは難しいものです。慣れるまでは市販のフードに「ちょい乗せ」や初心者向けの簡単レシピを活用して、少しずつ愛犬と楽しめる手作りごはんを作っていってくださいね。

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知る・学ぶ 2022-06-13

ペットに優しい床材は? 選ぶときのチェックポイントと設置の注意点

愛犬の室内飼いが増えている昨今、家の中に使う「床材」にも注目が集まっています。愛犬が暮らしやすい環境を整えるためには、床材の選択も重要と考えられているのです。

しかし、愛犬を優先にしすぎて飼い主や家族の生活を圧迫してしまっては本末転倒です。
最近の床材はバリエーション豊かで、飼い主が望む条件を満たせるものを選ぶことも可能になりました。

そこで今回は、愛犬も家族も快適に暮らしやすい床材の種類やメリット、設置時の注意点などについて詳しく解説します。

床材を考える理由は? 愛犬の安全と環境を守りたい!

犬はダッシュやブレーキのような緩急がついた動きをすることが多く、肉球でしっかりと地面を掴むように歩いています。野外なら肉球や足で掴みやすい土や草の上を踏み締めているため、滑る・転ぶといったアクシデントはあまり起こりません。

しかし室内飼いが増えた今、土や草のような床ではなく、人間の利便性に合わせた床材の上で生活する犬も増えています。ものによっては犬の生活に合わない床材も。

室内飼いの犬は長い時間を家の床の上で過ごします。身体に負担がかかりにくく、安全に生活できるような床材が理想的です。愛犬に適した床材を設置することは、どのようなメリットに繋がるのでしょうか。

転倒による怪我防止に!

犬に適した床材にすると転倒防止に役立ちます。フローリングのようなツルツルした床材は滑りやすく、犬の足では歩きにくく、シニア犬は移動に大きな負担を感じるようになります。若い犬でも勢いをつけた動きのときには転倒してしまうことも。
転倒すれば怪我の可能性もあるでしょう。滑りにくい床材にするとその危険を軽減できます。シニア犬も歩きやすくなりますよ。

集合住宅なら防音に!

ペットとの生活が可能な集合住宅にお住まいの愛犬家もいらっしゃることでしょう。集合住宅では騒音問題が起きることがありますが、実はペットの足音も騒音の原因として取り上げられることがあります。
とくに音が響きやすい床材で、防音対策が不足しているときには、愛犬の可愛らしい足音が階下では騒音のように聞こえてしまうことも。防音性が高い床材を選ぶことにより、ペットの騒音トラブルを減らしましょう。

飼い主にもメリットが? 毎日感じられる快適さ

ペットとの生活に向いた床材を選ぶことは、愛犬だけではなく、実は飼い主にもメリットが生じます。

掃除がラクになる

犬に限らず、ペットは何かと床を汚しがちですよね。イタズラや食べこぼしなど、床を汚してしまうことは多々あります。それもまた愛犬の行動と思えば可愛いのですが、掃除が大変なのは困りものです。
ペット向けの床材には掃除が簡単なものが多く、今までよりも掃除時間をグンと短縮できるようになります。

床材によっては消臭効果も

家族は気にならなくても、友人・知人が遊びに来たときにはペットのにおいが気になるかもしれません。床材によっては消臭効果が高いものもあり、におい対策をしたいご家庭にぴったりです。

床に傷がつきにくい

ペット向けの床材の中には、表面に強加工がほどこされているものがあります。爪あとがつきにくく、ついても目立ちにくくなる効果があります。
また、お掃除もラクになります。爪あとで凹んだ部分には小さなゴミやホコリが溜まりやすいのですが、このような床材ならその手間が減らせますね。

床材ごとに違う! メリットと注意したい設置のデメリット

人が生活する住宅に使われる床材はさまざまな種類があります。愛犬と快適に暮らす環境にするためには、どのような床材が向いているのでしょうか。それぞれのメリットや設置時の注意点となるデメリットについてチェックしてみましょう。

フローリング

結論から言ってしまうと、愛犬との生活にとってフローリングはあまりメリットがありません。人の生活にはとても便利なのですが、犬にとっては滑りやすく、足腰への負担や転倒の心配があります。
ただ、最近はペット用のフローリングがリリースされています。フローリングではありますが、滑りにくい加工が施されています。フローリングの見た目と滑りにくさを重視したい人であれば、選択肢に入れても良いかもしれません。

絨毯

絨毯はフローリングと比べ、滑りにくい・転倒しにくいというメリットがあります。また、入居した家がフローリングでも、その上から絨毯を敷けばフローリングのデメリットをカバーできるのもメリットでしょう。
設置時の注意点としては、粗相の臭いが染み込みやすい・ホコリやダニの発生が心配・爪で傷んだ部分が目立ちやすいなどが考えられます。

畳はクッション性があるため、犬の生活に適しています。足腰や関節への負担を考えてあげたい場合に適しているでしょう。
デメリットとしては、爪で毛羽立ちやすい・防水加工をしていない畳は手入れがしにくいという点です。最近は防水加工をしている畳もありますので、畳を敷きたいときにはそちらを取り入れてみるのも良いでしょう。

コルクマット

コルクマットはクッション性が非常に高く、愛犬のいる家にとって心強い味方になってくれます。フローリングや畳の上に敷けるため、リフォームや大がかりな作業が難しいご家庭でも手軽に取り入れられます。
劣化するとボロボロになりやすいことや、粗相をしてしまったときのお手入れに手間がかかりがちなことがデメリットです。

タイルカーペット

タイルカーペットは1枚の絨毯やカーペットを分割した形をしています。必要な部分に必要なだけ設置できるメリットがあります。
デメリットはほかの床材と一部分だけ印象が変わってしまうことや、多く設置すると費用がかさむことが考えられます。

愛犬のために敷くならどの床材? 選ぶときのチェックポイント

いろいろな床材をご紹介しましたが、実際に選ぶ場合にはどの床材が良いのでしょうか。選ぶときにはご自分やご家庭の好みや意見のほか、以下のようなことも含めて考えてみてください。

愛犬の安全や健康を守れる床材か

床材の性質によっては、犬の健康的な生活に向かないものもあります。室内で多くの時間を過ごす愛犬の安全や健康を守れるかどうか、滑りやすさやクッション性などをよくチェックしましょう。

家全体の床材を愛犬用に変更するかどうか

家中の床を全部変えるのか、それとも愛犬が生活する範囲を決め、その範囲だけにするのかなど、床材を変更する部分や範囲について考えましょう。
床材の変更範囲は費用や見映えに関わってきます。予算と目的のバランスが取れる床材がおすすめです。

シーンに応じた床材を! 設置で変わる愛犬の快適性

シーンに応じた床材を! 設置で変わる愛犬の快適性
愛犬の健康や安全はどの飼い主にとっても大切、そして心配ごとです。家の床材によって愛犬の安全や健康に影響が出るのなら、できるだけ影響が少ないものに変えてあげたいと思うでしょう。家族の生活にメリットがあればなお嬉しいですよね。
最近ではペットが暮らしやすい床材が手に入りやすくなっています。防臭や防音など生活環境や目的に合わせて選べるようになりました。
ペットショップやホームセンターはもちろん、通販でもバリエーション豊かな床材を見つけられます。愛犬との快適な生活のため、ぜひチェックしてみてくださいね!

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知る・学ぶ 2022-05-31

命を落とす危険も? 犬が飲んではいけない飲み物

愛犬に与える飲み物は、主に水道水やペット専用ミネラルウォーターなどを選ぶことになりますが、反対に犬が口にするのはNGな飲み物にはどんなものがあるのかご存知でしょうか?
いくら人間が飲んでおいしいと感じても、犬が誤飲してしまうと深刻な健康被害を及ぼす危険もありますので、しっかりと認識しておくことがペットの命を守ることにもつながります。

そこで今回は、犬が飲んではいけない飲み物について解説いたします。

犬に与えるのはNGな飲み物

牛乳

牛乳(人用)は、大さじ1杯を倍以上の水で薄めたごく少量のものであれば絶対に与えてはいけないという飲み物ではありませんが、なるべく避けるべきでしょう。
犬は人用の牛乳に含まれている乳糖という成分を上手く消化することができず、お腹を下す恐れがあります。
特に成犬になると乳糖などを分解させる働きがある体内の「ラクターゼ」という成分が少なくなりますので、「乳糖不耐症」という状態に陥り下痢を引き起こす原因となります。

そのため、愛犬にミルクを与えるならばペットショップなどで販売されている「ペット用の牛乳」を購入しましょう。こちらは犬に合わせて成分が調合されたものになりますので口にしても安全です。

カフェイン入り飲料

コーヒーをはじめ、紅茶、緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶などのカフェインが含まれているお茶類を犬に与えるのは危険です。
人間がカフェインを摂取すると集中力を上げる効果などが期待できますが、犬が飲むと作用を受けやすくカフェイン中毒を起こす恐れがあります。下痢や嘔吐、痙攣や不整脈などを起こす原因にもなり、最悪の場合は命を落とす危険があるので注意しましょう。
カフェイン入り飲料は少量口にした程度ではすぐに症状が出るわけではありませんが、日常的に与えることは避けてください。
また、お茶にはミネラルの吸収を妨げる「タンニン」も含まれています。

アルコール

アルコールは犬に与えてはいけない飲み物の代表といわれるほど、口にしてしまうと大変危険な飲み物です。
人間はお酒を飲むと肝臓でアルコールを分解し酔いがさめていきますが、犬はアルコールを分解する機能を持たないためお酒を誤飲すると急性アルコール中毒などになり、嘔吐や下痢、呼吸困難などのほか最悪の場合は命を落とす危険があります。
焼酎やウイスキーなどアルコール度数が高いお酒は少量でも大変危険ですので、犬が舐めたりしないようにしっかり管理してください。

ジュース

野菜ジュースは糖分と塩分、果実ジュースには糖分が多く含まれているため犬に与えるのは避けてください。肥満や糖尿病の原因となります。
また、野菜ジュースには犬に深刻な健康被害を及ぼす恐れがある玉ねぎの成分が含まれていることがあり、誤飲すると赤血球が破壊される「玉ねぎ中毒」を引き起こす危険があります。
そして、コーラやラムネなども糖分や添加物が多く含まれており、特にコーラはカフェインも含まれていますので犬には与えないでください。

ココア

ココアの原料となるカカオには「テオブロミン」という成分が含まれており、チョコレートと同様に犬に与えるのは危険です。
人間にとっては特に害のない成分ですが、犬は体内で素早く処理することができないため誤飲すると中毒症状を引き起こし、嘔吐や下痢、痙攣などのほか最悪の場合は命を落とす危険があるので十分注意してください。
ココアを誤って舐めたり飲んだりすることがないように管理するほか、アイスやお菓子にもココアパウダーを含むことがありますので気をつけましょう。

味噌汁・スープ

味噌汁は塩分が多く含まれているため、犬に飲ませてしまうと高血圧になりやすく心臓にも負担がかかるので与えないようにしましょう。
また、そのほかにはラーメンの汁やうどんのスープも味噌汁と同様に注意が必要です。
ちなみに、ひと昔前は味噌汁をご飯にかけて犬に与える飼い主さんも多くいらっしゃいましたが、上記の原因で犬の寿命が短くなるという認識が広まり今ではほとんど見られなくなりました。

このほかにも、洗剤や漂白剤などが有害なのはもちろんですが、例えば水たまりの水やプールの水、海水などは犬にとっても危険ですので、水遊びなどでおでかけの際に誤って飲んでしまわないよう十分に注意してください。

ミネラルウォーターも注意が必要?

ミネラルウォーターは犬への健康に良いと考える方も多くいらっしゃいますが、実は与えるには注意が必要な飲み物の一つです。
硬水のミネラルウォーターの場合はカルシウムやマグネシウムといったミネラル分を多く含んでおり、犬がマグネシウムを過剰に摂取してしまうと上手く消化できず下痢や尿路結石を起こす原因につながります。

軟水であればこうしたリスクも下がりますが、購入する際はよくチェックしてからにしましょう。
また、最近では「ペット専用ミネラルウォーター」といった商品も販売されているのでそちらを選ぶことをオススメします。

そして、夏の暑い時期に重宝するスポーツドリンクも犬用のものが販売されています。人間用のものでは糖分や塩分が多いため、犬用のドリンクを選ぶようにしましょう。

犬に与えてもOKな飲み物

犬に与えてもOKな飲み物
犬に与えても問題ない飲み物としては、主に以下の4種が挙げられます。危険な飲み物は避け、安全な飲み物を選ぶようにしましょう。

水道水・炭酸水

水道水は既に多くの方が犬に与えている飲み物ですが、厳しい水質検査によって余計な成分が取り除かれているため、高い品質を保持していることから犬に毎日与える飲み物として優れています。
ただし、一部地域によっては水の硬度が高い場合がありますので注意しましょう。
水道水の塩素が気になるという方は一度沸騰させたり浄水器を通したりすることで、より安心して与えることができます。
また、糖分が含まれていない炭酸水であれば犬に与えても問題ありませんが、無理に与える必要はありません。

麦茶

麦茶は紅茶、緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶などとは異なりカフェインやタンニンが含まれていないため、犬にも飲ませることができます。
また、そのほかにはそば茶や黒豆茶、ルイボスティーやたんぽぽ茶、コーン茶なども飲用可能ですが、そば茶などはアレルギー反応を起こすことがありますので注意してください。

豆乳

ペットフードの原材料として使用されている豆乳も、犬に与えて基本的には問題ない飲み物です。
特に夏の暑さで犬の食欲が落ちているときなどは、ドライフードに豆乳をかけてあげると甘い匂いに刺激されて食欲が増すことがあります。
また、豆乳はたんぱく質を多く含むことから犬の毛並みを美しくする効果が期待でき、健康的な体づくりにおすすめです。
ただし、犬によっては下痢などを起こす恐れがありますので、一度に大量に与えず様子を見て少しずつあげるようにしましょう。

万が一誤飲してしまったときは病院へ!

犬が飲んではいけない飲み物についてご紹介しました。
犬にとって危険な飲み物を故意に与えないのは当然ですが、誤って飲んだり舐めたりしてしまった場合は、すぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。
また、診察時は慌てずに、何の飲み物をいつどのくらい誤飲してしまったのかなるべく詳しく伝えられるとスムーズです。

例え少量であっても時間が経ってから症状が出るケースもありますので、万が一誤飲してしまったときはできるだけ早めに連れて行くよう心がけてください。

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