動物園

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楽しむ 2024-09-24

ナイトサファリの魅力とは? 昼間には見られない動物たちの行動を観察しよう

「ナイトサファリ」という言葉を耳にしたことはありますか?
昼間のサファリパークや動物園とは異なり、夜にだけ特別に楽しめるもので、夜行性の動物たちの自然な姿を間近で観察できると、多くの人々に人気です。
今回はそんなナイトサファリの魅力をご紹介します。

ナイトサファリの魅力とは?

ナイトサファリは、夜行性の動物たちが活動している時間帯に暗闇の中で観察するもので、基本的にはサファリパークや大規模な動物園で体験できます。
ナイトサファリの大きな魅力は、動物たちが自然のリズムで動き回っている姿をできるだけ近くで観察できることですね。
動物たちは、基本的に昼間は暑さを避けるために休息している場合が多く、日陰に隠れていたり、水辺で涼んでいたりするため、動きは少なく、ゆっくりとした時間が流れています。
しかし、夜になると気温が下がり、活発に動き始めます。
特に肉食動物や夜行性の動物たちは夜こそが本領を発揮する時間なので、昼間は見逃してしまうような生活を間近で観察できるのが、ナイトサファリの醍醐味です。

ナイトサファリでは、人工的なライトの使用が最小限に抑えられており、できる限り動物たちの生活に干渉しないような設備やプランで設計されています。
そのため、自然の中に溶け込むような静かな環境が保たれており、訪れる人々はその静寂の中で動物たちの本来の姿を観察できるのです。

観察できる動物たちは?

ナイトサファリでは、ライオンやトラ、ハイエナなどの大型肉食動物をはじめとする、多くの夜行性動物たちの姿を見られます。
これらの肉食動物は、日中はほとんど活動せずに夜になると狩りを始めることが多いのです。

昼間はあまり見られない獲物を探して森の中を歩き回る姿や、仲間とコミュニケーションをとっている様子を観察でき、その動きはとても迫力があります。
またハイエナやフクロウ、コウモリなどの夜行性動物も、ナイトサファリでしか見られない姿を見せてくれるでしょう。
さらに施設によっては肉食動物だけでなく、草食動物や昆虫、鳥類など様々な動物たちの活動も見られる場合もあります。
特にフクロウやコウモリなど、夜行性の鳥類は素早い動きが特徴的で、夜の闇を縫って飛び交う姿は興味深いですね。

そしてナイトサファリは動物観察だけではなく、夜の自然環境自体が作り出す特別な体験もできます。
暗闇の中で星空を見上げたり、風の音や動物たちのささやき声を聞いたりと、都会では味わえない静かなひと時を過ごすことができます。
自然との一体感を感じながら、心が癒される時間を過ごせるでしょう。

ナイトサファリの楽しみ方は?

ナイトサファリを最大限に楽しむためには、事前に適切な準備をしておくと、より充実した時間を過ごせます。

おすすめの時間帯

動物たちは夜になると活発に動き始めますが、その中でも特に観察に適した時間帯は夕方から夜にかけてです。
この時間帯は、動物たちが餌を探し始めたり、仲間と行動を共にし始めたりする瞬間など、貴重なシーンが多く見られます。
動物たちの活動的な時間帯を逃さないためにも、ナイトサファリの開始時間にはしっかりと注意しておきたいところですね。

必須アイテムと準備

暗闇の中で動物を観察するために必要なアイテムを準備しておくと、より快適に安心して楽しめます。
動物たちが遠くにいたり、物陰に隠れていたりする時のために、双眼鏡があると動物も鮮明に見られますね。
懐中電灯も欠かせないアイテムですが、普通の懐中電灯ではなく、動物たちに優しい赤い光を放つ懐中電灯を持っていくのがベストです。
施設によっては使用を禁止されているところもあるので、ルールに従いましょう。
また、特に夏場は蚊が多いため、虫除けスプレーや虫よけパッチなどを使ってしっかりと虫除け対策しておくと良いですね。
冬は防寒対策を忘れずに準備しておきましょう。

ナイトサファリでの安全対策

ナイトサファリで野生の動物と触れ合うためには一定の安全対策が必要です。
動物たちは野生に近い状態で過ごしているため、私たちが予測できない行動を取ることも考えられます。
ですので、安全な距離を保ちながら観察するのが基本となります。

野生動物との安全な距離の取り方

夜間は人間の存在に敏感になることがあるため、観察する際はガイドの指示に従いながら適切な距離を保ちましょう。
動物たちにあまり近づきすぎると、ストレスを与えたり、攻撃的な行動を取られたりする危険性があるため、できるだけ静かに、遠くから観察するのが大切です。

安全に楽しむためのルール

多くのナイトサファリでは、いくつかの重要なルールが設けられています。
まず、動物たちは音に非常に敏感で、大きな声や物音が不安を与えてしまう恐れがあるため、観察中はできるだけ静かに過ごすよう心がけましょう。
またフラッシュは動物たちの目にダメージを与えてしまう可能性があるので、ほとんどの施設ではフラッシュ撮影が禁止されています。
そのほかにも、指定されたルートから外れない、動物に対して手を伸ばしたりエサを与えたりしないなど、ガイドや施設のルールをしっかりと守りながら、安全に楽しみましょう。

子ども連れでの参加時のポイント

子どもと一緒にナイトサファリに参加する場合、特に事前にしっかりと準備しておくことをおすすめします。
まず、子どもが飽きないように工夫しましょう。
動物の名前や習性について事前に調べておき、子どもと一緒に学んでおくと観察中に「この動物はこういう生活をしているんだ」と興味を持って観察できますよね。ナイトサファリに参加する前に、動物に関する絵本や動画を見せていれば、実際に見たときに子どもが感動するポイントが増え、より楽しめるでしょう。

さらに夜間は子供が疲れたり眠くなったりしやすい時間なので、こまめに休憩を取り水分補給を忘れずに、軽食を用意しておくのも良いですね。

料金と事前予約について

ナイトサファリの料金は施設によって異なりますが、基本的にはツアー内容や時間帯によって料金が変動することが多いです。
例えば、ガイド付きのツアーや特別な体験が含まれる場合は、通常の入場券よりも高額になる場合がありますね。
しかし、家族割引やグループ割引、平日割引などの特典を利用すれば、比較的お得に入場できるでしょう。

ただ、ナイトサファリは夜間の限定的な時間帯で開催されるため、チケットの数にも限りがあり、希望の日時に参加したい場合は早めに予約をしておくことをおすすめします。
特に観光シーズンや週末には混雑が予想されるため、事前にオンラインでチケットを予約しておくと当日スムーズに入場できて余裕を持って楽しめます。
オンラインでの予約は多くの施設で提供されており、公式サイトや旅行代理店を通じて予約できるのでぜひお出かけの前に確認して下さいね。

開催されている動物園を調べて行ってみよう!

このように、ナイトサファリでは自然の中で生きる動物たちのリアルな姿を体験できるため、その場にいるだけで自然と一体になったような感覚を味わえます。
日中のサファリパークや動物園とは違い、静かで落ち着いた雰囲気の中で、動物たちの息づかいや足音を感じながら過ごす時間は貴重なものです。
もし興味があれば、ナイトサファリを開催している近くの動物園を探して参加してみてはいかがでしょうか?

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楽しむ 2024-08-29

動物園をもっと楽しむ! マナーを守って動物たちと仲良く過ごそう

動物園は、動物たちの魅力を間近で感じながら学びや楽しみを得られる特別な場所です。しかし、動物たちの健康や安全を守るためには、来園者が守るべきマナーも多くあります。
そこで今回は、動物園を最大限に楽しむためのポイントと、守るべきマナーについて分かりやすく解説します。

動物園をもっと楽しむポイントとは?

動物園を訪れる際には、ただ動物を見るだけでなく、工夫して楽しむことでより豊かな体験が得られます。

事前リサーチを行う

動物園を訪れる前に、展示されている動物やその特徴をリサーチしておくと、より充実した時間が過ごせることでしょう。
特に珍しい動物や注目の展示、イベントが行われる日程などを事前に確認しましょう。公式ウェブサイトやガイドブックを活用することで、当日のスケジュールも立てやすくなります。

ゆっくり観察する

動物園では、動物たちの自然な行動を観察するために時間をかけることも大切です。動物がどのように動き、何をしているのか、どんな仕草をするのかをじっくりと観察することで、より深い理解と楽しみが得られます。また同じ場所でしばらく待つと、動物の違う一面を見られることもあります。

スタッフに質問してみる

動物園には飼育員や専門スタッフがいるので、動物に関する質問をしてみると新しい発見があるかもしれません。
飼育員によるガイドツアーやトークイベントがある場合は、積極的に参加してみましょう。動物の生態や飼育の裏話を聞くことで、より豊かな知識を得ることができます。

季節や天候を考慮する

動物たちは季節や天候によって行動が変わります。暑い日には動物たちが日陰で休んでいることが多く、寒い日には活発になる動物もいます。また、雨の日には屋内展示を中心に回るなど、天候に応じた楽しみ方を工夫することで、どんな日でも動物園を楽しむことができます。

写真撮影を楽しむ

動物園での写真撮影は思い出を残す良い方法です。ただし、フラッシュを使わずに撮影するよう心がけましょう。フラッシュは動物にストレスを与える可能性があるため、使用は控えるべきです。また、撮影禁止のエリアや動物がいる場合は、その指示に従いましょう。

動物園でのマナー

動物園は動物たちの生活空間でもあり、彼らを尊重するために来園者が守るべきマナーがあります。

餌を与えない

動物園では、動物に餌を与えることは禁止されています。動物たちは専用の食事を飼育員によって管理されています。勝手に餌を与えると、動物の健康を害するリスクがあるため、絶対に行わないようにしましょう。

静かに観察する

動物たちは音に敏感です。大きな声を出したり、柵やガラスを叩いたりすることは避け、静かに観察しましょう。動物が驚いたり、ストレスを感じたりしないように、できるだけ落ち着いた行動を心がけることが大切です。

ゴミは必ず持ち帰る

動物園内のゴミは、必ず指定のゴミ箱に捨てるか、持ち帰るようにしましょう。ゴミが動物の展示エリアに入ると、誤って食べてしまう可能性があり、健康に害を及ぼす危険があります。美しい環境を維持するためにも、ゴミの管理には注意を払いましょう。

ペットを連れて行かない

多くの動物園では、ペットの持ち込みが禁止されています。ペットが他の動物にストレスを与えたり、感染症のリスクをもたらす可能性があるためです。ペットは自宅で留守番させるか、ペットホテルといった施設を利用しましょう。

指定されたルートを守る

動物園には、来園者が安全に動物を観察できるように観覧ルートが設定されています。指定されたルートを守り、柵を越えたり、立ち入り禁止エリアに入ることは避けましょう。これにより、動物たちの生活環境を保護し、来園者自身の安全も確保されます。

動物園の役割と意義について

動物園は単なるレジャー施設ではなく、教育や保護活動の重要な役割を担っています。

教育の場としての動物園

動物園は、動物や自然環境について学ぶ場として機能しています。特に子どもたちにとっては、実際に動物を観察することで自然の大切さや生態系について理解を深める貴重な機会です。動物園では、教育プログラムやワークショップも開催されており、これらに参加することでより深い学びが得られます。

保護活動と種の保存

多くの動物園では、絶滅の危機に瀕している動物の保護活動が行われています。野生での生息数が減少している動物たちを保護し、繁殖させることで、種の保存に寄与しています。また、動物園は来園者に対して、野生動物保護の重要性を啓発する役割も担っており、自然保護意識を高めるための情報提供も行っています。

研究の拠点としての動物園

動物園は、動物の行動や生態についての研究が行われる場所でもあります。飼育環境下での研究は、野生動物の保護や飼育技術の向上に貢献しています。これらの研究成果は、動物たちの福祉を向上させるために活用され、動物園全体の運営や飼育方法の改善に役立てられています。

動物園を訪れる際の準備

動物園を快適に楽しむために、訪問前の準備は重要です。

適切な服装を選ぶ

動物園を訪れる際は、なるべく動きやすく、天候に適した服装を心がけましょう。特に、季節ごとの天候に対応できる服装が必要です。また園内を長時間歩くことになるため、履き慣れた靴を選ぶことをおすすめします。暑い日には帽子や日焼け止め、寒い日には防寒具を準備しておくと良いでしょう。

持ち物を準備する

カメラや双眼鏡、飲み物、軽食など、動物園を楽しむための持ち物を準備しましょう。特に水分補給は重要で、夏場はこまめに水分を摂るよう心がけてください。飲食物は動物に与えないようにし、自分で管理することが必要です。

チケットや営業時間を確認する

動物園のチケットは、オンラインで事前に購入できる場合があるので買っておくと当日の入場がスムーズになります。また、訪問前に動物園の営業時間や特別イベントの情報を確認しておくと良いでしょう。混雑が予想される日は、早めに訪れるか、平日に訪問することを考慮して計画を立てると良いでしょう。

動物園での特別な体験

動物園では、通常の観覧に加えて、特別な体験ができるプログラムも数多く提供されています。

バックヤードツアー

バックヤードツアーは、普段は見ることのできない動物園の裏側を見学できる貴重な体験です。このツアーでは、飼育員の仕事や動物たちの生活の裏側を知ることができます。予約が必要な場合が多いため、事前にチェックしておきましょう。

ふれあい体験

動物園によっては、ヤギやウサギなどと直接触れ合えるエリアが設けられていることがあります。これらの体験は、特に子どもたちにとって楽しく貴重な機会となりますが、動物たちに優しく接し、ふれあいのルールを守ることが重要です。

まとめ

動物園は、動物たちとの触れ合いを通じて楽しみながら学びを得られる場所です。事前の準備やマナーを守ることで、動物たちに優しく、安心して楽しむことができます。動物園が果たす教育や保護の役割も理解し、動物たちとの時間を充実させましょう。

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楽しむ 2022-02-07

ゆっくりと過ごしたい方にオススメ! 人気の「小さな動物園」5選

休日のおでかけスポットとして大人気の動物園。しかし、規模の大きな動物園になると多くの人々が訪れて、時期によっては大変混雑することが予想されますよね。
そこで、「できるだけ混雑は避けて、自然を満喫しながらのんびりゆっくり過ごしたい」という方はぜひ「小さな動物園」に足を運んでみてはいかがでしょうか?

比較的規模が小さい動物園は、大型の動物園に比べてゆっくり回れるだけでなく、リーズナブルで満足度の高いスポットが多いのでオススメです。
今回は、関東の動物園の中からゆっくりと過ごせる「小さな動物園」を5つご紹介します!

※昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響で各施設の営業日や営業時間、イベント内容やスケジュールなどが変更となっている可能性がありますので、お出かけの際は各公式サイトをご確認ください。

江戸川自然動物園(東京都)

江戸川自然動物園は、東京都江戸川区の行船公園内にある動物園です。
オーストラリア政府の認定動物園で、オーストラリア南東部・タスマニアに生息するベネットアカクビワラビーをはじめ、レッサーパンダやプレーリードッグ、オオアリクイやブラウンケナガクモザル、ペンギンやリスザルなど約60種550点の動物を見ることができます。
なかでも、子供たちから大人気の「ふれあいコーナー」ではヒツジやヤギに触れたり、ウサギやモルモットを抱っこしたりすることができるので、ふわふわでモフモフな動物たちに癒されることでしょう。

また、江戸川自然動物園は入場料が無料で楽しめるのが大きな魅力となっており、行船公園内では釣り堀や遊具広場もあるので一日中満喫することも可能です。
地下鉄東西線の西葛西駅から徒歩15分とウォーキングに丁度いい距離なので、天気のいい日は散策しながら四季折々の自然を楽しむのもオススメですよ。

動物園の正面となりにあるサービスセンターでは、可愛らしい動物たちの缶バッヂやマグネット、ヒツジのキーホルダー、クリアファイル、メモ帳やポストカードなどのグッズが販売されているので、江戸川自然動物園を訪れた思い出にいかがでしょうか?

井の頭自然文化園(東京都)

井の頭自然文化園は、東京都武蔵野市・井の頭公園の一角にある動物園です。
開園は1942年とその歴史は古く、井の頭公園の3分の1を占める広大な敷地の動物園には人気のペンギンやカピバラ、アカゲザルやヤギ、ニホンカモシカやヤマアラシなどをはじめ、170種類を超える動物たちが飼育されています。
また、2016年まで飼育されていたアジアゾウの「はな子」は、第二次世界大戦後に日本に初めてやってきたゾウとして世代を超えて多くの人々から愛されていました。

園内には、モルモットを抱っこできる「モルモットふれあいコーナー」やリスの行動が間近で観察できる「リスの小怪」、季節ごとに色々ないきもの探しが楽しめる「いきもの広場」や淡水のいきものが幅広く展示された「水生物園」、彫刻家・北村西望の作品が展示されている「彫刻館」などのスポットも充実しています。
さらに、井の頭公園はティーカップやメリーゴーランドが楽しめるミニ遊園地や芝生広場など、動物園のほかにも子供から大人まで楽しめるエリアがたくさんあるので一日中飽きることなく過ごせることでしょう。

吉祥寺駅から徒歩約10分とアクセスも抜群なので、休日にはカップルから子供連れのファミリーまで幅広い世代の人々が井の頭公園の豊かな自然を満喫しています。

碑文谷公園(東京都)

碑文谷公園は、東京都目黒区にある公園です。周辺住民の憩いの場として親しまれており、目黒区内では清水池公園と並んで最も古い公園の一つです。
園内の「こども動物広場」では、モルモットやうさぎ、犬などの動物を無料で触ったり抱っこしたりすることができます。

また、中学生以下の子供を対象にポニー乗馬を体験(有料)することができ、園内約150メートルのコースを往復します。
さらに、動物のお世話や乗馬を通じて生きものを愛する心を育てて協調性などを学ぶ「ポニー教室」があるほか、年に一度開催されるイベント「ポニーまつり」では、人形劇や模擬店、バザーやゲームコーナーなどの様々な催しが行われています。

碑文谷公園の「こども動物広場」は普段動物と接することが少ない都会の子供たちが小動物やポニーと触れ合うことができる貴重な施設であり、休日になると子供連れのファミリーで賑わっています。
そのほかにも遊具のある広場や、公園内にある碑文谷池では土日祝日に手漕ぎボートが楽しめるので、春は桜、夏の木々の緑といった豊かな自然を満喫しながらゆったりとした時間を過ごせます。
東急東横線の学芸大学駅から徒歩6分とアクセスも抜群なので、休日のお散歩にオススメですよ。

大宮公園小動物園(埼玉県)

大宮公園小動物園は、埼玉県さいたま市の大宮公園内にある動物園です。
1953年に開園し、現在はハイエナやアカハナグマをはじめ、ニホンザルやミニブタ、ヤギやカピバラ、オオフラミンゴやシラコバトなど60種類以上の動物が飼育されており、入場料金は無料で楽しむことができます。

様々なイベントも随時行われており、気持ち良さそうにお湯に浸かるカピバラが見られる「カピバラの湯あみタイム」や動物に触れて命のあたたかさを学ぶ「テンジクネズミのふれあいタイム」をはじめ、優秀なハンターとして知られるハイエナや優れた運動能力を持つツキノワグマなど、一度は見てみたい動物たちの貴重な姿が盛りだくさんです。

そして、大宮公園は広大な敷地で豊かな自然に恵まれており、特に桜が綺麗な時期はお花見スポットとして多くの人で賑わいます。「さくら名所100選」にも選ばれている1200本もの桜の木が広がる光景は圧巻です。
そのほかにも昔懐かしい乗り物が楽しめるミニ遊園地や、パワースポットとしても注目されている氷川神社など、近隣に人気の観光地が揃っているのが大宮公園の魅力です。

野毛山動物園(神奈川県)

野毛山動物園は、神奈川県横浜市の野毛山公園内にある動物園です。
動物園でおなじみのライオンやキリン、チンパンジーやダチョウ、レッサーパンダなどをはじめとする100種類以上の動物が飼育されており、さらに入場料は無料で楽しめる人気スポットです。
「誰もが気軽に訪れ、楽しめる動物園であり、小さな子供がはじめて動物に出会い、ふれあい、命を感じる動物園」をコンセプトとして1951年に開園し、2021年には70周年を迎えました。

年間を通して様々なイベントが開催されており、「なかよし広場」ではモルモットやハツカネズミなどとのふれあい体験を通して子供たちが命の大切を学ぶプログラムなどが行われています。
また、園内ではカフェも利用することができ、野毛山動物園の人気者・インドライオンのラージャーがモデルとなったお子様ランチや、「カグー」のジェラートアイスがオススメです。
入園口横にある「なかよしショップ」ではおみやげも購入でき、なかでも野毛山限定のアリクイハンドパペットなどは訪れたら絶対に手に入れたいアイテムです。

なお、野毛山公園はJR京浜東北線・横浜市営地下鉄の桜木町駅から徒歩15分ほどのところにあるので、横浜の街をゆっくりと散策しながら訪れるというコースも素敵ですね。

お気に入りの動物園を見つけよう!

まとめ
ゆっくりと過ごせる関東の「小さな動物園」をご紹介しました。
国内屈指の大型動物園に足を運んで、貴重な動物たちを観察したり、大迫力・大興奮の体験を味わったりするのも動物園の醍醐味ですが、ゆっくりのんびりとしたい気分の日には豊かな自然の中で過ごせるスポットへ足を運んでみてはいかがでしょうか? きっと動物たちが忙しい毎日の疲れを癒してくれることでしょう。

※昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響で各施設の営業日や営業時間、イベント内容やスケジュールなどが変更となっている可能性がありますので、お出かけの際は各公式サイトをご確認ください。

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楽しむ 2022-01-18

冬の動物園に行ってみよう! 冬ならではの見どころや楽しみ方とは?

「冬の動物園は寒いから行かない」、「動物は冬眠するから夏の方が良いのでは?」と考えている方は多いのではないでしょうか?
確かに真冬の時期に屋外施設に出かけるのは寒さを考えると、億劫になるかもしれません。
また、冬の動物は冬眠しているイメージがあるため、動物園に行っても動物はいないと思っている方も多いでしょう。

しかし、冬の動物園には夏にはない様々な魅力が存在し、冬だからこそ味わえる楽しみがあります。
そこで今回は、冬の動物園の楽しみ方や、冬にしか見ることのできない動物たちの姿などについてご紹介します。

冬の動物園の楽しみ方とは?

動物園のシーズンは春から秋とイメージしている方は多いですが、冬の動物園ならではの楽しみ方があります。
ここでは、冬だからこそ味わえる動物園の楽しみ方をいくつか挙げていきます。

冬の動物園では冬眠する動物にも会える

冬の動物園では、本来なら冬眠しているはずの動物たちに会うことができます。
多くの動物にとって冬の時期は餌の確保が難しいため、冬眠をして消費するエネルギーを抑えて冬を越します。
しかし、動物園では冬であっても安定して餌を得ることができるため、動物たちが冬眠する必要がありません。

そのため、本来冬ではお目にかかれないクマやリスなどの動物たちであっても、動物園に行けば会うことができるのです。
冬眠する動物が冬に活動しているのを見ることができる機会はなかなかないため、珍しい姿を見ることができる良いきっかけとなるでしょう。

動物の行動が見やすい

冬の動物園は、他の季節よりも動物の行動が見やすいです。
夏の動物園の場合、動物が木々に生い茂った葉に隠れてしまい、見どころを逃してしまうこともあります。
しかし、冬の動物園は木々の葉が落ちているため、動物たちの愛らしい姿や行動を見逃しにくくなります。
動物がよく見える角度もたくさんできるため、その分シャッターチャンスも多くなるでしょう。

冬限定のイベントも開催されている

動物園の中には、冬限定のイベントを行っているところも数多くあります。
例えばウインターイルミネーションやスタンプラリー、その他クリスマス・バレンタイン関連イベントなど、動物園ごとに様々な冬限定のイベントを行っているため、お近くの動物園で好みのイベントが行われていないか調べてみましょう。
冬にしか味わえないイベントに参加することで、特別な思い出にもなるため大変おすすめですよ。

冬にしか見ることができない動物の姿もある!

冬にしか見ることができない動物の姿もある
動物の中には、冬にしか見せない姿を見せるものもいます。夏とは大きく異なる冬の姿はその動物のイメージを大きく変えるかもしれません。動物の違った一面を見ることで、さらに動物が好きになるきっかけにもなるでしょう。

冬に一番元気になるレッサーパンダ

レッサーパンダは寒さに強い動物です。元々寒い地域に住んでいる生き物であり、温かい被毛で全身を覆っています。
そのため、夏には木陰でゆっくりと休んでいることが多いですが、冬になると無邪気に遊び回ります。
特に雪が積もっていると無防備な姿で雪まみれになってじゃれ合う姿を見ることができ、思わず頬が緩んでしまうでしょう。

集合して寒さを凌ぐニホンザル

ニホンザルは冬の寒い時期になると、集合してお互いの体を温め合って寒さを凌ぎます。
猿が団子のようにくっついている姿から「猿団子」とも呼ばれています。愛らしくもどこか可笑しい光景は、シャッターチャンスになること間違いなしです。
ちなみに、ニホンザルは集団内の順位序列が存在しており、高順位のオスほど猿団子の内側で多くの個体と接触しているのです。

冬こそ本領発揮のホッキョクグマ

ホッキョクグマは北極圏を生活の場としているため、寒さに強い動物です。一方で、暑さには強くないことも特徴で、夏場は屋内展示にしている動物園も多く、暑さでぐったりしている姿もしばしば見られます。
ホッキョクグマといえば、雪や氷の上で活発に活動している姿をイメージする方も多いのではないでしょうか?
そのイメージ通り、冬になると夏場より元気になり、雪の上や水の中で活発に行動する本来の姿を見ることができるでしょう。
特に雪の中にいるホッキョクグマは、土で汚れやすい夏とは異なり、身体の白さが美しく映えるため大変おすすめです。

絶滅危惧種のアムールトラ

アムールトラは、ロシアと中国東北部に流れるアムール川付近に生息しており、雪の中で活発に行動する動物です。
野生のアムールトラは約500頭しかいないといわれており、国際自然保護連合によるレッドリストでは絶滅危惧種に設定されています。
オスの場合、体長が3メートル近くの個体もおり、間近で見た時の迫力は抜群です。非常に希少な動物になるため、是非一度は見に行ってみてはいかがでしょうか。

季節によって毛色が変わるエゾユキウサギ

季節によって毛色が変わるエゾユキウサギも冬の動物園では要チェックです。
ユキウサギの亜種であるエゾユキウサギは温かい時期は褐色の毛色を持ちますが、冬になると真っ白な体毛に生え変わります。雪の色に溶け込む姿は美しさを感じるでしょう。
また、冬になるほど行動時間が長くなることも特徴のため、冬の動物園はエゾユキウサギの観察にピッタリの季節と言えます。
飼育管理が非常に難しい動物ですが、東京の多摩動物公園では飼育に成功しており愛らしい姿を見ることが可能です。

幻の動物とも言われていたユキヒョウ

標高が数千メートルの、人間が生活しない地に生息していたことから「幻の動物」とも呼ばれていたユキヒョウも冬の動物園の見どころです。
年中長めの体毛で覆われていますが、冬になるとさらに毛が伸び、寒さに備えます。また、足の裏まで体毛で覆われ、防寒対策と雪道でのスリップを防止しています。
さらには肺の中に冷たい空気が入らないようにするための鼻腔を備える等、まさしく冬の動物といえるでしょう。

冬には一回り大きくなるホンドタヌキ

ホンドタヌキは夏と冬でガラッと見た目が変わります。夏場はスリムに見える見た目ですが、冬になると体毛が伸び、モコモコとした見た目に変わります。
一回り大きくなった姿は多くの人がイメージするタヌキ像に近く、自然と口が緩むこと間違いなしです。

冬の動物園は服装に注意しよう!

冬の動物園に行く際の服装で重要なポイントが「防寒対策」と「雪対策」です。動物園は屋外施設のため、寒さの中で数時間滞在する必要があります。
薄着で来場すると寒さに負けてゆっくり周ることもできなくなってしまうでしょう。ゆっくり動物園を楽しむためにも、十分な防寒対策を行った上で来場することが大切です。

また、タイミングによっては雪対策も重要です。雪が降っても、動物園側で除雪はしていることが多いですが、うっすらと氷が張っている場合もあります。
その際にヒール等の動きにくい靴を履いている場合、滑って怪我に繋がる可能性もゼロではありません。

せっかくの動物園のためオシャレをしたいという気持ちもあるでしょうが、まずは寒さ対策と雪対策をしっかり行うことが大切です。

まとめ

冬の動物園の楽しみ方や、冬にしか見ることができない動物たちの姿などについてご紹介しました。
冬のお出かけ先として動物園を選択する方は少ない傾向にあります。しかし、冬の動物園には他の季節にはない特色があり、冬だからこそ楽しめる要素が数多くあります。
動物たちのイメージがガラッと変わり、新たな魅力が見つかるきっかけとなることもあるので、是非冬の動物園に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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知る・学ぶ 2021-12-23

油断大敵! マイカーでサファリパークを見学する際の注意点

ライオンやトラ、キリンがすぐそばにやってくる……。興奮と好奇心で誰もが思わず「うわーっ!」と声をあげてしまいそうになるサファリパークは、車で敷地内を移動しながら動物たちを近くで見られる動物園の一形態です。
まるで大自然の中で動物たちと遭遇したような迫力満点の感覚を味わえるテーマパークとして1970年代に宮崎県で初めて登場して以来、多くの人々に貴重な動物観察の機会を提供してきました。

しかし、そんなサファリパークでは不幸な事故も何件か発生しています。サファリパークは基本的に小さなお子さん連れでも楽しめる安全なテーマパークですが、見学者の不注意により想定外の事故が起こってしまうことがあるのです。特にマイカーでの見学中の事故は多い傾向に……。

そこで今回は、マイカーでサファリパークを見学する際の注意点についてご紹介します。
「今度の休日はマイカーでサファリパークに行こう!」と考えていらっしゃるご家庭は、この注意点をよく確認してからお出かけしてください。

何が起きた? サファリパークでの事故

大きな動物たちが闊歩するサファリパーク。その中を車で移動するのですから、施設運営側はしっかり安全対策を行っています。
しかし、それでも事故が発生しているのが現実。
特に、見学中に車を降りたことで動物から襲われてしまう事故は国内外を問わず発生しており、死亡事故という最悪の結果になることも珍しくありません。

開いていた窓からライオンが襲いかかる(南アフリカ)

2015年には南アフリカのサファリパークを車で見学していた観光客が、ライオンに襲われて亡くなりました。事故の原因は車の窓を開けていたこと。開いていた窓からライオンが飛び込んで襲いかかったのです。
施設側は車の窓を閉めるよう指導していましたが、守られていませんでした。

見学中に降車したところをトラが襲いかかる(北京)

2016年には中国・北京のサファリパークでも事故が発生。車で見学中の女性が車を降りたところにトラが襲いかかり、亡くなりました。施設側は絶対に降車しないよう指導していましたが、やはり見学者側の不注意で取り返しのつかない事故が発生してしまったのです。

サファリパークでは動物の扱いに慣れている飼育員でさえ、突然噛みつかれて重傷を負う事故が発生していますから、見学者は適度な緊張感を持ちつつ、施設の規則をしっかり守らなければなりません。直接指導・注意するスタッフが同乗していないマイカーで見学する場合は特に、です。

サファリパークをマイカーで見学する際の注意点とは?

事故と聞くとサファリパークが危険な場所のように思えますが、規則を順守すれば回避できることがほとんど。
サファリパークは基本的に安全に楽しめるテーマパークであることを前提に、マイカーで見学するときは次の点に注意しましょう。

見学中に車の窓やドアは絶対に開けない!

見学者が巻き込まれる事故のほとんどは、見学中の降車や窓開けによるものです。
窓やドアが開いていれば、自分たちのテリトリーに入ってきた人間に警戒心を抱き、動物が襲いかかるのは当然予想できる展開です。
マイカーは乗り慣れている車なだけに緊張感を保ちづらい面がありますが、そこはしっかり気持ちを持ち直していただきたいところ。
見学中は絶対にドアや窓を開けず、間違っても車から降りないでください。何かあればクラクションを鳴らして施設のスタッフに知らせましょう。

ドアは必ずロックする

車のドアは必ずロックしましょう。動物が車に近づいた際、偶然ドアを開けてしまうことがあるようです。
海外では実際にライオンがドアを開けてしまった事例があるので、車に乗ったあとは同乗者全員でドアがロックされていることを確認しましょう。

ペットは連れて行かない

ペットをマイカーに乗せたまま見学はできません。これはペットのにおいや鳴き声でサファリパークの動物たちを刺激しないようにするためです。
安全な見学のためにも、ペットにはおうちでお留守番してもらいましょう。
さまざまな事情によりペットを連れていかなければならない場合は、施設に預けてください。施設によっては預かり所を設けていることがあります。ただし、預かれる動物は制限されているので、利用する際は事前の確認をお忘れなく。

新車や高級車は使わない

見学中、車に興味津々の動物が急接近してくることがあります。これは絶好の観察チャンスですが、ときには動物が車を引っ掻いたり叩いたりすることも。
そうすると車は大なり小なり傷つくため、マイカー見学する際は新車や高級車を使わないようにしましょう。
万が一、車が傷ついてしまった場合でも施設側は責任を負えません。

持参した食べ物を動物たちに与えない

動物たちに餌付けできるゾーンでは、施設が用意している餌以外は与えないようにしましょう。動物たちの健康を害する恐れがありますし、いつもとは違ったにおいが刺激となって興奮し始める可能性があるからです。
サファリパークはお弁当やお菓子を持ち込めることが多いですが、これらはあくまで人間用。動物たちがいくらかわいくても、絶対にあげないでくださいね。

観光バスの利用も検討する

サファリパークは観光バスでも見学できます。マイカーを汚したくない方や運転に自信がない方は、こうした観光バスを利用してみてはいかがでしょうか。
観光バスならスタッフも同乗するので安心ですし、動物の生態に関する解説もあるのでサファリパークをより深く堪能できるでしょう。

制限速度を守り、急ブレーキや急発進はしない

マイカーで自由に移動できるエリアでは制限速度が設けられているので、見学中は必ず速度を守ってください。また、動物が接近して驚いても急発進しないようにしましょう。急ブレーキもまた然り。こうした動きは動物たちを刺激してしまいます。
異変を察知した場合はクラクションを鳴らしてスタッフを呼んでください。

関東近郊の大人気サファリパーク3選!

関東近郊の大人気サファリパーク3選
国内には北から南まで10ヵ所以上のサファリパークがありますが、そのなかでも人気がある関東地方のサファリパークをご紹介します。

那須サファリパーク(栃木県那須郡)

那須サファリパークは那須郡の豊かな自然に囲まれたサファリパークで、毎年多くの観光客で賑わっています。
特に希少種であるホワイトライオンは注目の的。白い毛に覆われたその姿は神々しく、アフリカでは「神の使い」といわれるだけのことはあります!

富士サファリパーク(静岡県裾野市)

サファリパークといえば、こちらの富士サファリパークを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
日本最大級を誇る大規模サファリパークでもあるので、1日かけて動物たちの世界を堪能したい方にはおすすめです。
自然の中でライオンやトラがゆったり過ごす姿はダイナミックでありながらも、どこか家猫のようなかわいらしさもあります。

群馬サファリパーク(群馬県富岡市)

1979年開園の群馬サファリパークは、ライオンやトラ、チーター、オオカミ、水牛、サーバルなどの動物観察のほか、敷地内遊園地でのアトラクションも楽しめる総合テーマパークです。
施設の近くには世界遺産に登録された富岡製糸場もあるので、サファリパークの後は世界遺産を見学して国内産業・労働の歴史に思いを馳せるのも良いですね。
なお、群馬サファリパークではホワイトタイガーに餌付けできるアトラクションがあります。目の前の生肉を豪快に食べるホワイトタイガーを見てみたくはありませんか?

まとめ

マイカーでサファリパークを見学する際の注意点についてご紹介しました。
本来、家畜以外の動物と人間は一定の距離を保って生活するのが望ましいもの。それを人間側の都合で動物たちのテリトリーに入っていくわけですから、配慮しなければならないのは人間です。
「姿を見せてくれてありがとう。なるべく邪魔しないようにするね」。サファリパークではこのような気持ちを持ちつつ、施設の規則を守りながら動物観察を楽しみましょう。
サファリパークでの主人公は人間ではなく、動物たちです。

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