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知る・学ぶ 2022-04-19

人気の動物関連のお仕事10選!なりたい職業について考えてみよう

動物が好きな方の中には、「動物に関する仕事がしたい!」と考えている方もいることでしょう。
動物関連の仕事に就ければ毎日動物と関わって生活することができます。
しかし、一言で「動物関連の仕事」といっても多岐にわたるため、具体的なイメージができない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、人気の動物関連のお仕事について、それぞれの特徴や実際に就くまでのルートなどを踏まえて、10の職種をご紹介いたします。なかには珍しい職業も含まれているので是非参考にしてみてくださいね!

人気の動物関連のお仕事10選

「動物と関わる仕事」といっても様々な職業があります。
なかには特別な資格が必要な職業や、珍しい職業もあるため、まずは動物に関連する職業はどのようなものがあるのかを確認しましょう。
興味のある職業があったら深掘りして知識を深めてみるのがオススメです。

ここでは、人気の動物関連のお仕事を10個に分けてご紹介します。

1.トリマー

「トリマー」は一言で表すと、動物の美容師です。
ペットサロンやペットショップに勤めて、毛や爪のカット、マッサージやブラッシングなどを行います。
自分の手で動物を美しくすることができ、飼い主さんの喜ぶ姿を見られるのが魅力ですね。
トリマーになる方法は大きく分けて以下の2つです。

・専門学校や大学へ通って技術を身に付ける
・ペットショップやペットサロンに努めながら技術を習得

特にオススメの方法は「専門学校や大学へ通う」です。
専門学校や大学では専門家からスキルを学べ、トリマーに関する資格も習得できます。実はトリマーになるには特別な資格は要しませんが、資格があると自身のスキルの証明が可能となるため積極的に取得しましょう。

2.動物看護士

「動物看護士」とは、獣医師のサポートを行う動物専門の看護師のことです。
具体的には、動物病院に勤めて、診療の補助や薬剤に関する業務、入院している動物の世話などを行います。
動物の命に直接関わる職業であるため「動物を救いたい」「動物に恩返しをしたい」と考えている方に向いています。

動物看護士になるには、愛玩動物看護士養成所で所定のカリキュラムを受けて国家試験に合格する必要があります。
ちなみに国家資格「愛玩動物看護師」は2022年に施行される新しい資格です。
すでに授業を行っている専門学校が数多く存在するため、興味のある方はまずはカリキュラムの内容から確認してみてはいかがでしょうか。

3.獣医師

「獣医師」とはその名の通り、動物専門の医者のことです。
基本的には動物病院に勤める形になりますが、開業医として独立が可能な職業でもあります。
動物の診療や治療の他にも、研究や開発を主な業務とする獣医師も存在します。

獣医師になるには、高校卒業後に獣医学科が設置された大学に通うことが必須です。
大学では獣医学を6年間かけて学び、さらに獣医師国家試験に合格することで、獣医師免許が取得できます。
その後、病院を含む臨床現場で実践経験を積んだあと、臨床獣医師として働くのが一般的な流れです。
難易度が非常に高いため、動物を救いたい強い気持ちが必要になるでしょう。

4.ペットシッター

「ペットシッター」とは、飼い主に代わってペットの世話をする仕事です。
ペットホテルに預けるよりもペットのストレスが少ない場合もあり、ペットシッターに依頼する方は増加傾向にあります。
主な仕事は、飼い主の自宅へ訪問し、ペットの躾やエサやり、散歩などのお世話を行います。「様々な種類のペットのお世話がしたい」「ペットに関する幅広い知識を活かしたい」という方にオススメです。

ペットシッターになるために必須の資格はなく、多くの場合はペットシッター会社に所属をして業務を行います。しかし、「ペットシッター士」といった民間資格を取得することで、飼い主への信頼感を生む場合もあるでしょう。
また、ペットシッターとして独立開業する場合は一定の条件を満たした上で「第一種動物取扱業」の登録が必要なので留意しましょう。

5.ブリーダー

「ブリーダー」とは、犬を繁殖させてペットショップや個人に販売する仕事です。
また、中にはコンテストや展覧会に参加する方や、品種改良の研究を行うブリーダーも存在します。
ブリーダーの主な仕事は、生まれた赤ちゃんや、産後の母親などの日常的な動物の飼育です。専門的な知識を要するため、専門学校等に通って知識を習得することがオススメです。

6.ハンドラー

「ハンドラー」とは、ドッグショーに参加する犬をサポートする仕事です。
主な仕事にはショーに出す前の犬のトレーニングや健康管理、ショー当日のパフォーマンスのサポートなどがあります。「犬と一緒に人々を喜ばせたい」という方にオススメです。

ハンドラーになるための資格はありませんが、働くためにはハンドラー技術を身に付けている必要があります。ハンドラー技術を身につける方法としては、専門学校への入学や訓練所への就職などが挙げられます。
また、多くのハンドラーは「公認ハンドラー」という資格を取得しています。
公認ハンドラーを取得していると、自身のスキルを証明する手段ともなるため、ハンドラーを目指す場合は資格取得がオススメです。

7.訓練士

一言で「訓練士」と言っても以下のように様々な種類があります。

・盲導犬訓練士
・警察犬訓練士
・災害救助犬訓練士
・麻薬探索犬訓練士

これらは共有して「犬と一緒に人を助ける・治安を守る」職業です。「犬に関する知識や経験を活かして社会に貢献したい」という方にオススメです。
同じ訓練士とはいえ、これらの職業に就くための方法はそれぞれ異なります。そのため「自分がどのような形で社会に貢献したいか」を意識して進路を選択することが大切です。

8.動物保護団体職員

「動物保護団体職員」とは、動物保護に関する職務を行う仕事です。
たとえば飼えなくなった動物の引き取りや、保護した動物の受け入れ先の募集、ペットが安心して生活できるための啓発活動などを行います。

動物保護団体職員になるには、動物保護を目的とするNPO法人やNGO法人へ採用されることです。資格は必須ではありませんが、動物関連の知識や経験がある方が採用面で有利になります。
「多くの動物を救いたい」「少しでも動物が生きやすい世の中にしたい」といった考えを持つ方に向いているでしょう。

9.ドッグライフカウンセラー

「ドッグライフカウンセラー」とは、犬と一緒に生活する際の様々な問題に直面する飼い主に総合的な相談を行う職業です。
相談の内容は、健康管理や飼育管理、躾、マナー啓発など様々です。「犬と一緒に生活する飼い主さんを少しでも助けたい」と考えている方にオススメと言えます。

ドッグライフカウンセラーには「ドッグライフカウンセラー検定試験」という資格が存在します。資格取得後は、動物病院やドッグランなど様々な団体に所属して働くケースも多いです。

10.セラピードッグトレーナー

「セラピードッグトレーナー」とは、アニマルセラピーやドッグセラピーを行う犬を育てる仕事です。
なかには、セラピードッグとともに福祉施設などを訪問し、人々を癒す活動を行っているトレーナーも存在します。
特別な資格は要しませんが、犬の躾や訓練方法、心理学や医療などの幅広い知識が必要です。また、資格は必須ではありませんが「セラピードッグトレーナー」という民間資格が存在しています。
所有していることでスキルの証明となるだけでなく、自分自身の学びにもなるでしょう。

まとめ

まとめ
動物関連のお仕事を10個に分けてそれぞれの特徴や実際に就くための方法をご紹介しました。
多岐にわたる動物関連の仕事は、なかには特別な資格がいる場合もあり、簡単には就けない職業も多いです。

そのため、自分が何の職業に興味があるのかを最初に明確にすることが大切です。
自分がなりたい職業を明確にできれば、やるべきことも明確になり、動物に関連する仕事に就くという目標に一歩近付きます。是非、進路の参考にしてみてはいかがでしょうか?

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知る・学ぶ 2020-03-11

ペットシッターの仕事について

「将来は動物に関わる仕事がしたい」と考えている方のなかには、昨今需要が高まりつつある「ペットシッター」に興味があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ペットシッターは、飼い主が旅行などで自宅を留守にしているあいだペットの世話を代行で行なう職業です。

ここでは、ペットシッターという仕事について改めてご紹介します。

ペットシッターの仕事とは?

ペットシッターは、飼い主が旅行や仕事などの都合で自宅を留守にするあいだに、訪問してペットの世話を代行する仕事です。
ペットホテルなどに預けて世話を依頼するよりも、ペットにとってストレスが少なく飼い主も安心して出掛けられるということで、昨今はペットシッターの需要が高まりつつあります。

ペットシッターの主な仕事内容は、犬や猫などのペットの餌やりや散歩、トイレの手入れなどの基本的な動物の世話をはじめ、爪切りや歯磨き、簡単なトリミングを行なうこともあります。
さらに、必要に応じてペットの健康管理なども行いますので、動物の飼育や看護方法などに関する幅広い知識とスキルが必要になります。

また、飼い主が不在のあいだに訪問して世話をするため、ペットの性格や体質など事前によくヒアリングして把握し、信頼関係を築くコミュニケーション能力も大切です。

ペットシッターの仕事をする上で大切なもの

ペットシッターは、飼い主が留守中に安心して世話を任せられるように、動物の飼育に関する幅広い知識が求められる職業です。飼い主が不在のあいだ代わりにペットの命を預かって世話をする以上、責任も大きく、しっかりと信頼関係を築く必要があります。
そのほかにも、動物の爪や歯の手入れ、トリミング方法の知識・スキル、ペットが体調不良になったときに柔軟に対応できる判断力などが挙げられます。

飼い主とペットから信頼されるペットシッターになるために、正しい知識としっかりとした技術、そして高いコミュニケーション能力を身につけましょう。

ペットシッターに必要な知識と技術を取得するためには?

ペットシッターとして活躍するためには、まずは専門の教育機関で学び、資格を取得することをオススメします。
現在、ペットシッターに必要な国家資格はありませんが、実際に現場でプロとして仕事をしている人のほとんどが知識や技術をしっかりと学んだあとに民間資格を取得しています。

専門学校などの教育機関では、プロの講師から学べるだけでなく、実際に犬や猫などの動物を扱う実習が受けられるほか、現場で即戦力となる知識や技術が身につけられます。

昨今需要が高まりつつあるペットシッターは、飼い主が留守のあいだペットの命を預かる責任の大きい仕事です。
将来、現場で活躍できるペットシッターを目指すならば、まずは資格取得を目標に専門学校等などで効率よく学び、飼い主とペットから信頼される力をつけましょう。

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知る・学ぶ 2019-07-16

動物看護師が国家資格に! 「愛玩動物看護師法」が成立

2019年6月21日、国会で「愛玩動物看護師法」が成立し、動物病院で獣医師をサポートする動物看護師の国家資格化が実現しました。

これにより、早ければ2023年にも第一回目の国家試験が実施され、国家資格「愛玩動物看護師」が誕生します。

動物看護師の国家資格化が実現

「動物看護師」は、主に動物病院で動物の治療や診療を行なう獣医師をサポートする仕事です。動物の大切な命に関わる仕事ですので、業務内容も多岐にわたり幅広い知識や技術が必要です。

これまで動物看護師は国家資格がなく、現場で活躍している人のほとんどが知識や技術をしっかりと学んだあとに民間資格を取得していました。
しかし、今後は国家試験を受けて合格すると「愛玩動物看護師」の資格を取得できるようになります。

昨今は犬や猫などをペットとして家族に迎え入れる方が増えており、獣医療へのニーズも高まっていることが今回の「愛玩動物看護師法」の成立につながりました。

獣医療を支える動物看護師になるためには?

「愛玩動物看護師法」の成立によって動物看護師の国家資格化が実現したことにより、今後は獣医療を支える動物看護師へのニーズがさらに高まるとみられています。
また、国家資格を取得すると、獣医師の指示で犬や猫へのマイクロチップの挿入や採血、投薬などを行なうことができるようになるため、より幅広い知識や技術が求められるようにもなります。

これから動物看護師を目指そうとお考えの方は、将来的に国家試験に合格して「愛玩動物看護師」の資格を取得するためにも、まずは専門の教育機関などでしっかりと学び、獣医師や飼い主、ペットに信頼される力をつけましょう。
専門学校などの教育機関では、 プロの講師から学べるだけでなく、実際に動物を扱う実習が受けられるほか、現場で即戦力となる力が習得できます。

将来、現場で活躍できる動物看護師を目指すならば、まずは資格取得を目標に専門学校などで効率よく学び、しっかりと知識や技術を身につけましょう。

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知る・学ぶ 2019-04-15

ドッグトレーナーの仕事とは?

「将来は動物に関わる仕事がしたい」と考えている方の中には、「ドッグトレーナーに興味がある」という方も多いのではないでしょうか?

ドッグトレーナーの仕事は、犬がペットとして人と一緒に暮らしていけるようにマナーを訓練し、さらにペットと人がよい関係を築けるようサポートやアドバイスを行なう職業です。

ここでは、ドッグトレーナーという仕事について改めてご紹介いたします。

ドッグトレーナーの仕事とは?

ドッグトレーナーは、犬がペットとして人と暮らしていけるように訓練する職業です。
主に散歩やトイレ、お留守番などのマナーを訓練しますが、飼い主の要望や住環境に合わせたトレーニングも行ないます。
さらに犬の訓練だけでなく、飼い主に対してもアドバイスやサポートを行ないます。

犬のしつけは、ペットとして暮らしていく上で飼い主とよい関係を築くために非常に重要です。
そのため、ドッグトレーナーはペットと人が問題なく暮らしていけるよう手助けする大切な役割を担っています。

なおドッグトレーナーは、盲導犬や警察犬などの「使役犬」として犬を訓練する「犬の訓練士」とは訓練内容が異なりますので、混同しないように注意しましょう。

ドッグトレーナーの仕事をする上で大切なもの

ドッグトレーナーは言葉が通じない犬をトレーニングしていく職業です。
犬の種類などに合わせた訓練の知識が必要なほかに、なかなかマナーが身につかない犬にも諦めずに愛情を持って接し、地道に信頼関係を築いていく根気強さが必要になります。
また、飼い主の要望や悩みをしっかりとヒアリングしてサポートを行なうのもドッグトレーナーの大切な仕事です。

犬それぞれの個性に合ったしつけの方法を見つけて、飼い主へアドバイスを正しく伝えるコミュニケーション能力が求められます。
飼い主とペットから信頼されるドッグトレーナーになるために、正しい知識としっかりとした技術、そして高いコミュニケーション能力を身につけましょう。

ドッグトレーナーに必要な知識と技術を取得するためには?

ドッグトレーナーには国家資格はありませんが、プロとして実際に現場で活躍している人のほとんどが、知識や技術をしっかりと学んだあとに民間資格を取得しています。
ドッグトレーナーとして活躍するためには、まずは専門の教育機関で学び、資格を取得して飼い主とペットから信頼される力をつけましょう。
専門学校などの教育機関では、プロの講師から学べるだけでなく、実際に動物を扱う実習が受けられるほか、現場で即戦力となる知識や技術が身につけられます。

近年は、ペットブームとともに「ペットのしつけ」が改めて重要視されドッグトレーナーのニーズも多様化しています。 犬のしつけ教室やペットショップをはじめ、ドッグランのスタッフや動物とふれあえるテーマパークなど、ドッグトレーナーの活躍する場は年々広がっています。

将来、現場で活躍できるドッグトレーナーを目指すならば、資格取得を目標に専門学校等などで効率よく学び、しっかりと技術や知識を身につけましょう。

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知る・学ぶ 2019-04-12

動物看護師の仕事について

動物に関わる仕事に就きたいと考えるときに、動物の命を救う「動物看護師を目指したい」と思われている方も多いのではないのでしょうか?

動物看護師の仕事は、病院で動物の治療や診療を行なう獣医師のサポートのみならず、多岐にわたる業務があるため幅広い知識と技術が必要な職業です。

ここでは、動物看護師という仕事について改めてご紹介いたします。

動物看護師の仕事とは?

動物看護師は、主に動物病院で動物の治療や診療を行なう獣医師のサポートをする仕事です。

具体的には、診察中に動物が動かないように固定したり、体温や脈拍の測定、検査器具の準備・消毒など、診察がスムーズに進むためのサポートを行ないます。
さらに、ペットの病状や検査結果の飼い主への説明、入院動物の健康管理なども動物看護師の仕事になるため、飼い主やペットとのコミュニケーションも大切になります。

このほかにも、カルテの管理や外来受付などの事務的な仕事や、病院内の清掃など幅広い業務をこなします。
これらの業務を通して、飼い主とペットが安心して治療や診療を受けられる環境作りを行なうのが動物看護師の仕事です。

動物看護師の仕事をする上で大切なもの

動物看護師は大切な命に関わる業務になるため、動物に関する幅広い知識や技術が求められます。
さらに、動物の体や病気に関する知識はもちろんですが、ペットの日々の体調管理やしつけなどのアドバイス、処方した薬の効果などを飼い主に分かりやすく説明するためのコミュニケーション能力も大切です。

そのほかにも、ペットの被毛を整えたり爪や耳の手入れなどのトリミングスキルや、入院動物のサポート、医療事務など幅広い業務を柔軟に行なえる対応力も必要です。
飼い主とペット、獣医師から信頼される動物看護師になるために、正しい知識としっかりとした技術を身につけましょう。

動物看護師に必要な知識と技術を取得するためには?

動物看護師は動物に関する幅広い知識や技術だけでなく、様々な業務に対応できる力をつけることも重要です。

現在は必要な国家資格はありませんが、実際に現場で動物看護師として活躍している人のほとんどが知識や技術をしっかりと学んだあとに民間資格を取得しています。
動物看護師として活躍するためには、まずは専門の教育機関で学び、資格を取得して飼い主とペット、獣医師から信頼される力をつけましょう。
専門学校などの教育機関では、プロの講師から学べるだけでなく、実際に動物を扱う実習が受けられるほか、現場で即戦力となる知識や技術が身につけられます。

昨今は動物診療のニーズが多様化し、動物病院だけでなくペットショップや動物園、ペットホテル、ペットサロンなどでも多くの動物看護師が活躍しています。
資格取得を目標に専門学校等で効率よく学び、しっかりと技術や知識を身につけることが、現場で活躍できる動物看護師を目指す最短ルートと言えそうですね。

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