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知る・学ぶ 2022-11-30

野良猫を保護したときに行うべき準備や注意点

街のさまざまな場所で見かける猫。
一部の飼い猫を除いてそのほとんどが過酷な外の世界で生きる野良猫ですが、もしも保護した場合は最初にどう対応すればよいのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、野良猫を保護したときにまずやるべき準備や注意点などについてご紹介します。

猫を保護する前後にまず行うべきポイント

野良猫を保護する前後にまずやるべきポイントは以下の3点です。

1.猫の周囲を確認する

猫を見かけた時は保護する前に、最初に周りの状況を確認してください。特に子猫の場合は近くに母猫がいる可能性があります。
猫は一度人間の匂いがついてしまうと、母猫が警戒して育てることを放棄してしまうといわれていますので注意が必要です。
子猫が一匹で迷子になっているところを発見したと思っても、実は母猫が周囲に隠れてひっそりこちらの様子をうかがっている可能性がありますので、少し現場から離れて様子を見てみるのもよいでしょう。
母猫が現れた場合、無理に保護しようとしても親子離れ離れになってしまいますので見守ってあげてくださいね。

2.本当に野良猫かどうか確認

親がいない猫であっても、飼育を検討する前に本当に野良猫かどうか確認しましょう。
たとえ首輪を付けていなくとも、実は放し飼いされている飼い猫であったり、警察や保健所へ飼い主から迷い猫の届け出がされていたりする可能性も考えられます。
また、最近では首輪ではなくマイクロチップがつけられている場合も多いほか、一度捕獲されてその地域で保護・管理されている地域猫である可能性もあります。
そのため猫を保護したときは、念のためまずは最寄りの警察や保健所へ届け出が出ていないか確認するようにしましょう。SNSで迷い猫の情報が拡散されている場合もあります。
はじめから猫が人懐こかったり、太ったりしている場合は上記のいずれかに該当している可能性がありますので特によく確認してください。

3.動物病院へ連れて行く

保護した猫が、野良猫・捨て猫である可能性が高いことが分かった場合はすぐに動物病院へ連れて行ってください。怪我をしている・体調が悪そうなときはもちろん、元気そうに見えても必ず獣医師に診せて猫の健康状態をチェックしましょう。
過酷な外の環境で暮らす野良猫は、ノミやダニに寄生されていたり、何らかのウイルスに感染したりしている場合も多いものです。特に既におうちで他の動物を飼育しているならば、隔離するなどして悪影響を及ぼさないよう注意が必要です。感染症は人にうつる可能性もあります。

また、動物病院では健康状態の検査・ノミやダニの駆除のほかには、予防接種や不妊手術を受けることもできます。費用は病院やコースによっても異なるものの、猫を保護すると決めたならば医療費の負担は覚悟しておく必要があります。
なお、動物病院へ迷い猫の届け出が出されている場合もありますので、併せて確認してみましょう。

猫を迎え入れる際にやること・用意するもの

猫をこれまで飼育したことがない場合、急に野良猫を保護することになっても慌てずにまず下記の5つのポイントをチェックしましょう。

1.猫に合わせた食事を用意

野良猫を保護したときはお腹を空かしている場合がほとんどですが、猫の年齢や体の大きさによって適した食事が異なります。
動物病院を最初に受診しておけば、猫の年齢によって適した飼育方法もアドバイスしてもらえますので必ず行っておきましょう。

個体によっても異なりますが、体重が400g未満の子猫の場合はまだミルク叉は離乳食が必要ですので市販のキャットフードなど固形のものは避けましょう。
また、牛乳を飲ませると下痢になってしまう恐れがあり、体力を消耗させるだけでなく脱水症状になってしまう危険がありますので、猫用ミルクを用意してください。
反対に、体重400g以上であれば一般的にはキャットフードなどでも問題ありません。現在はさまざまなフードが販売されていますが、「総合栄養食」と記載されたものがオススメです。

2.いきなりお風呂には入れない

野良猫を保護したときは体のノミやダニが気になって、ついお風呂にすぐに入れたくなりがちですが、猫にとってお風呂は非常にストレスが大きいためいきなり入れるのは避けましょう。
特に衰弱しているときは体への負担も大きくなってしまいますので、どうしても汚れが気になる場合は体をサッと拭いてあげるくらいにしておきましょう。
また、実はノミやダニはお風呂でシャンプーしても取りきれず、卵なども動物病院で処方される駆除薬でなければ除去が難しいため、まずは薬の投与後に猫が環境に慣れてきたらお風呂に入れることをオススメします。

3.先住猫・他の動物との接触を避ける

既におうちに先住猫がいる場合は、保護した野良猫から寄生虫やウイルスなどが感染しないようにまずはしっかり隔離してください。
動物病院へまだ連れて行っていない場合は病気をうつしてしまう恐れがありますので、きちんと受診して必要な治療や検査が終了し安全が確認されるまでは十分に注意しましょう。
また、飼い主さんにウイルスが付着する可能性がありますので、ペットのお世話の際しばらくは手袋などを使うことを心がけ、こまめに清掃・消毒を行いましょう。

猫同士が喧嘩をしてお互いに怪我をしてしまう危険もありますので、なるべく別々の部屋に隔離するのがベストですが、部屋を分けるのが難しい場合は野良猫用に周りを布やダンボールで覆ったケージなどを用意して直接触れ合わないように環境を整備してください。

4.トイレを用意してしつけを行う

飼い猫とは異なり、これまでは外で暮らしていた野良猫ですからトイレのしつけも必要になります。
トイレを用意してあげてもすぐにはうまくいかない可能性があり、初めのうちは粗相を繰り返してしまうことも考えられますが根気よく行いましょう。
猫が家の中を落ち着きなく歩いていたり、そわそわし始めたりしている場合にトイレへ連れて行くなどして少しずつ慣れさせていきます。

また、特に離乳前の子猫は自分で用を足せない場合が多いため、ぬるま湯にティッシュやコットンなどをつけて軽く絞り、お尻を優しく拭くようにして刺激を与えてあげると良いでしょう。離乳食を口にできるようになる頃から徐々に自分でできるようになります。

5.猫のベッド・寝床を用意

ご飯やトイレのほかに、猫がリラックスして過ごせるベッド・寝床も用意してあげましょう。
様々な種類の猫用ベッドが販売されていますが、まずは自宅の毛布やバスタオルを用意するのもよいでしょう。飼い主さんや家の匂いがついたものであれば早く環境に慣れさせるポイントにもなります。
特に子猫の場合は自分で体温調節ができないため毛布やバスタオルで包んであげましょう。

しっかり責任を持って迎え入れよう

しっかり責任を持って迎え入れよう
野良猫を保護したときにやるべき準備や注意点などについてご紹介しました。
初めて猫を迎え入れたという方は、まずはすぐに動物病院へ連れて行き必要な検査や治療を受けつつ、獣医さんから猫に合わせた飼育のポイントなどのアドバイスをもらうことをオススメします。
最初にしっかりとしたケア・準備をしてあげることが猫の健康状態にも大きく左右しますので、きちんと責任を持って面倒をみてあげましょう。
また、猫を保護したものの飼育するのはどうしても難しいと判断した場合は、動物病院や動物保護団体・保護施設などに連絡して、小さな命を守りましょう。

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知る・学ぶ 2022-10-31

犬は外飼い?室内飼い? 決めるときの注意点とは

犬を家に迎えるとき、外飼いと室内飼いのどちらにするかを悩むという方も多くいらっしゃることでしょう。
最近は室内飼いが増えましたが、住宅事情によっては外飼いを選択することもあります。

外飼いと室内飼いは、犬にとってどちらが良いのでしょうか?
今回は犬の外飼い、室内飼いの特徴や、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

今は犬の室内飼いが圧倒的多数? その理由とは

昔は犬の外飼いが一般的でした。一軒家の庭で犬を飼うための充分な広さが確保できていたからです。
犬は番犬としての役割も果たしていました。昔の映画やテレビ番組などでは、犬が庭でワンワンと元気よく吠えて不審者を追い返しているシーンを見たことがある人もいるでしょう。

しかし、高度成長期に団地やマンションのような集合住宅が増え始めました。犬を外飼いすることには向かない生活形態が増加したということでもあります。その結果、徐々に外飼いの犬が減り、室内飼いが主流になり始めたのです。

また、都市開発や土地価格の高騰によって、庭が充分な広さとは言えない住宅が増えたことも関係しているとみられています。

昭和の終わりから小型犬が流行

昭和の終わりになると、テレビのCMやメディアでは小型犬がよく見られるようになりました。可愛らしい小型犬がコミカルな演技で愛嬌を振りまく姿はあっと言う間に人気を博し、自分も家で一緒に小型犬と暮らしたいと思う人が増えたのです。
同時に、「ペットと生活できる」「ペットとの入居OK」などの集合住宅が持ち家・賃貸問わずに増加しました。室内飼いはさらに広まり、いまでは90%の飼い犬が室内飼いだと言われています。

犬の外飼いの特徴やメリット・デメリットは?

犬の外飼いはまさに「外(庭)で犬を飼う」という飼い方です。敷地の外に逃げ出してしまわないよう、ほとんどの場合は首輪とリードがつなげられています。

とはいえ、動けないわけではありません。
飼い主が見守っているときにはリードを外し、自由に走り回らせることができます。大きな庭があるお家なら、門を閉めてドッグランのように使うケースもあるそうですよ。

すっかり少なくなった外飼いですが、いまでも外飼いを選択するお家があるのも事実です。メリット・デメリットについて見てみましょう。

外飼いのメリット

外飼いの場合、大きなメリットが3つあります。

1:番犬の役割を果たしてくれる

犬は敏感な動物です。不審者が家に来たとき、吠えて家族たちに危険を知らせてくれるでしょう。最近は一般家庭向けのセキュリティサービスも増えましたが、いまでも犬は最前線の警備員として家族を守ってくれています。

2:抜け毛やトイレで家の中を汚さない

どんなに気を遣ってあげていても、どうしても抜け毛は出てしまいます。また、トイレの問題もありますよね。家の中の汚れを気にする家族がいるのなら、外飼いにメリットを感じるかもしれません。

3:家の中の危険物から遠ざけられる

室内飼いの場合、電気コードや熱源など、犬にとって危険なものが少なくありません。外飼いにするのであれば心配がなくなるでしょう。

外飼いのデメリット

一方、外飼いにはデメリットもあります。

1:外部からの悪意を受ける可能性がある

ご近所に犬嫌いの人がいたり、やんちゃすぎる子どもが住んでいたりするのであれば、もしかすると心ないいたずらをされてしまうかもしれません。ひどいときには誘拐の可能性も。

2:暑さ対策、寒さ対策、悪天候対策が大変

犬種によっては暑さに弱い犬、寒さに弱い犬がいます。変化が激しい日本の四季を考えると、季節ごとに気を配ってあげる必要があります。悪天候のときには家のなかに入れるなど、対策が必要です。

3:通行人に無闇に吠えてしまう可能性がある

愛犬の警戒心が強すぎると、家の前を通りがかるだけの人にも吠えかかってしまうかもしれません。番犬としては頼もしいのですが、ご近所付き合いに悪影響が出てしまうほど吠えられるのは困りますね。

犬の室内飼いの特徴やメリット・デメリットは?

次に、今の時代の主流である室内飼いについて見てみましょう。室内飼いは寝食すべてを家の中でおこない、基本的には飼い主と生活空間を共有します。

室内で暮らすルールを覚えさせる必要はありますが、飼い主がいつもそばにいて変化に気付きやすいこと、適切な室温での快適な生活、外部の悪意にさらされにくいことなど、飼い犬を安定した環境で生活させてあげられる特徴があります。

ただ、外飼いと同様、室内飼いにもメリット・デメリットがあります。

室内飼いのメリット

室内飼いのメリットは次の3つが代表的です。

1:怪我や病気を防ぎやすい

いつも飼い主の目が届くため、体調不良の徴候に気付きやすく、病気を早期発見しやすくなります。また、脱走しにくいため外で怪我をする可能性を下げられます。

2:天気が悪くても心配しなくて済む

外飼いのときは豪雨や大雪のときに心配になりますよね。室内飼いならその心配がなく、いつも家の中で安心して暮らせます。

3:24時間いつでも一緒にいられる

愛犬と一日中、ずっと一緒に過ごせるのは最大のメリットではないでしょうか。愛犬も飼い主といつも一緒にいられるのはきっと嬉しいことでしょう。食事やトイレの様子に気付きやすいのも、24時間一緒ならではのメリットです。

室内飼いのデメリット

一方、室内飼いのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

1:部屋が汚れやすい、においが気になる

人間だけで暮らすときより、どうしても部屋が汚れやすくなります。とくに抜け毛に悩む方も多いようです。また、動物独特のにおいやトイレのにおいが気になる方も。

2:動物の毛にアレルギーを持つ人を招けない

アレルギーはどうしても個人で対応できません。自宅に誰かを招きたいときでも、動物の毛でアレルギーを発症してしまう方を呼ぶことができないのはデメリットだと言えるでしょう。
かなり一生懸命掃除をしても、アレルギー症状が出てしまうケースがあるそうです。

3:ライフスタイルによっては犬中心になってしまうことも

愛犬を可愛がるあまり、ライフスタイルが犬中心になってしまうケースもあるようです。たとえば、犬の動きやすさを優先しすぎた結果、人間が使えるスペースが少なくなってしまうようなことも。
あれやこれやと世話を焼き、優先しすぎて、甘やかされすぎた犬が「自分がこの家のリーダーだ」と勘違いさせてしまう可能性にも注意が必要です。

結局どっち? 犬の外飼い・室内飼いの選び方

犬の外飼い・室内飼いの選び方
犬の外飼い・室内飼いを決めるときには、前述したメリット・デメリットや住宅事情を考慮すると良いでしょう。

例えば、「室内飼いをしたいけれど、同居の家族がアレルギーで…」「どうしても家の汚れが気になってしまう」。こんな場合には外飼いを選択したほうが良さそうです。
「外に出して事故や誘拐にあったらどうしよう」「暑さや寒さでストレスを与えたら可哀想」。こんな場合なら室内飼いがオススメです。

外飼いも室内飼いも愛犬のことをよく考えて

今の時代は室内飼いが主流です。小型犬だけではなく、中型犬、大型犬も一緒に暮らしている家は少なくありません。室内飼いならではのメリットも多く、愛犬と家族が安心して暮らしやすい飼い方でしょう。
一方、外飼いにもメリットがあります。外飼いならではのメリットもぜひ考慮してみてください。

外飼い、室内飼いは、どちらも愛犬のことを考えているからこそ悩むものです。どちらを選ぶにしても、愛情をたっぷり注いであげてくださいね!

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知る・学ぶ 2022-10-27

インコを健康に長生きさせるポイントとは? 平均寿命や飼育時の体調管理について

インコは慣れてくると、飼い主の手に乗ってくれることもあるとても愛嬌があって可愛らしい鳥です。
ただ、インコは約330種類と数が多いため、実際に飼うとなるとどの種類を選ぶか悩むところです。
インコは種類によって寿命も大きく異なり、平均寿命が10年程度の種類もあれば、50年以上という種類もあります。

そこで今回は、飼育に向いているインコの種類や平均寿命、長生きさせる飼い方のポイントについてご紹介します。
これからインコを飼おうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

種類によって異なるインコの平均寿命や個性

まずはインコの種類ごとの平均寿命を知ることで、どの種類を飼うか決める参考の一つになります。
「なるべく長生きしてくれるインコが欲しい」、「寿命が長すぎるインコはちょっと困る」など、人によって背景は様々です。

また、インコの年齢に相当する人間の年齢も気にする必要があります。
飼い始めて数年経ったときに、そのインコが人間でいうと何歳なのかが分かれば、接し方を考えることができますね。

ここでは、インコの平均寿命を種類別にまとめてみました。

インコの種類と平均寿命

・セキセイインコ:7年~8年
・ボタンインコ:7~10年
・オカメインコ:15年~20年
・キボウシインコ:40~50年

ペットショップでよく見かけるセキセイインコやボタンインコに比べると、キボウシインコなどは平均寿命が40年、中には50年近く生きることもあるので、インコの種類によってはずっと世話ができるかをよく考える必要があります。

インコの人間換算年齢

最もポピュラーなセキセイインコを人間の年齢に換算すると以下の通りです。

・セキセイインコ誕生~2歳:人間の1歳~20歳
・2歳~5歳:人間の20歳~40歳
・5歳~8歳:人間の40歳~60歳
・8歳~11歳:人間の60歳~80歳

このようにセキセイインコの成長はとても早いため、一日一日を大切にしたいものです。

インコにはそれぞれ個性がある

人間にも個性があるように、インコも種類によって様々な性格があります。
人気の高い3種類のインコの一般的な性格を表すと、下記の通りです。

・セキセイインコ:陽気な性格、口数が多い
・オカメインコ:繊細で神経質な性格
・コザクラインコ:甘えたがり

飼育する前に、どの性格のインコが自分と相性が良いのか確認し、家族に迎えてあげてください。

インコを長生きさせるポイントと注意点

インコはペットの中では比較的長寿の動物ですが、適切な世話をしないと長生きするどころか早死にすることもあります。
インコに限らず、ペットを飼うのであればきちんと責任を持って育てなければなりません。

そのために気をつけたいポイントとしては下記の6点が挙げられます。

1.体重とフンで体調を確認する

インコの体調は、体重とフンで確認することができます。
例えば、体重が急に増えたら腫瘍や腹水、急に減ったら感染症など病気の可能性があります。
また、メスの体重が急に増えた場合は、卵を抱えている可能性があります。

体重でインコの体調を確認するには、毎日朝一番の飲食前に体重を測定し、気にかけましょう。
朝夕で体重が変わるため、毎朝というのがポイントです。
健康な状態から10%以上変化している場合は何かしらの異常がある可能性も。

また、目に見えるサインとしては、フンがあります。
インコのフンは餌によって多少異なりますが、基本的には深い緑色で固形です。軟便や異なる色のフン、水っぽいフンが見られたら、病気を疑って下さい。
フンに異常があるかどうかは判断をしやすいので、少しでも気になったら病院へ行きましょう。

2.睡眠時間を整える

通常、インコの睡眠時間は夕方から朝にかけてで、人間よりも少し長めです。
19時から7時くらいまでは寝かせてあげられるように、ゲージに黒い布を被せるなどして調整してあげて下さい。

3.決まったサイクルで日光浴をさせる

インコには週に3〜4回、10分程度の日光浴をさせることが大切です。
日光浴をすることでビタミンDが生成され、カルシウムの吸収を効率よく行うことができるからです。
特にカルシウムは骨の形成に不可欠で、不足するとインコの成長が遅くなったり、骨が折れたりする原因になります。

日光浴のポイントは、日光が当たる場所と当たらない場所を作ることです。
直射日光を避け、常に日光に当てるのはやめ、暑くなりすぎないように日よけになるようなものを用意して下さい。
また、ケージごと外に出す場合は、猫などの外敵に注意しましょう。

4.姿勢に気をつける

インコは日頃から羽を膨らませていることが多いのでわかりにくいかもしれませんが、寒い時や眠い時、病気の時にも羽を膨らませることがあります。
そんな時は部屋を暖めて様子を見たり、体重を測ったりして体調を確認すると良いでしょう。
尻尾が垂れ、身体が「くの字」に曲がっている場合は太り過ぎている可能性が高いです。

5.過ごし方に注意する

インコが床で過ごすことが増えた場合は老化や肥満、部屋が寒くないのに羽が膨らんでいる場合は、体温調節が上手くできなくなっていることが考えられます。
また、羽がいつもより垂れていたり、左右対称でなかったり、クチバシの色が変わったりしている場合は、病気の可能性もあります。

犬や猫の場合は、毛並みや動きなどで老化や病気がわかりやすいですが、インコの場合は外敵から身を守るために老化や病気を悟られないようにする習性があるため、わかりづらいです。
常にインコの姿勢や姿に気を配り、いつもと違うことに気づいたら、病院に連れて行ってあげましょう。

6.過度な発情を避ける

インコの過度な発情は生殖器の病気を引き起こし、寿命を縮める原因になるため発情している時は抑える必要があります。
発情期には、オスは嘔吐したりお尻を振ったり、こすったりする傾向が見られます。メスは攻撃的になり、嘔吐したり無精卵を産んだりすることがあります。
メスは卵を産むと身体に負荷が加わるだけでなく、時には詰まってしまうこともあり、最悪の場合死に至るので特に注意が必要です。

発情を防ぐためには、室温を低く保ち日照時間を短くするなどの対策をとりましょう。
また、飼い主との過度なふれあいによっても発情することがあるため、撫ですぎには注意しましょう。

インコがかかりやすい病気と対処法

インコはきちんと手入れをしないと病気になってしまうことがあります。
なかでもメガバクテリア症は、鳥の胃の中に生息する細菌が原因で起こる病気で食欲不振や嘔吐を引き起こし、進行すると死に至ることもあります。
インコにストレスを与えないこと、栄養のバランスを保つことが大切です。

そしてビタミンDが不足していると、ビタミンD欠乏症になり、骨折や骨粗しょう症、骨軟化症などの原因にもなり得ます。
ビタミンDの生成には日光浴が重要ですので、きちんと日光浴をさせてあげましょう。

なお、何らかの病気になった時のためにペット保険もありますので、加入しておくと医療費の一部が補償されることがあります。
大切なインコのために、念のため保険への加入を検討するのも良いでしょう。

インコが長生きできる環境を整えよう

インコが長生きできる環境を整えよう
インコはとても可愛く、飼い主にもよく懐くので一緒にいると楽しいペットです。
インコに限った話ではありませんが、健康管理をしっかり心がけることがペットの長生きにもつながりますので、日頃からよく観察しましょう。
体調の変化は飼い主にしかわからないことも多いので、少しでも長いあいだインコと楽しく暮らせるように気を配るようにしてあげてくださいね。

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知る・学ぶ 2022-10-13

一緒にカフェタイム! 愛犬と飲食店に入るときのマナー

愛犬と一緒に楽しいカフェタイムが過ごせるドッグカフェ。
最近ではドッグカフェのほかにもペット同伴可能な飲食店も増えてきました。愛犬と暮らす人ならぜひ行ってみたい場所ですよね。

一方でドッグカフェをはじめ、ペット同伴可能な飲食店に行くときには、気を付けておきたいポイントがあります。
どのような点に気を付けるべきでしょうか? 持って行くと便利なグッズも同時にご紹介します。

最初に注意したい! 「ドッグカフェ」と「ペット同伴OK」の違いについて

愛犬を一緒に連れて行っても良い飲食店と聞くと、ほとんどの人が「ドッグカフェ」を想像するでしょう。
しかし、じつは「ドッグカフェ」と「ペット同伴OKの飲食店」は違う性質です。

ドッグカフェの特徴

ドッグカフェは愛犬と一緒にカフェやお食事が楽しめるお店です。
犬専用のメニューが用意してあったり、犬が過ごしやすい環境が整えられていたりと、最初から「犬と一緒に来店したい人」へ向けた店作りがおこなわれています。

ほかにも飼い主や愛犬にとってメリットになることが多く、もし興味があるのならぜひ愛犬を連れて行ってあげてみてはいかがでしょうか?

・ほかの犬と触れ合い、社会性を高められる

普段は室内飼いの愛犬も、ドッグカフェでほかの犬と触れ合い、社会性を学ぶきっかけを得られます。もちろん飼い主たちの見守りは必要ですが、新しい経験をさせてあげられるチャンスですね。

・ドッグランがある店舗なら運動をさせてあげられる

お店によってはドッグランが設置されています。いつも行く場所とは違うドッグランに刺激を受け、愛犬も楽しく過ごせるのではないでしょうか。

・飼い主に「犬友達」ができることも

ドッグカフェでは普段のお散歩コースにはいない犬に出会うことも少なくありません。飼い主にも新しい犬友達ができるかもしれませんよ。

ペット同伴OKの飲食店の特徴

ペット同伴OKの飲食店はドッグカフェと違い、「ペットを連れて入っても良い普通の飲食店」です。愛犬家をメインターゲットにしたお店ではないため、訪問の際には意識しなければいけないポイントでしょう。

・ペットを連れて座れる席が限られていることが多い

ペット同伴OKの飲食店では、ペットと一緒に使える席が限られていることが多い傾向です。
「テラス席だけOK」「この席だけOK」など限定されており、どの席でもペットと一緒に使えるわけではありません。

・お店によってはペット同伴OKの時間帯を設けている

お店によってはペットが入店できる時間を決めていることもあります。
そのようなルールはお店ごとに違いますので、もし行ってみたいお店があるのなら事前に問い合わせをして確認してみると良いでしょう。

犬を連れて行くときの注意ポイント

愛犬と行きたいお店は決まりましたか? 次に、連れて行く前におさえておきたい注意ポイントについてチェックしましょう。

お店に行くのは最低限のしつけをしてから

ドッグカフェ、ペット同伴OKの飲食店のどちらでも、お店に行く前には愛犬に最低限のしつけをしておきましょう。
お店には愛犬のほかにも知らない犬がたくさんいます。普段の雰囲気と違い、愛犬が戸惑ったり、興奮したりしてしまうことも。トラブル防止のためには飼い主の指示にしたがえるようになっているほうが望ましいでしょう。

「まて」「おすわり」「ふせ」の3つは覚えさせておくと安心です。興奮した愛犬を冷静にさせることができます。
最低限のしつけはトラブル防止の意味もありますが、愛犬が快適に過ごせるための大切なポイントでもあります。飼い主と愛犬で協力し、しっかりマスターしてから出掛けましょう。

ワクチン接種を済ませていること

飼い犬に対して必要なワクチンの接種は終わっていますか?
万一のことを考えて、狂犬病をはじめとしたワクチンの接種を終えてからお店へ行きましょう。
お店によってはワクチンの接種証明を求めることがあります。お店に行ってから求められて慌てるより、先に問い合わせをし、必要なら準備をして行くとスムーズです。

ノミ・マダニなど害虫対策

普段からどんなにきれいにしていても、どうしてもノミやマダニの悩みは尽きません。
お店に行く前には愛犬をチェックして、害虫がいないことを確認しましょう。可能であれば行く前にお風呂に入れてあげると安心です。

女の子ならヒートに注意

愛犬が女の子なら、ヒート(生理)への注意が必要です。
ヒート中はお店に連れて行くより、自宅や慣れた場所でゆっくり一緒に過ごしてあげたほうが喜ぶかもしれません。

入店前にトイレを済ませておく

いくらペットを受け入れているお店でも、向かう先は飲食店です。入店前にトイレを済ませ、お店の中でトイレタイムを迎えることを避けるように気を付けましょう。
また、普段はきちんとトイレができる子も、いつもと違う雰囲気に粗相をしてしまうかもしれません。その確率を下げるためにも、入店前のトイレは有効ですよ。

店内ではリードをつないでおく

いくら犬やペットに理解があるお店でも、リードを外すのはマナー違反です。
ドッグカフェにはリードをつなぐフックが設置されていますので、必ず利用してください。ペット同伴OKのお店ではフックがないこともありますが、その際は飼い主がリードから手を離さないようにすると良いでしょう。

お店で人間の食べ物をあげてはいけない

自宅で飼い主と食べ物をシェアしている愛犬だとしても、お店の料理をシェアするのはやめましょう。
お店でシェアをすると「お店に来たらテーブルの料理をもらえるんだ」と覚えてしまい、ほかのテーブルのお客さんに迷惑をかけてしまうことになりかねません。
飼い主が食事中はおもちゃをあげて遊ばせておくか、持参したおやつをあげたり、お店にあるペット向けの料理を注文したりして一緒に食べるようにしましょう。

あると便利! 持って行くと役立つグッズ

自宅とは違う環境では、普段通りのケアをしてあげたいときにいつものグッズが使えないことも。
ここでは、ドッグカフェやペット同伴OKの飲食店に行くときに持っていくと便利なグッズをご紹介します。

マナーベルトやマナーパンツ

男の子の場合、マーキングをしてしまうことがあります。
それを避けるためにマナーベルトやマナーパンツを着用させましょう。うっかり粗相をしてしまったときの対策にもなります。

ステイマット

足元にいるときや椅子に乗ったとき、ステイマットがあると衛生を保ちやすくなります。とくに椅子やソファに乗せるのであれば、ほかのお客さんへの気遣いとしても重要です。
お店で貸し出しをしていることも多いのですが、いつも使っているステイマットのほうが愛犬を安心させてあげやすいでしょう。

携帯トイレグッズ

トイレシート、トイレットペーパー、マナーポーチなどがあると便利です。
万一粗相をしてしまったとき、飼い主が素早く片付けましょう。お店に向かう最中にトイレをしてもスムーズに処理することができます。

ルールを守って愛犬とすてきな時間を!

ルールを守って愛犬とすてきな時間を
お外でのカフェタイムは人間だけでも楽しいものです。そこに愛犬が一緒に行けたら、きっともっと楽しい時間になりますよね。
ルールやマナーを守り、一緒にすてきなカフェタイムを過ごしてください!

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知る・学ぶ 2022-09-21

恐竜も爬虫類だった?! 現存する爬虫類とその特徴について

動物の中で「爬虫類」と分類されているものがありますが、図鑑で見る恐竜にどこか似ていると思ったことはないでしょうか?
実は爬虫類と恐竜には共通点がいくつかあります。

そこで今回は、恐竜と爬虫類の関係性や、現存する爬虫類についてご紹介します。

恐竜と爬虫類の関係

恐竜はその姿や特徴から、爬虫類から進化したものと考えられています。
中生代三畳紀に爬虫類は大きな発展を遂げ、魚竜、真獣類、トカゲ(後のヘビ、モササウルス)、カメ、ワニ、翼竜、恐竜と多くのグループに分けられました。

そもそも爬虫類が陸に上がることができた理由

爬虫類が陸に上がることができた理由は、まず爬虫類の体の特徴である「硬い角質でできた丈夫な鱗や殻」にあるといわれています。
これによって、水がない陸上でも爬虫類の体からは水分が失われることがありません。
また、卵を覆っている殻が硬いということもあり、孵化するまで外敵から守り、乾燥に耐えられる強さを持っていることも理由になります。

中生代白亜紀は爬虫類の楽園だった

白亜紀には、現世とは比較にならないほど多くの爬虫類のグループが存在しました。
その中で現世に残っているのは、ご存知のように、トカゲ、ヘビ、カメ、ワニのグループだけです。
今から約6550万年前、現在のユカタン半島に直径10kmの巨大な隕石が落下し、この隕石は直径200kmのクレーター(チチュルブ・クレーター)を作り、大規模な火災と砂煙を発生させて気温を低下させました。
その結果、恐竜をはじめとする多くの生物が絶滅したのです(白亜紀末の大量絶滅)。

そんな中この過酷な環境を生き抜いた生物がいますが、その生き残った生物には恐竜に虐げられていたという共通点があります。
恐竜の時代、広大な陸と海の多くは、さまざまな恐竜に支配されていた中で、大型恐竜が生息しない「水辺」に生息する生き物たち、つまり現存する爬虫類です。
陸上にはティラノサウルスなどの巨大な肉食恐竜、そのほか海にも巨大な肉食恐竜がいました。
しかし、限られた生息地である川に生息する恐竜は少なく、爬虫類は川を生息地とし、巨大なワニなどの大型爬虫類が発達していったのです。

体温調節ができないという欠点が逆に利点に?

そうなると爬虫類はどうやって生きてきたのでしょうか?
爬虫類は、生存に必要な水がある水域に生息していて、水で高熱を避けつつも保温することができたため、厳しい環境でも生き延びることができたという説があります。

また、恐竜が体温を維持できる恒温動物で、爬虫類は体温を維持できない古いタイプの変温動物であったことも幸いしたとも言われています。

体温を維持するためには、大量の食料を必要としますが、ヘビやカメなどが冬眠するように、爬虫類は体温調節動物であるため、気温が低くなると代謝活動を低下させます。

鳥類も元は恐竜だった?

鳥類は恐竜から進化してきたと考えられています。
大型の恐竜が陸上を支配していたのに対し、鳥類となった恐竜は、他の恐竜が支配できない空を生息地としました。
地上で弱い鳥たちは、穴や木の空洞に巣を作り、このような隠れ場所によって、災害から逃れることができたのではないかと考えられています。

足首の関節が頑丈な構造で、脚は前後方向にしか動かせないという特徴を鳥類が受け継いでいるので、「恐竜は絶滅していない」と言われることさえあります。

恐竜は「鳥盤類」と「竜盤類」の2種類に分かれる

鳥盤類は、骨盤の形が鳥に似ていることからそう呼ばれていて、鳥盤類には、アンキロサウルス、ステゴサウルス、トリケラトプス、イグアノドンなどが含まれます。
そして竜盤類は、骨盤の形がトカゲに似ていて、四足歩行の草食動物ディプロドクスやスーパーサウルス、二足歩行の肉食動物アロサウルスやティラノサウルスが含まれます。

恐竜に近いワニ類

ワニは現生爬虫類でもっとも恐竜に近い種です。
すべての生物は、生物学的分類によって分類されていますが、まず基本的な情報で両者をみてみましょう。

本題の爬虫類の代表種「イリエワニ」は、どのように生物学上で分類されているのでしょうか?

・ドメイン 真核生物
・界 動物界
・門 脊椎動物門
・綱 爬虫綱
・目 ワニ目
・科 クロコダイル科
・属 クロコダイル属
・種 イリエワニ

イリエワニは上記ように分類されています。

では、恐竜の代表格であるティラノサウルスはどうでしょうか。

・ドメイン 真核生物
・界 動物界
・門 脊椎動物門
・綱 爬虫綱
・目 竜盤目
・科 ティラノサウルス科
・属 ティラノサウルス属
・種 ティラノサウルス・レックス

上記の分類になります。

ワニと同じ「綱」であることまでがわかります。
つまり、生物学的には恐竜も爬虫類の仲間なのです。
すると、生きている爬虫類(ワニなど)と絶滅した爬虫類(恐竜)は何が違うのでしょうか?
その答えは、立ち方と歩き方にあります。

恐竜は二足歩行を特徴としている

現在の爬虫類と恐竜の違いは、脚の付き方にあります。
ご存知のように、爬虫類は二足歩行をしません。脚は横に伸びています。
膝は90度近く曲がっていて、全体重を体全体で支えている。爬虫類の「爬虫」は「爪を立てる」「地面を這う」という意味ですが、まさに今の爬虫類がそうです。

一方、恐竜は脚が下向きに生えていたため、2本足で歩きました。
膝をまっすぐに伸ばし、2本の脚で全体重を支えることができたのです。
トリケラトプスなど4本足の恐竜もいますが、その祖先は2足歩行だったと考えられています。
もし、ワニと同じ爬虫類の「トカゲ」を見かけたら、その膝の角度に注目してみてもらえると、膝は90度近くまで曲がっているはずです。

日常生活で馴染みのあるトカゲについて

日常生活で馴染みのあるトカゲについて
爬虫類の中で最も身近な存在と言えるのがトカゲでしょう。
その数なんと約4,500種類も存在しています。
さまざまな環境に適応できるため世界中に生息していて、日本でも多くの種類が存在します。

トカゲの生態と特徴は?

トカゲの多くは4本足で長い尾を持ち、地上や樹上でも素早く移動することができます。
生息地は温帯林や熱帯林、高山、砂漠などさまざまで、ほとんどのトカゲは食虫類を含む肉食性ですが、中には植物食のトカゲもいることが知られています。
体温が周囲の環境に影響されやすく、寒いと感じたら暖かい太陽の下に行き、暑いと感じたら日陰や水の中に入るなどして体温調節をする習性があります。

「尻尾切り」は全てのトカゲがするわけではない

トカゲは外敵から逃げるために自分の尾を切ることが有名ですが、これは全てのトカゲが行うわけではありません。
尻尾を切るのは、ネズミやイタチ、鳥などの外敵に掴まれた時で、先を切って草むらに逃げ込み、残った尻尾が体から離れた後もしばらく動くため、敵がそれに気を取られている間に逃げることができるのです。
切断された尾は基本的には数ヶ月で再生しますが、前より小さくなったり、形が少し変わったりすることが多いです。

実は分類学的に見ると、トカゲはヘビとかなり近い存在で、トカゲの中にはヘビと同じように足がない種類も存在します。
トカゲとヘビの大きく異なる点は、ヘビはまぶたがない代わりに目が透明なうろこで覆われていたり、耳の穴の代わりに音を筋肉や骨に伝えて感知していたりすることが挙げられます。

好きな生き物の祖先や生態を調べてみよう

いかがでしたでしょうか。生物の分類や進化の過程を詳しく調べてみると「想像と違っていた」という情報がまだまだあることに気がつくと思います。
もし気になる生き物がいたら、生態や仲間、祖先などを調べてみると面白いことがわかるかもしれませんよ!

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