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美容・健康 2022-09-13

ペットが出産! 飼い主の心構えと過ごし方について

愛犬や愛猫の出産は、飼い主にとっても大きな出来事です。
ただ、出産はどんな動物にもリスクがあります。環境や状況が悪ければ出産失敗という残念な結果にもなりかねません。

今回は、主に犬や猫などのペットの出産時、飼い主がするべき準備や適切な対応について詳しくご紹介します。

妊娠に気付いたらどうするべき? 愛犬・愛猫の様子をよく観察

愛犬や愛猫の妊娠に気付いたら、飼い主はまず何をするべきなのでしょうか。
安心してお産を迎えられるよう、しっかりと様子を観察し、できるだけ準備を整えてあげましょう。

人間の女性のような様子を見せることも

犬や猫が妊娠すると、人間の女性のように体調に変化が起こる場合があります。食欲不振、食べ物の好みの変化、個体によっては嘔吐することも。
飼い主が妊娠に気付いていないと「まさか病気では?」と心配になってしまいそうです。また、病気の可能性がないとは言えないため、心配であれば獣医師さんに相談してみるのも良い選択です。
食欲不振が続くと、母体の体調だけではなく、お腹の赤ちゃんの成長にも影響が出てしまいかねません。できるだけ栄養補給しやすいご飯を用意してあげましょう。

「犬は安産」と信じ込まないで

昔から「犬は安産」といわれています。たしかに出産数が多いためか、昔から縁起が良いと思われ、お守りにもなるほどよく聞くことですが、すべての犬が安産というわけではありません。
個体によって差がありますし、小型犬はとくに難産になる可能性が高い傾向があります。愛犬が必ずしも安産を迎えられるとは限らないため、難産に備えた準備も必要です。

万一のときにはかかりつけの獣医師さんと連絡できる体制を整えたり、対処方法を学んだりしておくと安心です。場合によっては自宅ではなく、病院で獣医師さんに管理してもらいながらの出産も視野に入れましょう。

生活習慣の変化は必要なし

「妊娠中は生活習慣を変えたほうがいいの?」と考えるかもしれません。しかし、基本的には通常通りの生活で大丈夫です。
つわりや食欲不振などで体調が悪くなるようであればサポートが必要ですが、いつもの様子や定期検診で変わったことがなければいつもの生活をさせてあげましょう。

いよいよ出産! 何より飼い主が落ち着いて

出産時期が近付くと、飼い主もそわそわしてしまいますね。むしろ「愛犬や愛猫のほうが落ち着いているような…」ということも。
ペットは飼い主の様子に敏感です。落ち着かない態度を見ると不安になってしまうかもしれません。頼れる飼い主としてどっしり構え、安心して出産できる環境を整えてあげましょう。

愛犬・愛猫が安心して出産できる環境作り

出産に集中できるよう、まずは清潔で静かな場所を用意します。出産時にはデリケートになるため、周囲からの視線を遮るようなついたてや壁があると落ち着きやすいでしょう。
ほかにも以下のような出産時に役立つ道具をそろえておくと安心です。

母体が出産する産箱

出産スペースに置いておきます。母体が横たわれる大きさで、産まれた子がどこかへ行かないよう、低めの壁があると良いでしょう。底には新聞紙やタオルを敷き、出産中に汚れたら取り替えてあげます。

はかり

産まれた子の体重を測ります。それほど大きな重量に対応できるものでなくても構いません。子の体重は1kg~2kg程度なので、キッチンスケールでも間に合う場合があります。

タオル

タオルは乾いて清潔なものを複数枚用意します。産まれた子の身体を拭いたり、体温を上げたりするために使います。濡れたタオルは体温の低下につながるため、使用しないでください。

はさみ、糸

へその緒を切るときに必要です。消毒したもの、あるいは新品を用意しましょう。

桶や洗面器

産湯を入れるために使います。なお、産湯の温度は手で触れて「少しぬるいかな?」と感じる程度がベストです。

出産直前! 気付いてあげたい徴候の例

いよいよ出産時期が近付くと、お母さんは普段と違う様子を見せ始めます。

体温の低下

出産開始の12時間~24時間ほど前から、母体の体温が少し下がります。おおむね1℃ほどの低下になるため、日頃から体温を測っておくと分かりやすいでしょう。
犬も猫も通常時は38℃ほどですが、出産直前になると37℃ほどになることが多いようです。

食事を取らなくなる

食欲がなくなったり、嘔吐したりする様子を見せるようになります。

陣痛が起きる

陣痛が原因でそわそわと落ち着きがなくなったり、神経質になったりします。ときには不安定な動揺を見せることもあるため、飼い主ができるだけフォローしてあげましょう。

寝床や産箱を掘るように引っ掻くことも

産まれてくる子を迎え、育てるスペースを確保するため、本能的に巣を作ろうとしています。営巣本能と呼ばれています。異常な行動ではないので見守ってあげてください。

分泌物が出てお産が始まる

局部から透明の分泌物が出ればお産の始まりです。やがて子が産まれてきます。
もしも分泌物にひと目で分かる異常があれば胎盤剥離や異常分娩の可能性が考えられます。その際には獣医師さんに連絡しましょう。

出産時・出産後にはどうするべき?

出産時に何かトラブルがあればすぐに獣医師に連絡します。明らかな異常ではなくても、飼い主が不安を覚えるようなことがあれば連絡してアドバイスを求めましょう。
無事に出産を終えたら、母体がゆっくりと休めるように環境を整えてあげます。
充分な量で食べやすいご飯、新鮮で清潔な水などを用意して、少し離れた場所から見守りましょう。

産まれた子どもたちや今後の出産についてもよく考えて

産まれた子たちの可愛らしさにうっとりするばかりではなく、その養育にも力を入れなければいけません。出産後、飼い主が気を付けたほうがいいことについてご紹介します。

母の育児放棄に注意

出産で体力を使い果たした場合、母が子のお世話を拒否するケースがあります。
その徴候が見えるのであれば、飼い主や家族たちが代わりにお世話をする必要があります。

子の譲渡先を事前に決めておく

犬や猫は複数の子を産むため、すべての子を自宅で育てるのは難しい飼い主も多いでしょう。かと言って無責任に放置するわけにはいきません。出産前に譲渡先を決めておくと安心です。
ただし、有償の譲渡は動物取扱業の登録がないとできません。登録せずに有償譲渡をすると法律違反になるため、譲渡先を決める際には注意してくださいね。

今後の妊娠・出産についてよく考える

新しい命が誕生する妊娠・出産は嬉しいことですが、その反面、母体に大きな負担がかかります。今後の妊娠や出産はどうするのかをしっかり考え、愛犬や愛猫にとってベターな選択をしてあげましょう。

準備と心構えが大切! 安心して新しい命を迎えられる環境を

準備と心構えが大切! 安心して新しい命を迎えられる環境を
人間も動物も、出産で新しい命を迎えることは大きなライフイベントです。お母さんにとって負担が大きいため、できる限り環境を整えて、安心して出産できるようにしてあげたいですね。
出産に使う道具の用意をはじめ、かかりつけの獣医師さんとのホットラインの確保や、産まれた子の譲渡先の決定などは、事前から心がけておきたいポイントです。

産まれたあとも飼い主のフォローが必要です。愛犬や愛猫が安心して出産し、そして育児ができるよう、見守りながらも手伝っていきましょう。

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知る・学ぶ 2022-08-15

犬・猫へのマイクロチップの装着が義務化! 身体への影響や費用は?

2022年6月1日、動物愛護管理法が改正されました。販売業者は犬・猫へのマイクロチップ装着と登録が義務付けられ、飼い主には装着の努力義務を求める内容です。
努力義務とされているため、装着を考える飼い主さんも多いことでしょう。疑問や不安もあるかもしれません。

そこで今回は、愛犬や愛猫のマイクロチップ装着についての基本的な情報や、装着の際にかかる費用、公的補助の有無などについて詳しくご紹介します。

施行された法律はどんな内容? 必ず装着させなければいけないの?

今回の動物愛護管理法の改正におけるマイクロチップ関連は、おもに犬・猫の販売業者と飼い主に向けられた内容になっています。簡単にまとめると以下のようになります。

・販売業者…販売する犬・猫へのマイクロチップの装着と登録をする
・飼い主…飼育する犬・猫へのマイクロチップ装着と登録を努力する

今後、一般の人がブリーダーやペットショップから犬や猫を新しく迎え入れる場合、その犬や猫にはすでにマイクロチップが装着され、指定登録機関に情報が登録されている状態です。

販売業者が登録した情報は、迎え入れてからは飼い主の情報(犬猫の品種や外見、飼い主の連絡先など)に書き換え、改めて登録機関に変更登録します。
装着は義務ではありませんが、「販売業者から迎え入れたあとの情報変更登録は義務」とされています。迎え入れてから30日以内に変更しなければ法律違反になってしまいますので、すみやかに手続きを進めましょう。

犬・猫を販売業者以外から迎えた場合はどうなるの?

一方、ブリーダーやペットショップのような販売業者以外から犬・猫を迎え入れるケースもあります。知人や動物保護団体から譲り受けると、マイクロチップが装着されていないこともあるでしょう。
この場合、飼い主がマイクロチップを必ずしも装着させる義務はないとされています。しかし動物愛護管理法を管轄する環境省では「できるだけ装着するよう努めてほしい(努力義務)」という考えを示していますので、可能な限り装着を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

また、装着させた場合は指定登録機関への登録が必須になります。装着と登録はワンセットとして考えておいたほうが良いでしょう。マイクロチップの装着は獣医師がおこないます。

マイクロチップはどんなもの?

マイクロチップは直径2ミリメートル、長さ8~12ミリメートル、円筒形をしています。きわめて小さいサイズですが高機能で、アンテナとIC部が内蔵されています。

マイクロチップ内部には15桁の固有番号があり、専用リーダーで読み取ります。読み取った固有番号を指定登録機関の情報と照合することによって、犬・猫の情報、飼い主の情報が分かるシステムです。

マイクロチップ装着のメリットは?

マイクロチップの装着は、飼い主と愛犬・愛猫にとってメリットがあります。代表的な二つのメリットをご紹介します。

メリット1:離ればなれになっても飼い主のもとへ帰りやすい

飼い主の情報が分かりやすくなれば、迷子になってしまったとき、お家に帰りやすくなります。マイクロチップを介して分かる情報には、住所をはじめとした飼い主の連絡先が含まれているためです。

「それなら首輪にメモを入れておけばいいのでは?」と思うかもしれません。それも有効な方法ではありますが、首輪は外れてしまう可能性があります。マイクロチップは身体から離れる心配がないため、いざというときに大いに役立つでしょう。

メリット2:ペット保険の割引対象になる可能性がある

愛犬や愛猫のため、ペット保険に加入している人も多いでしょう。マイクロチップを装着していると、保険料の割引対象になるケースがあります。
すでに一部では「マイクロチップ特約」「マイクロチップ割引」などの制度を導入している保険会社も。ペット保険に加入している人にとっては見逃せないメリットになりそうです。

マイクロチップ装着のデメリットは?

マイクロチップ装着のデメリットと言われる項目として、おもに以下の二つが考えられます。

デメリット1:装着や登録に費用がかかる

のちほど詳しくご紹介しますが、飼い主がマイクロチップを装着・登録する場合には費用がかかります。
販売業者から迎え入れた犬・猫にはすでにマイクロチップが装着されているため、装着費用はかかりませんが、登録情報の書き換えには登録手数料が必要です。

デメリット2:専用リーダーでなければ情報が読み取れない

マイクロチップ内におさめられている情報は、専用リーダーを使って読み取ります。ほかの機材では読み取れません。すぐに情報を照会したい場合、少々時間がかかってしまうことがあるでしょう。

痛みはあるの? 愛犬・愛猫の身体への影響は?

マイクロチップ装着にあたり、どうしても気になる項目は出てくるでしょう。また、愛する飼い犬や飼い猫の身体に悪影響がないかも気になります。飼い主が心配になる項目について詳しく見てみましょう。

装着するときに痛みはない?

マイクロチップは獣医師が専用の注射器で首の後ろの皮下に埋め込みます。注射ですので、どうしても痛みを感じる犬・猫がいるでしょう。
狂犬病予防ワクチン、混合ワクチンと同程度の痛みだと言われています。

体内に埋め込んでも健康への悪影響はない?

東京都福祉保健局によると、マイクロチップの表面は副作用のない材質が使われているそうです。獣医師が正しく施術すれば、動物の身体に負担をかけることはないとのことでした。

マイクロチップが体内で破損する可能性は?

マイクロチップは非常に強い素材で作られています。一般的な犬の日常生活であれば、破損の心配はないでしょう。
ただし、骨折のように大きな怪我をしてしまった場合にはその限りではありません。レントゲンを撮ればマイクロチップの状態も分かりますので、動物病院で獣医師さんにマイクロチップについて相談しましょう。

マイクロチップの装着や登録にかかる費用

飼い主がマイクロチップの装着をする場合、装着費用と登録費用の両方が必要です。すでにマイクロチップを装着した犬・猫を迎え入れるのであれば、情報変更登録の費用のみが必要です。

マイクロチップの装着費用

装着費用はとくに定められておらず、装着する動物病院によって設定されています。一般的には数千円~1万円が相場のようです。かかりつけの病院で相談してみましょう。

装着費用は公的補助の対象になる場合も

自治体によっては、犬・猫のマイクロチップ装着費用に対し、公的補助制度を設けていることがあります。お住まいの自治体で詳しく確認してみてください。

装着後の登録費用

マイクロチップの装着後の登録、あるいは情報変更登録が必要な際には指定情報機関である「公益社団法人日本獣医師会」で手続きをします。

・郵送手続き…1,000円
・オンライン手続き…300円

郵送手続きは銀行振込・コンビニ決済、オンライン手続きはクレジットカード決済、PayPayで納付します。

マイクロチップでできるリスク減少

マイクロチップでできるリスク減少
マイクロチップは愛犬や愛猫が迷子になっても飼い主のもとに戻りやすく、離ればなれになるリスクを減少させることができます。
室内飼いでも室外飼いでも、どんな理由でいつ迷子になってしまうか分かりません。飼い主もペットもお互いにいつも安心していられるよう、マイクロチップの装着や情報登録を検討してみてはいかがでしょうか?

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知る・学ぶ 2022-01-24

窓やドアに注意! 猫が脱走してしまったときの対処法と予防策

猫と一緒に暮らしていく上で、注意しなければならないトラブルの一つが「脱走」です。
「窓や玄関のドアを開けた隙に愛猫が外に出ていってしまった!」という経験がある飼い主さんは多く、心配でとても辛い思いをしたという方も。

猫は脱走してしまうと、最悪の場合そのまま帰ってこなくなってしまう危険があります。
そのため、日頃から脱走しないように注意しておくのはもちろんですが、それでもふとした隙をついて出ていってしまった時に備えて、慌てずに対応できるよう対処方法を一度は確認しておきましょう。

そこで今回は、猫が脱走してしまったときの対処法や予防策などについてご紹介します。

慌てず冷静に! 猫が脱走したときの基本的な対処方法

まずは、猫が脱走してしまった場合の基本的な対処方法を挙げていきます。

自宅の周りで猫が隠れやすそうなところを探してみる

猫は脱走してしまっても、普段ほとんど外に出ることがない場合は遠くには行かず、自宅のすぐ近くにいることがほとんどです。一般的に去勢手術を済ませている猫は家から半径50~100m以内が行動範囲といわれています。
そのため、まずは落ち着いて家の周りから捜索し、特に自動車の下やエアコンの室外機周辺、植木や排水口など猫が隠れやすそうなところを中心に探してみましょう。
また、猫は濡れるのを嫌うので、雨の日に脱走したときは濡れていない物陰などにいる可能性が高いです。

猫が帰ってこられるように窓やドアは少し開けておく

脱走してしまった猫が自ら帰ってこられるように、窓やドアは少し開けておきましょう。その際はいつも食べているエサやおやつを入り口付近に置いておくと効果的です。
また、玄関や庭に使用済みの猫砂をまいたり、猫が愛用しているベッドやマットを置いたりと、猫の匂いがついたものを用意してください。
万が一猫が迷子になってしまっても、匂いを頼りに帰ってこられるよう上記のアイテムを使って自分の家を教えてあげましょう。

保健所・警察・動物病院に迷い猫の連絡をしておく

猫が脱走してから既に保護されている可能性もあります。
そのため、猫をしばらく捜索しても見つからないときは保健所や警察、動物病院などに迷い猫の届け出をしておきしょう。
もしも発見された場合は連絡をもらえる可能性がありますし、既に保護されているものの飼い主不明で収容されたままになっているケースもあります。

近隣の方に協力してもらう・チラシやSNSを活用する

猫をしばらく捜索しても見つからないときは、近隣の方に聞き込みをしてみると有益な情報が得られるかもしれません。
聞き込みの際は近所で野良猫にエサをあげている人や犬を散歩している人にも声をかけてみましょう。
また、ポスターが簡単に作れるサービスやアプリなどを活用し、近隣に向けて迷い猫チラシを配布・掲示するのも効果的です。事前に許可を取る必要がありますが、近所のコンビニやスーパー、美容室や動物病院など近隣の方が多く集まる場所がオススメです。

そして、最近ではFacebookやTwitterなどのSNSを積極的に活用して呼びかける方法も有効です。お住いの地域のコミュニティ掲示板などがあれば、不要な個人情報の流出には注意して、猫の特徴や脱走した日時などなるべく詳しく書き込んで拡散してもらうのも一つの手段です。
迷い猫や保護された猫の情報がインターネット上で掲載されている「迷い猫掲示板」も念のためチェックしてみましょう。

脱走した猫を発見しても慌てずにゆっくり保護する

脱走した猫を発見しても、大声で呼んだり駆け寄ったりしないように落ち着いて行動しましょう。
外に出た猫は興奮状態になっている可能性が高いため、慌てて捕まえようとすると驚いて逃げてしまったり、飼い主さんが引っ掻かれてしまったりする危険があります。

そのため、猫を発見したら慌てずに小さく名前を呼びながら徐々に近づいて、猫の好きなエサやオモチャを近くに置いて見守り、撫でられるところまで落ち着いてきたら毛布やタオル、大きめの洗濯ネットなどでくるんで保護してあげましょう。その際はキャリーバッグを用意しておくと便利です。

また、保護した猫に怪我がみられなかったときでも、他の猫と喧嘩して思わぬ病気や感染症にかかっている可能性があるので、念のため動物病院に連れて行って診察を受けてください。

猫が脱走したがる理由とは?

猫が脱走してしまったときの基本的な対処・保護方法についてご紹介しましたが、そもそも猫はなぜ脱走してしまうのでしょうか? その理由について考えてみましょう。

猫は好奇心が強い

猫が脱走するルートとして最も多いのが玄関、窓、ベランダです。好奇心が強い猫からすると、玄関や窓がたまたま開いていたら外に見える景色に興味を引かれて出て行ってしまうのは当然ですよね。
特に野良猫が飼い猫になった場合は、時が経っても外の刺激を覚えていて脱走しやすい傾向にあります。

発情期を迎えると外へ出たがる

去勢・避妊手術を済ませていない猫は、発情期を迎えるとパートナーを求めて外へ出たがるようになります。
多い時には1年で3~4回ほど発情期を迎えますので、特に繁殖させる予定などがなければ早めに去勢・避妊手術は済ませておきましょう。脱走防止となるだけでなく、病気の予防やストレス軽減などといったメリットがあります。
なお、特に猫が脱走しやすい季節は発情期のピークを迎える春から夏にかけてです。この時期は飼い主さんも暑さで窓やドアを開けっ放しにしていることが多くなるので注意が必要です。

猫はストレスを感じやすい

引っ越しや大幅な模様替え、旅行などで急激に環境が変わると、猫は強いストレスを感じて元々いた場所に戻りたくて脱走することがあります。
また、大きな音に驚いて外へ逃げ出してしまったというケースもみられます。
猫はストレスを感じやすく環境の変化を嫌う動物です。そのため、引っ越しなどで急激に環境が変わったときは猫も慣れるまで時間がかかるので、飼い主さんもなるべく長く家にいるようにして安心させてあげてくださいね。

うっかり逃げてしまうことも! 猫の脱走を防ぐには?

うっかり逃げてしまうことも! 猫の脱走を防ぐには?
日頃から玄関のドアの開け閉めに注意していても、ふとした隙に脱走してしまう猫。ドアを開ける際は、猫を安全な部屋に入れておくといった基本的な対策を取っていても「ついうっかりしていた!」ということもありますよね。
このようなことがあったときでも脱走を未然に防ぐ対策としては、玄関又は玄関につながる通路に柵を設置して、猫が飛び出せないようにするのが有効です。

さらに、猫は窓の網戸を自力で開けて脱走してしまうことがあります。そのため、ロックやストッパーを取り付けて自分で開けられないようにしましょう。
網戸が破れているなど少しの隙間があると脱走のリスクも高まりますので、補修も万全に行ってください。
ベランダにも猫が脱走できてしまうような隙間がある場合は、周囲にネットを張り巡らす、もしくはプラスチックボードなどで隙間を塞いでおきましょう。

まとめ

猫が脱走してしまったときの対処法や予防策などについてご紹介しました。
猫がふとした隙に脱走してしまっても、慌てずに落ち着いて対応できるかどうかが大切ですが、もしものときのために飼い主さんの名前や住所、緊急連絡先などが書かれた「迷子札」や、センサーを搭載した「マイクロチップ」を猫に装着することもあらかじめ検討しておくとよいでしょう。
猫は一度脱走して外の世界に出てしまうと、思わぬ事故に遭ったり野良猫に襲われたりするリスクが高まります。このような危険な状況にならないためにも、日頃から脱走防止の準備はしっかりと行いましょう。

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知る・学ぶ 2021-05-24

もはやミニライオン! 大型猫の魅力と種類について

「大型種の動物」と聞いて、皆さんはどのような動物を思い浮かべるでしょうか。多種多様な動物界にはさまざまな大型種が存在しますが、身近などころでは犬や鳥を挙げる方が多いかもしれません。
しかし、狭い場所で小さく丸まって眠る小柄な猫にもちゃんと大型種がいます。

そこで今回は、大型猫の魅力や大型のネコ科動物、お家で飼える大型猫、飼うときの注意点などについてご紹介します。

大型猫とは?

大型猫とは、体重が5~9キロに該当する猫のことをいいます。
猫といえば小柄な体型のイメージが強いため、猫の大型種と聞いてもあまりピンとこないかもしれません。しかし、猫にも大型種がいくつか存在します。

たとえば、アメリカ原産のメインクーンは大型猫を代表する猫種で、平均体重は5~9キロ。優雅な長毛と威厳のある顔、そしてなにより「穏やかな巨人」とうたわれるほど穏やかな性格は世界中で愛されています。

なお、ギネスブックに「世界一大きな猫」として登録されたのも、このメインクーンです。体重15キロにも及ぶ体は見ているだけで迫力があり、飼い主に抱かれている姿は人間の子どものよう。
猫の小型種は2~3キロ、中型種は3~5キロですから、15キロは規格外のサイズであることがおわかりいただけますね。

大きな体に優しい心! 大型猫の魅力

メインクーンに限らず、大型猫は一般的に優しい穏やかな性格の子が多く、丸っこい体型やゆったりとした動きなども含めて、人に愛される要素をたくさん持ち合わせていると言って良いでしょう。
懐きやすく、あまり激しい遊び方をしない点でも猫の飼育初心者にはおすすめで、ペット市場においても常に一定の人気があります。

世界にはこんなに大きくて立派な猫も!

ペットの猫以外にも、世界には野生味溢れる大きな「猫」がいます。家猫に近い猫科動物であるカナダオオヤマネコは、実際にカナダやアメリカ北部の街中にひょっこり顔を出すときがあります。
体重は15キロ程度ですが、体高が1メートル近くになるものもあり、優雅に歩く姿が確認されると度々話題に。

海外の富裕層の人々がペットにしていることもあるようですが、日本で個人がペットにする際は行政からの飼育許可が必要であり、飼育環境についても複数の規定が定められているため、一般的な家猫のようには飼えません。

大きなモフモフ! お家で飼える大型猫の種類

大きな猫科動物はいつでも動物園の人気者です。「あんなに大きなモフモフの動物が自宅にいたら……」と想像する方は多いですが、実際は不可能なので遠くから眺めるだけで終わります。

しかし、お家で飼育可能な「大きめのモフモフ猫」ならどうでしょう。次に挙げる猫種は国内外で大変人気のあるペット向けの大型猫です。

メインクーン

最初にご紹介した大型猫、メインクーンは大きな体と優しい性格で人気のある猫種です。まるでライオンのたてがみのような長毛なので見た目はワイルドですが、性格は前述の通り。毛と目の色はこれといった決まりがないので、さまざまな外見の子がいます。
順応性があり、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも安心して飼える賢い猫種ですが、暑さが苦手なので、お家にお迎えするときは常に室温を調節する必要があります。

ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットは北欧原産の長毛の大型猫です。顔つきや毛・目の色がメインクーンと大変良く似ており、体重は4~8キロほど。
性格は朗らかで賢く、あまり人見知りしない社交的な点も魅力の一つといえるでしょう。クラスの明るい優等生といったところでしょうか。
もともとのルーツが寒い地域にあるため、メインクーンと同じく暑さは苦手です。また、毛が絡まりやすいため、毎日のブラッシングは必須です。

サイベリアン

サイベリアンの英語表記は「Siberian」。ここからわかる通り、ロシア原産の猫です。成長後の体重は4~8キロほどで、なかには10キロを超える子も。
毛の長さや毛・目の色、顔つきもメインクーンやノルウェージャンフォレストキャットと似ているため、猫にあまり詳しくない場合はこの3匹を見分けるのは難しいかもしれません。
性格は少々おてんばさんで、大きな体の割には俊敏な動きをします。遊び好きなので、一緒に遊んであげる時間を十分に確保できる方におすすめの猫種です。

ラグドール

ラグドールはアメリカ原産、青い目とぽってりとした顔と体が特徴の猫です。ラグドールは英語で「ぬいぐるみ」を意味しますが、その言葉通りの可愛らしさと落ち着きで、ここ最近人気を集めています。
体重は4~8キロ程度で、どの程度大きくなるかはその子によりますが、メスはオスと比べるとだいぶ小柄になる傾向に。
薄いグレーやこげ茶色とホワイトのハチワレ(額あたりから顔の毛の色が2色に分かれている柄)の顔が狸に似ているのもチャームポイントです。

ラガマフィン

ラガマフィンはラグドールにペルシャ猫やメインクーンを掛け合わせた比較的新しい猫種。つまりラグドールの親戚ですが、ラグドールと比べて毛と目の色にバラエティーがあるため、見た目はそれほど似ていません。
しかし、ラグドールの大きな体はしっかり引き継いでおり、成長後の体重は5~9キロほどになります。

ミックス

ミックスにも大きな体の子がいます。お父さん・お母さん猫のどちらかが大きな体格であれば、産まれてくる子も体格が遺伝するので当然ですね。
親猫を知らずにミックスの子猫を育てた結果、8キロを超える大型猫に成長することもあります。

大型猫オーナーが困りがちなこと

大型猫はいろいろな意味で「規格外」になりがちです。したがって、大型猫をお迎えした場合、大型猫オーナーさんは次のような点で悩んだり、困ったりすることがあります。

大型のトイレやケージ、キャットタワーが必要になる

大型猫は使うグッズも大型でなければなりません。特に十分なスペースを確保できない小さいトイレやケージは猫にとって大変ストレスになるため、子猫時代にグッズを揃えるときは大きめサイズのものを選ぶようにしましょう。
店頭で大きめサイズが見つからない場合は、大型猫専門店をあたってみてはいかがでしょうか。

運動不足・肥満が心配になる

大型猫は小型猫や中型猫と比べると動きが少ないため、飼い主さんとしては運動不足が心配になるところでしょう。実際、大型猫は肥満になりがちですから、遊びで体を動かして、食事量にも気をつける必要があります。

重いので外出時は手間取る

体重があるため、動物病院やペットホテルへ連れて行くときは手間取ることがあります。長時間の外出は飼い主さんにとっても猫にとってもストレスになるので、病院やペットホテルは自宅から近いところを利用するのがおすすめです。

大型猫を飼うときの注意点

大きな動物が好きな方にとって、大型猫は選択肢の一つになりやすい動物でしょう。大型犬のように散歩に連れて行く必要はありませんし、大型鳥のように大きな声で鳴かないので、大型動物のなかでは飼いやすい方であることは事実です。

しかし、大型猫には独特の注意点があります。現在大型猫のお迎えを検討している方は、次のような点に注意してください。

適度に運動させ、食事量に気をつける

前述の通り、大型猫は運動量の少なさから太りやすい傾向にあります。
肥満はあらゆる病気・怪我の原因になるので、普段からなるべく遊んであげて運動量を増やすようにしましょう。もちろん、食事量の管理は必須です。

キャットタワーは安定感があるものを

大型猫が使用するキャットタワーは安定感のあるものが理想です。猫が飛び乗っても簡単にグラつかない、しっかりとした作りのものを購入するようにしましょう。高さは中程度がおすすめです。

想定外の成長を覚悟する

大型猫は子猫時代から2~3年かけてゆっくり大きくなります。そのため、場合によっては飼い主さんが想定していた以上に大きくなることも。猫の成長を止めることはできませんし、猫に罪はありません。
大型猫をお迎えするときは「予想以上に大きくなっても大丈夫」という寛容な心と覚悟を持ちましょう。

毛のお手入れは欠かさず行う

大型猫は長毛の種類が多く、毛のお手入れは必須です。一度毛が絡まると毛玉になってしまったり、抜けた毛を飲み込んで胃や腸に大量の毛玉がたまって毛球症になってしまったりすることもあるので、ブラッシングは毎日行いましょう。

まとめ

大型猫の魅力や大型のネコ科動物、お家で飼える大型猫、飼うときの注意点などについてご紹介しました。
大型猫は人との相性が良く、ペットにする動物としては理想的な動物です。
しかし体が大きいがゆえの難点もあるので、お迎えするときは飼い主さんがこうした点を理解し、お世話を続けるという覚悟を持ってください。
大切にお世話すれば、いずれ飼い主さんを支える「大きな相棒」となるでしょう。

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美容・健康 2021-04-14

ペットにも歯磨きが必要な理由とおすすめのデンタルケアグッズ

歯の健康は快適な生活を送る上で不可欠な要素ですが、それは動物にとっても同じです。最近ではペットのデンタルケアへの呼びかけが盛んに行われており、飼い主の方の意識も高くなっています。
ペット用品の店舗でもデンタルケアグッズが数多く並べられているため、「うちの子にも必要かな?」と購入を検討したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、ペットの代表格である犬と猫に歯磨きが必要な理由や歯磨きのポイント、おすすめのデンタルケアグッズ、注意が必要な症状などについてご紹介します。

犬も猫も! ペットに歯磨きが必要である理由とは?

動物愛護やペットの飼い方への意識向上の流れを受け、犬や猫の健康管理項目の一つに「歯磨き」があがるようになりました。
ペット用の歯ブラシや歯磨き粉などを置く動物病院も多くなっていますが、こういったペットの健康志向の高まりに対し、なかには「不要なのでは?」と歯磨きの必要性を疑問視している方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、結論から言えば、さまざまな症状を引き起こす歯周病を予防するために、犬や猫にも歯磨きをはじめとするデンタルケア(またはオーラルケア)が必要なのです。

歯周病がペットの健康に及ぼす悪影響とは?

歯周病は、歯と歯茎の間に細菌が入り込むことによって歯茎が炎症を起こしてしまう口内疾患であり、主な原因は歯に残った歯垢と歯石です。
歯周病の症状は最初に口臭から始まりますが、進行すると次のような重い症状が現れます。

歯茎の腫れや出血

歯周病になると歯茎が赤く腫れ、出血することも増えてきます。これらの症状は健康な歯茎と比べてみると一目瞭然で、歯周病の歯茎は全体的に盛り上がっていることがわかるでしょう。唾液や鼻水に血が混じることもあります。

歯がグラグラする・抜ける

歯周病になると歯を支える歯茎が弱るため、歯がグラグラと不安定な状態になってきます。そのような状態の歯はいずれ抜けるので、床に落ちている歯を見て初めてペットの異変に気付く方もいらっしゃいます。

口内炎ができる

口内に激しい痛みが出る口内炎も歯周病の症状の一つです。口内炎ができると痛みで食欲がなくなったり、よだれがたくさん出たりするため、最初は風邪でも引いたのかと勘違いする場合もあるでしょう。
また、口内炎ができると口元を触られるのを嫌がるようになります。

内臓疾患を誘発する可能性も

歯周病を放置していると口内の細菌が全身に行きわたってしまい、心臓や肺、肝臓などの内臓疾患を誘発してしまう恐れがあります。

このように、歯周病は歯から体全体の不調を引き起こす、決して甘くみてはならない口内疾患だということがおわかりいただけたでしょうか。

ペットの食生活の変化も歯周病の一因に

歯を使って食べる動物であれば多少の歯垢・歯石は仕方がありません。
しかし、他の動物と違って人間に飼われている犬と猫に歯磨きが必要なのは、人間に飼育されて食生活が劇的に変化したためであり、ペットフードはそのような食生活の変化の代表的な例です。

ペットフードは歯垢がたまりやすい

ペットの主食であるペットフードは各メーカーがさまざまな調査を重ねて開発したフードであり、一定以上の価格・品質のものであればペットの健康維持には最適な餌です。
しかし、加工品であるペットフードには糖質が含まれていることが多く、定期的に歯磨きをしなければ歯垢が溜まりやすくなってしまうのです。

また、柔らかいウェットフードが登場したことも一因といえるでしょう。
ウェットフードは体力のない子や高齢の子、水をあまり飲まない子には最適なフードですが、使われている素材や加工の仕方によっては歯垢がつきやすいというデメリットがあるため、ウェットフードを常食にしてしまうと口内環境が悪化してしまう可能性があります。

ペットフードを与えるなら歯磨きは必要

つまり、ペットフードは犬と猫の健康を考慮して作られた大変優秀なフードですが、バランスの取れた栄養を手軽に摂取できる分、歯に負担がかかってしまうということです。
犬と猫の本来の食事は肉や魚などの高タンパクのものですが、日常生活ではいつでも新鮮な肉や魚を与えられるわけではないので、一緒に暮らすのであればペットフードの活用は必要不可欠でしょう。それならばやはり、歯周病を防ぐためにも歯磨きは必要です。

犬と猫の歯磨きのポイント

当然ながら、犬と猫は自ら歯磨きができません。したがって飼い主の方から積極的に働きかけなければなりませんが、その際は次のようなポイントを押さえておきましょう。

犬用または猫用歯ブラシを用意する

できれば犬用または猫用の歯ブラシを使いましょう。人間用の歯ブラシはサイズが合わないため磨きにくく、ペットが嫌がってしまうことがあります。
ペット用歯ブラシが手元にない場合は濡らしたガーゼやコットンでも代用できますよ。

前歯から磨く

いきなり奥歯から磨くと嫌がって抵抗する子もいるので、最初は前歯に軽く歯ブラシを当てるところから始めましょう。
慣れてきたら奥歯に移り、歯の内側と外側の両面を丁寧に磨きます。このとき、力を入れ過ぎないように注意してください。

ペットがリラックスしているときを狙う

人間であれば食後30分~1時間後あたりが歯磨きのタイミングですが、犬と猫の場合はそうもいきません。無理に磨こうとすると激しく抵抗し、歯ブラシを見る度に逃げ出すようになってしまう場合もあるため、機嫌が良く、リラックスしているときを狙いましょう。

歯磨きの頻度は1日1回が理想

犬と猫の歯垢は2日程度で歯石化します。人間の場合は1か月弱なので、いかに早く歯石化するかがわかりますね。
したがって、犬と猫の歯磨きの頻度は1日1回が理想です。少なくとも2日~3日に1回は行いたいところです。

歯磨きを嫌がる子におすすめのデンタルケアグッズ

歯磨きは犬と猫にとって一番手軽で確実なデンタルケア方法ですが、なかにはどうしても受け入れられない子もいます。
その場合は次のような便利なケアグッズを利用する手もあるので、飼い主の方はぜひ活用してみましょう。

チキンやミントなどの香り付き歯磨きジェル

チキンやミントなどの香りがする歯磨きジェルを使えば、美味しそうな香りにつられて歯磨きを受け入れる子もいます。「奥歯があと一歩のところで磨けない!」という場合はこのような歯磨きジェルを導入しても良いですね。

歯磨きシート

歯ブラシが苦手な子であれば歯磨きシートを使うのもおすすめです。
歯磨きシートは洗浄成分がシートに染み込ませてあるもので、指に巻き付けて歯磨きします。

デンタルスプレーや液体歯磨き

歯ブラシも歯磨きシートも受け付けない子の場合は口の中にシュッとスプレーするだけでケアできるデンタルスプレーや、飲み水の中に混ぜて歯の汚れを落とす液体歯磨きなどもあります。

歯磨きガム・ジャーキー

「愛犬・愛猫にあまりストレスをかけさせたくない」という方は美味しく、ストレスを解消しながらケアできる歯磨きガムやジャーキーがおすすめです。
若干固めに作られているため、噛んでストレスを解消しながら歯垢を落としてくれます。

歯磨きおもちゃ

好奇心旺盛な子の場合は歯ブラシを導入する前に、遊びながらケアできる歯磨きおもちゃを使う手もあるでしょう。歯磨きおもちゃで遊んでくれればそれだけでケアできるので、飼い主の方の負担も減りますね。

こんな症状が現れたら気を付けよう

毎日歯磨きしていても歯周病を完璧に予防できるわけではなく、知らないうちに状態が悪化していることがあります。
前述の通り、強めの口臭、歯茎からの頻繁な出血は比較的わかりやすい症状ですので、飼い主の方はこのような点を見落とさないようにしましょう。

また、口内の痛みによる食欲不振、これに伴う体重の減少、不機嫌な状態が続くといったことも歯周病にはよくある症状です。
このような症状が現れた場合はなるべく早く動物病院を受診させてください。

まとめ

犬と猫に歯磨きが必要な理由や歯磨きのポイント、おすすめのデンタルケアグッズ、注意が必要な症状などについてご紹介しました。

家畜化した動物は人間の生活様式にどんどん近づいていくものであり、家畜化を決めた私たち人間は彼らの健康をケアする責任があります。
今回ご紹介した犬と猫の歯磨きもその一つです。愛犬・愛猫の健康増進のためにも、飼い主の方は今一度彼らの口の中を細かくチェックしてみてはいかがでしょうか。

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