飼育

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美容・健康 2023-07-24

ペットのシャンプー頻度はどれくらい? 適切な方法と避けておくべきNG事項

ペットのシャンプーは飼い主にとって気になるものです。身体についた汚れやダニなどを落として清潔にしてあげなければ病気になってしまうかも…と不安になります。

シャンプーの頻度はどれくらいが良いのでしょうか。また、実はシャンプーがいらない動物もいます。一緒に暮らすペットのシャンプー事情についてチェックしてみましょう。

シャンプーが必要な動物、いらない動物

ペットを飼うとき、シャンプーについてブリーダーやペットショップの店員から説明を受けることがあるかもしれません。
特に犬は飼い主にとってもシャンプーは重要な関心事ですよね。なかには「一緒にお風呂に入りたい」と思う人もいるのではないでしょうか。
一方、シャンプーが必要ない動物もいます。その違いを見てみましょう。

犬はシャンプーが必要! 定期的に洗ってあげて

愛犬家にとって、犬のシャンプーは常識かもしれません。犬はペットの中でもシャンプーが推奨されている動物です。
定期的にトリミングサロンに通っている飼い犬なら、トリミングと一緒にシャンプーをしてもらっていることも多いでしょう。
おうちで飼い主さんがしてあげることももちろん推奨です。犬用のシャンプーできれいにしてあげてくださいね。

猫ってどうなの? いる派・いらない派に分かれている!

猫はシャンプーが「いる」「いらない」に分かれています。というのも、猫はもともとニオイが出づらい上に、毛づくろいをして身体をきれいにする習性があるためです。
シャンプーをする・しないは、飼い主さんの考えや愛猫の様子で決めるとよさそうですね。

実はシャンプー不要! 意外な動物たち

いつもつやつやの毛皮で可愛らしいウサギとチンチラ。実はシャンプーがいらない種類です。
ウサギは湿気に弱いこと、チンチラはもともと砂浴びで十分ケアできることがその理由です。
ただ、事情によってはひどい汚れがついてしまったり、ニオイが気になったりするときがありますよね。そんなときには獣医さんに相談して、丁寧にケアしてあげましょう。

シャンプーが必要な理由は? 皮膚を清潔に保つため

ペットの種類によってはシャンプーが必要です。「もともと野生もいる種類なのになぜ?」と思うかもしれません。
それは人間と同様、皮膚の清潔を保つためです。シャンプーで汚れや過剰な皮脂、ダニなどを落として肌トラブルを遠ざけます。
シャンプーが必要な動物と暮らしているのなら、可愛いペットの健康を守るためにもぜひ意識してあげましょう。

犬のシャンプーの頻度は? 人間との違いに注意

犬はシャンプーが必要なペットです。シャンプーで汚れや皮脂を落とし、被毛や肌の清潔を守ってあげましょう。汚れやニオイ対策のほか、皮膚病の防止にも効果を発揮します。

シャンプーは月に1~2回がおすすめ

犬のシャンプーは月に1~2回の頻度がおすすめです。人間は「今日は汗をかいたから…」と頻繁にお風呂に入りますが、犬は異なります。皮脂を過剰に落としてしまい、肌トラブルが起きてしまいかねないためです。
トリミングサロンに月1~2回、定期的に通っているのなら、そのときにシャンプーも一緒にお願いすれば十分な犬も少なくありません。
とはいえ、「普段よりニオイが気になる」「今日はお出かけでかなり汚れてしまった」というときにはその限りではなく、適時シャンプーをしてあげるとよいでしょう。

シャンプーは犬用で! すすぎ残しに注意

飼い主がシャンプーをしてあげるのなら、いくつかの注意点を意識しながら進めましょう。
まず、シャンプーは人間用ではなく犬用を使ってあげてください。犬の皮膚は人間の皮膚より薄いため、人間用のシャンプーでは刺激が強すぎるのです。肌トラブルの原因になってしまいます。
シャンプーが残らないよう、しっかり落としてあげることも重要です。残ったシャンプーが新たな汚れになってしまい、こちらも肌トラブルやニオイの原因になってしまうことになりかねません。

そしてドライヤーをかけるときは、犬から30cm以上ドライヤーを離し、弱めの設定でしっかり乾かしてあげましょう。身体に近すぎるとドライヤーの音を不快に感じたり、ドライヤーの熱で火傷をしてしまうおそれがあります。
なかには自然乾燥派の飼い主さんもいますが、できればドライヤーがおすすめです。濡れている状態が長く続くと負担を感じる犬もいます。
特に愛犬の肌が弱かったり、免疫力が低い子犬や老犬を飼っているのなら、自然乾燥よりもドライヤーを選択してあげてください。

ペットの種類にあわせてベストなシャンプーを

ペットの種類にあわせてベストなシャンプーを
シャンプーはペットの健康に関わります。ウサギやチンチラはシャンプーをしなくても大丈夫ですが、犬や猫は飼い主が判断してあげなくてはいけません。

大切なペットと健康的に楽しく暮らすために、ぜひシャンプーにも気を配ってあげましょう。

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知る・学ぶ 2023-06-27

注意するポイントは? シニア世代がペットと暮らすときに考えたいこと

ペットも人間も長寿の時代。長く一緒に暮らせることは嬉しいのですが、ペットと同じく飼い主も歳を重ねていきます。

最近はシニア世代とペットの暮らし方が注目されるようになりました。ペットと暮らす年齢に限りはあるのでしょうか?

シニア世代がペットを飼うことにはメリットがあった

多くの人は動物が好きだからこそペットを飼いたいと考えるでしょう。シニア世代でもきっとその気持ちは変わらないはずです。ただ、「高齢だからお世話やしつけが行き届くかどうか…」と不安に思う人もいるかもしれませんね。

シニア世代がペットを飼うことは何もおかしくありません。いまの日本で犬を飼っている人は50代がもっとも多く、ペットと一緒に歳を取ってシニア世代になっていくことも珍しくない時代です。

また、シニア世代がペットを飼うことには大きなメリットがあると考えられています。愛するペットと暮らし、メリットが得られるのは素晴らしいことではないでしょうか。

メリット1:記憶力が上がる

「何時にご飯をあげる」「何時に散歩をする」「あのおやつが好き」「あれに注意」など、ペットを飼うと意識することがたくさん生まれます。そのような意識は脳によい刺激を与え、記憶力を若々しく保つサポートになるでしょう。

メリット2:運動の機会が増える

飼うペットの種類にもよりますが、たとえば犬を飼うのなら散歩が必須になります。自然と運動量が増え、健康によい影響が期待できるようになるでしょう。
散歩をしないペットでもお世話のために活動量が増え、健康的な生活になります。

メリット3:会話が増える

ペットを飼うと名前を呼んだり話しかけたりすることが増えます。遊んであげたり散歩に行ったりするときなど、声を出す機会も多くなるでしょう。
会話の機会が少なくなりがちなシニア世代には大きなメリットです。

シニア世代とペットは将来を考えて備えることも大切

シニア世代がペットを飼うときには、将来を考えてさまざまな備えをすることも大切です。

ペットも高齢になってきたら安全な環境を整える

人間が歳を取るように、長く寄り添ったペットも歳を取ります。いままでのように軽快に動けず、慣れた家のなかや散歩道でも危険を感じるようになるかもしれません。
ペットが高齢になったら、人間でいうところのバリアフリー環境に近付けてあげましょう。階段などの段差がある場所には柵をつけて入れなくしたり、食器を高さのあるものにして食べやすくしたりするなどの対策を検討してください。

入院などに備えて預け先を相談しておく

シニア世代は入院する人も少なくありません。ペットの世話ができる家族がいればよいのですが、もしいない場合には、緊急時に頼れる預け先を見つけておきましょう。
また、突然預けられてもペットがパニックになるケースや、普段とは違う行動をする可能性も考えられます。預け先に迷惑をかけないよう、基本的なしつけをしっかりしておくと安心です。

介護施設に入ることを想定して準備しておく

将来的に介護施設に入る予定があるかもしれません。その際、ペットはどうするかを考えておくことはとても重要です。
多くの介護施設ではペットと一緒に暮らすことは難しいため、介護施設への入所と同時にお別れになるケースが少なくないのです。まだ身体が元気なうちに考えておくべきでしょう。

方法としては、「信用できる親族や知人・友人に引き取ってもらう」「一緒に入れる施設を選ぶ」「里親制度を使う」が代表的です。
ペットを引き取り、大切にしてくれる親族などが引き取ってくれるなら安心です。事前に打診しておくと引き取り手が見つかりやすくなります。
また、最近はペットと一緒に入居できる介護施設もあります。予算などの条件が合うようなら、その選択もよいのではないでしょうか。

里親制度もよい選択肢です。自治体やNPOが仲介するサービスがあり、万が一のときには責任を持って新しい飼い主を探してくれます。
将来の備えとして、お住まいの自治体やお近くのNPOへの相談もおすすめです。

ペットを飼う以外で動物と触れ合える方法も考慮して

「やっぱりペットは飼えないかも…でも動物と触れ合いたい」。そう考える人は、飼う以外でも触れ合える方法を楽しんでみてはいかがでしょうか。

動物園やアニマルカフェはもちろん、動物関連のボランティアもあります。責任がある立場になるため、すべての人におすすめできるわけではありませんが、動物を愛する人ならやり甲斐を感じられるのではないでしょうか。

アニマルボランティアの種類はいろいろあります。たとえば犬がお好きなら、生まれたばかりの子犬にミルクをあげるミルクボランティア、譲渡会のボランティアなど、ご自分に合ったものを選んでください。

準備次第で歳を取っても寄り添いやすくなる!

準備次第で歳を取っても寄り添いやすくなる
シニア世代でもペット飼育を諦めることはありません。シニアならではのメリットや楽しみがあることも確かです。
ご自身の環境や今後の人生計画などと照らし合わせながら、ペットと生活するよりよい方法を選んでくださいね。

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知る・学ぶ 2023-05-25

初心者におすすめの熱帯魚は? 飼い方のコツや注意点

熱帯魚を飼いたいと思ったとき、多くの人は最初に飼う魚を決めますよね。まずは初心者でも飼いやすい魚がおすすめです。
また、熱帯魚を飼うためには準備も必要です。今回は熱帯魚が快適に過ごせる環境を作るために揃えたいものや、飼育の注意点など、おすすめの魚と合わせてご紹介します。

初めて飼うならこの魚! 人気の熱帯魚たち

熱帯魚は種類によって飼いやすさが違います。初心者でも飼いやすい、人気の熱帯魚を集めました。

ネオンテトラ

メタル感のある青と朱がかかった赤いラインが目を引くネオンテトラ。群れで泳ぐと水槽のなかに幻想的な光景が広がります。
穏やかな性格で、ほかの魚と一緒に飼ってもあまりトラブルが起きません。リーズナブルな価格や水質の変化に強いことも初心者におすすめの理由です。

エンゼルフィッシュ

熱帯魚といえばエンゼルフィッシュを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。優雅に泳ぐ姿は溜息を誘います。品種が多く、好みに合わせて選べるのも魅力です。
性格はどちらかといえばキツいといわれており、ほかの魚と一緒に飼うときには少しコツが必要になります。大きさがエンゼルフィッシュと同程度の魚がおすすめです。

ヤマトヌマエビ

すいすいと泳ぎ回る魚とは違いますが、水槽のなかでマイペースに暮らす姿を楽しみたければエビもおすすめです。ヤマトヌマエビは初心者でも飼いやすいエビとして知られています。
性格は穏やかで水質変化に強く、価格もリーズナブル。そして水槽内に発生したコケや、ほかの魚が残したエサを食べる性質があります。水槽内のお掃除係としてもおすすめですよ。

飼育に必要な重要アイテムを揃えよう

飼いたい魚が決まったら、飼育に必要なアイテムを揃えましょう。熱帯魚の飼育は水質や環境がとても大切です。

水槽

飼う予定の熱帯魚の大きさや数に合わせた水槽を用意します。直射日光が当たらない場所に置きましょう。
小さめの熱帯魚を飼うなら以下の大きさが目安です。

・5~10匹:10リットル
・10~20匹:18リットル
・20~30匹:30リットル
・30~50匹:60リットル以上

魚の種類によって必要な大きさが変わります。判断が難しいときにはアクアショップの店員さんに質問してみてくださいね。

塩素抜き

水道水では熱帯魚の飼育ができません。水に含まれている塩素(カルキ)が魚にとって有害になるためです。水槽に入れる水から塩素を抜く必要があります。
塩素は塩素抜き(カルキ抜き)を使えば除去が可能です。熱帯魚用の塩素抜きがありますので、必ず購入しましょう。製品によっては水質をアップさせてくれるものもありますよ。

ライト

熱帯魚の健康のために必要というわけではありませんが、熱帯魚を美しく観賞したいのならライトの設置がおすすめです。光を受けて輝く熱帯魚の姿に、時間を忘れて魅入ってしまうかもしれませんね。
また、ライトは水草を育てる役割も果たします。より充実したアクアリウムの世界を作り出したければ、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

ヒーター

四季は日本の特徴ですが、熱帯魚にとってはややつらいものです。寒い時期や朝晩の気温差が激しい時期は水温が身体に合わず、負担がかかってしまいます。
水槽の水を適温に保つためにヒーターを導入しましょう。人間が使うような大きなヒーターではなく、水槽の大きさに合わせた熱帯魚用のミニヒーターがあります。
熱帯魚飼育に適した水温は26℃前後です。具体的には25~26℃に保てるヒーターがよいでしょう。もともと決まった温度が設定されているヒーターと、任意で温度調節ができるヒーターがあります。

フィルター

エサの食べ残しや水草の枯れ葉、熱帯魚のフンなどは、水槽内の水を汚してしまいます。水質を悪くしてしまい、熱帯魚の健康に悪影響を与える原因になりかねません。
水槽内にフィルターを設置して水をろ過することによって、飼育に適した水質を保ちやすくなります。
フィルターの種類は大きく分けると7つもあり、どれを買えばよいのか迷うかもしれません。アクアショップの店員さんに相談するのもよい方法です。

水草

水草は水槽内の光景を美しく演出できるだけではなく、水質のコントロールや、二酸化炭素を酸素に変換するなど、熱帯魚の飼育に嬉しい働きをしてくれます。
熱帯魚たちの休憩場所にもぴったりです。産卵する魚を飼う際には産卵場所にもなります。
また、草食好きの魚なら水草をおやつにすることもありますよ。魚がむしゃむしゃと水草を食べる姿が観察できます。

基本を押さえてアクアリウムの世界を楽しもう!

基本を押さえてアクアリウムの世界を楽しもう
熱帯魚の飼育は大変そうなイメージがあるかもしれません。初心者でも飼いやすい魚を選び、飼育に必要なものをしっかり揃えれば安心感が増すでしょう。
分からないことがあればアクアショップの店員さんにどんどん相談してください。基本を押さえて理想のアクアリウムを作りましょう。

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暮らし 2023-03-23

動物と暮らしたい! 一人暮らしでも飼いやすい動物や注意点

一人暮らしでもペットと一緒に暮らしたいと考える方は多いでしょう。可愛らしいペットと過ごす時間は何にも代えがたい癒しになります。
しかし、ペットと生活することには多くのメリットがある一方で見逃せないデメリットもあります。

そこで今回は、一人暮らしでも飼いやすい動物や注意点などと併せてチェックしてみましょう。

一人暮らしでペットを飼うメリットやデメリットは?

一人暮らしでペットを飼うことには、さまざまなメリットやデメリットがあります。そのいくつかをご紹介します。

メリット

一人暮らしでペットを飼う大きなメリットは、「癒し」「心の支え」など、メンタル面を豊かにしてくれることでしょう。
とくに一人暮らしはさびしいと感じる瞬間が多いものです。愛らしいペットがいるだけで、その寂しさが軽減されるのではないでしょうか。
また、ペットはお世話が必要です。ご飯の支度、散歩、衛生管理など、飼い主はさまざまなことをしてあげます。
ペットのお世話が毎日のルーチンになれば規則正しい生活を送りやすくなります。お世話そのものが楽しく、生活の張り合いになるかもしれませんね。

デメリット

一人暮らしでペットを飼うときにデメリットだと考えられるのは、必ずお世話が必要なことでしょう。長期間、家を空けるのが難しくなります。
仕事の出張や旅行のときはどうしても心配です。数日なら大丈夫な動物も多いのですが、長期間の予定なら、ペットシッターや信用できる知人・友人に預けることも検討する必要がありますね。
家の状態にも気を配ることになります。床や壁、家具の傷みなどが気になる人はとくに注意しましょう。賃貸住宅の場合、あまりにも傷や汚れがひどいと退去時に原状回復費が高くなる心配もあります。
どうしても傷めたくないのなら、ケージ内で飼える動物を選ぶ、飼う前に壁や床など傷みやすい部分に対策をするなどの方法を考えましょう。

迷いそう! 一人暮らしにおすすめペット3選

一人暮らしにおすすめのペットをご紹介します。可愛さと飼いやすさはどの動物も折り紙付きですよ。

甘えん坊で温和な仕草に癒される! ウサギ

長い耳とふかふかの毛皮、愛らしいフォルムが魅力のウサギ。種類が豊富で好みの子と出会いやすいのも人気の秘密です。
甘えん坊なので触れ合える時間が多く、癒し効果もたっぷり堪能できます。抱っこが好きな種類もいますので、たくさん触れたい、抱っこしたい!と思う人も嬉しいですね。
一方、穴を掘ったり何かをかじったりするのが大好きな一面も。家の傷みが気になるときには対策が必要です。掘り場所に見立てたものやかじり木を置いてあげるとよいでしょう。

かしこくて人なつっこい姿がたまらない! ミニブタ

ミニブタは40kg以内の小さなブタです。最近は触れ合える「ミニブタカフェ」もあり、その魅力を堪能している人も多いのではないでしょうか。
人なつっこくてちょこちょこと寄ってくる姿はたまらない可愛らしさです。かしこさもあり、犬や猫のようにしつけも覚えてくれます。きれい好きなのも一緒に暮らす上で嬉しい性質ですね。
注意点は、ミニブタは「飼養衛生管理基準」に準拠した飼い方が必要であること、年に一度「家畜保健衛生所」に飼育状況の報告義務があることです。ブタは感染症にかかることがあり、なかには人間に感染するものもあります。病気を防ぐため、必ず義務を守りましょう。

のんびり長生きでずっと仲良し! 亀

のんびり活動する姿に癒される亀。甲羅のきれいな模様や長寿の生き物として縁起がよいと言われているのも人気の秘密です。種類が豊富、飼育しやすいという点もおすすめポイント。
水槽のなかで飼えるため、時間がなくても散歩や遊びなどの心配をしなくてもよいメリットがあります。忙しい人も一緒に暮らしやすいですね。お休みの日には日光浴をしながらまったり過ごすのも癒しの時間になります。
ただ、飼うときには「大きな水槽」「十分な紫外線」を意識しましょう。亀は運動量が多く、小さな水槽では動きにくくなってしまいます。紫外線が不足すると甲羅が育たなくなることもあるため、十分な日光浴がおすすめです。

ペットを飼うときの注意点は?

ペットを飼うときの注意点は
ペットを迎え入れる前に、飼うときの注意点をチェックしておきましょう。整った環境で迎えるほうが、飼い主もペットも最初から楽しい生活を送りやすくなります。

家の傷や汚れの対策をしてからお迎えしよう

ケージや水槽のなかで飼い続けるペットなら別ですが、お部屋のなかやベランダなどに出してあげたいペットもいますよね。
そのようなタイプのペットを迎え入れるときには、家の傷や汚れが出ることを考え、先に対策しておくのがおすすめです。
たとえばフローリングが爪で傷まないようにペット用のカーペットを敷いたり、壁に汚れや傷がつかないよう保護シートを貼ったりします。トイレ周辺にペットシーツを敷く習慣をつけるのも汚れ防止に効果的です。

賃貸住宅ならペットの可否を確認して

賃貸住宅の場合、ペットの飼育ができる住宅とできない住宅に分かれます。ペットをお迎えすることが決まってから大家さんに「ペットは禁止ですよ」と言われたら目も当てられません。先に必ず確認しましょう。
また、ペット飼育がOKでも「○匹まで」「小型の動物のみ」など、細かい規則が設けられている場合もあります。この確認も大切です。分かりにくいときには大家さんや賃貸管理会社に問い合わせましょう。

自治体ごとのゴミ出しルールを確認

ペットを飼う以上、排泄物の処理は大切です。人間には水洗トイレがありますが、じつはペットの場合、自治体によって排泄物の処理方法が異なります。
「ペットの排泄物は可燃ごみに出すこと」、「トイレに流してよい」などそれぞれのルールがあり、飼い主はこのルールにしたがった処理をしなくてはいけません。
多くの場合、自治体や管轄のごみ処理場の公式サイトで確認できます。社会の衛生環境を守る意味合いもあるため、必ずルールを守りましょう。

近隣住民とのトラブルに気を付ける

ご近所の人すべてがペットの飼育に肯定的とは限りません。なかにはアレルギーを持っていたり、もともと動物を好まない人がいたりなどの可能性も考えましょう。
また、動物好きな人でもマナーが悪い飼い主は迷惑だと感じるものです。ペットのお世話で出たごみの片付け方、鳴き声への配慮、散歩のマナーなど、気を付けておくべきことや対策についてしっかり学んでおきましょう。

愛するペットと楽しい生活を! お家に帰るのが楽しみになる

一人暮らしの空間のなか、可愛いペットが増えたら毎日の楽しさもアップしそうです。癒し効果もあるペットと素敵な生活を送りましょう。あなたはどんな動物をお迎えしますか?
ペットを迎え入れる前には、準備や注意点の確認をしておくと安心です。一緒に楽しく暮らせるよう、しっかり環境を整えましょう。

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知る・学ぶ 2023-01-20

お散歩用リードやハーネスの役割は? 選ぶポイントについて

首輪をはじめ、「リード」や「ハーネス」も愛犬の散歩に必須のアイテムです。どの種類にもメリット・デメリットがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまうことも。
ときには命綱として愛犬を守る大切なものですので、特徴やメリット・デメリット、そして愛犬に適したタイプの選び方について確認しておきましょう。

リードとハーネスの特徴は?

リードとハーネスは飼い主と犬を結ぶ装具です。どちらも愛犬の行動を適切にコントロールする役割を果たし、愛犬と周囲の人の安全を守ります。
ここでは、それぞれの特徴について見てみましょう。

リード:首輪やハーネスにつける引き綱

リードは首輪やハーネスにつける引き綱です。1メートル程度のものから5メートル程度のものなど長さには幅があり、愛犬の行動や使う場所で使い分けられます。
また、巻き取り機能がある伸縮リード・フレキシブルリードもあります。目的にあわせた選択が可能です。
素材は布製やナイロン製をはじめ、本革や合皮など幅広いタイプが使われています。飼い主や愛犬の好みにあわせて選びましょう。

ハーネス:胴体につける胴輪

ハーネスは胴体につける胴輪です。前脚を通して胴に装着する形になり、首輪よりも抜けにくい特徴があります。
最近は首輪よりもハーネスを選択する飼い主さんも多くなり、犬の特徴や性格にあわせられるよう、多くのタイプが販売されています。
散歩のときにはハーネスにリードをつけ、愛犬の行動をコントロールします。

リードとハーネスのメリット・デメリットは?

リードとハーネスのメリット・デメリットを見てみましょう。リードは首輪とハーネスの両方につけるため、それぞれ比較しながらご紹介します。

リードのメリット・デメリット

首輪・ハーネスの両方で共通するリードのメリットは、愛犬の安全確保に役立つ点です。散歩中の急な飛び出しをはじめ、思わぬ行動を咄嗟にコントロールできます。愛犬や周囲の人の安全を考えると、ノーリードOKの場所以外では必須だといえるでしょう。
首輪につけるリードは愛犬へのオーダーを伝えやすいことも大きなメリットです。ドッグトレーニングではそのメリットを活かし、首輪が使われます。

一方、ハーネスは身体へ伝わる衝撃を分散するため、リードから愛犬へのオーダーが伝えにくくなっており、これがデメリットにあたるでしょう。
しかし、首輪につける場合もデメリットがないわけではありません。リードからの衝撃が首に集中するため、ハーネスと比較すると首や気管への負担が生じやすくなります。
飼い主のなかには、まだ若くて元気なうちは首輪をし、歳を取って気管を含めた身体のおとろえが感じられるようになってからはハーネスに変える人もいます。愛犬の年齢や状態も考慮すると、ベストな選択ができそうですね。

ハーネスのメリット・デメリット

ハーネスのメリットはリードから伝わる身体への衝撃を全身に分散しやすく、愛犬が負担を感じにくいということです。首輪とリードの組み合わせでは首に負担が集中しがちですが、ハーネスではその心配がありません。
犬が強く引っ張っても、首輪と違って胴にぴったり装着されているため、抜けにくいのもメリットです。活発で元気な愛犬につけてあげれば飼い主も安心ですね。

デメリットは愛犬へのオーダーが伝わりにくいこと、装着に時間がかかることです。
首輪と違い、ハーネスは衝撃が分散されます。それ自体は愛犬の負担を減らす大きなメリットなのですが、一方ではオーダーのためにリードを引いても飼い主の意思が伝わりにくいデメリットにもつながるのです。
首輪に比べ、装着にも時間がかかります。とくに購入したばかりのハーネスの場合、慣れるまでどこから脚を入れればいいのか、形はどうなっているかなど迷う点が多いでしょう。正しく装着しなければ散歩中に外れてしまう恐れがあります。時間がかかってもしっかり装着してあげましょう。

愛犬のタイプに合わせてベストな選択を

リードをつける首輪とハーネスは、どちらが愛犬に向いているでしょうか。選ぶときには愛犬の犬種・体格・性格など、ぴったりのものを選択して安全を確保してあげましょう。

首輪が向いているのはこんな犬

首輪が向いているのは「首が細くない犬」「しつけをしたい時期の犬」です。大型犬・小型犬のどちらでも使えます。ただし、首や気管に疾患がある場合には無理をしないほうがいいでしょう。
また、首が細い犬に首輪はあまりおすすめできません。オーダーのたびに首に負担がかかるため、衝撃で首を痛める恐れがあるためです。
しかし、しつけのために使いたい方もいらっしゃることでしょう。もし不安ならドッグトレーナーに相談し、適切な使用方法をマスターすれば安心です。

ハーネスが向いているのはこんな犬

ハーネスが向いているのは「引っ張り癖がある」「気管など呼吸器が弱い」といった特徴を持つ犬です。
引っ張り癖がある犬は、首輪だと引っ張ったときに衝撃がかかりやすくなります。しつけや危険回避のオーダー以外でも頻繁に衝撃が生まれるため、首や頸椎に問題が生じてしまいかねません。
気管など呼吸器が弱い犬もハーネスがいいでしょう。前述の通り、首輪は首周りに負担がかかります。とくに気管虚脱のリスクが高めの犬種(チワワ、フレンチブルドッグ、パグなど)は首輪よりもハーネスがおすすめです。

リードにつなげる首輪やハーネスの選び方は?

首輪やハーネスには多くの種類があります。飼い主の好みを反映しつつ、愛犬が負担を感じないものを選んであげたいですね。散歩に出るときにリードをつなげやすい構造であることも重要です。

首輪:負担が少ない首輪もある

愛犬の身体にできるだけ負担をかけたくないと考える飼い主さんのなかには、首輪を避けようと考える方がいるかもしれません。しかし、リードから伝えるオーダーが届きやすいメリットを重視したければ迷うところですよね。
最近は首への負担を軽減する首輪も販売されています。クッションが入っているタイプ、首にあたる部分にパットを入れているタイプなど、過度な負担をおさえやすい構造です。
なかにはハーフチョークタイプにできる首輪もあります。しつけのときだけハーフチョークにし、普段はゆったりとした状態にしておけるため、日常的に首輪をつけておきたい犬におすすめです。

ハーネス:必ずジャストサイズのハーネスを選択

ハーネスの最大の懸念は「抜けてしまうこと」ではないでしょうか。とくに後ずさりしたときには抜けやすく、飼い主にとって心配の種です。
そのため、ハーネスを選ぶときにはジャストサイズのものを選びましょう。後ずさりしても抜けないサイズがベストです。
また、ハーネスには下記のように複数のタイプがあります。

・H型
2つの輪に脚を入れて使うタイプのスタンダードなハーネスです。装着のたびに脚に触れるため、脚を触られても気にしない犬に向いています。

・8の字型
首と胴体に輪を通すタイプのハーネスです。脚に触れられるのが苦手な犬でも装着しやすいでしょう。

・ベスト型
人間の洋服のように装着出来るタイプです。柔らかい生地で作られているため、犬が感じる負担が少ないとされています。

・イージーウォーク型
背中ではなく、胸元にリードの装着部分があるハーネスです。引っ張り癖がある犬に向いています。

いざと言うときの命綱! 愛犬にあわせた選択を

いざと言うときの命綱! 愛犬にあわせた選択を
リードはハーネスや首輪につなぎ、愛犬や周りの人を思わぬ事故から守ります。ときには命綱になることもあるでしょう。
犬種や愛犬の個性によって装着しやすいタイプ、しにくいタイプが分かれます。負担が少なく、一緒に快適な散歩ができるものを選んであげたいですね。

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