子犬のお散歩デビュー! 気を付けるポイントは?

犬を飼い始めた方にとって、一緒にお散歩に出掛けることは楽しみの1つではないでしょうか?

待ちに待った子犬がわが家にやってきて、お散歩デビューさせるのは最初の大きなイベントです。
しかし、子犬を飼い始めて間もない飼い主さんにとっては、いつからお散歩に行っていいのか、どのような点に注意すればよいのか分からないことが多いかと思われます。

そこで今回は、子犬のお散歩デビューで気を付けるポイントについてご紹介します。

子犬の散歩デビュー前に気を付けるポイント

子犬がわが家にきたばかりのころは、まだ首輪をつけていないことも多いでしょう。子犬のお散歩デビューは、まずは首輪をつけることから始まります。

最初は首輪に慣れさせよう

最初は首輪をすると嫌がる子犬も多いので、少しずつ慣らしていくことが必要です。
まずは、リボンなど軽くて小さいものを首輪の代用にして慣れさせましょう。いきなり首に結ばずに、子犬の首に対して緩めの輪っかにしたものを作り、おやつなどで誘導し自ら首を通すように促して装着します。
強引に装着すると首輪に対する嫌悪感を感じて慣れにくくなってしまいますので注意しましょう。

首輪のつけ始めで落ち着かない子にはおもちゃで気を紛らわしたり、大人しくなってしまう子にはおやつをあげたりするのも有効です。子犬の性格に合わせて色々工夫して慣らしていきましょう。

リードをつけて室内トレーニング

首輪に慣れたら、次はリードに慣れさせます。リードの感覚に慣れないうちは足に絡ませたり、飼い主にじゃれついてきちんと歩けないこともあります。
さらに、首が引っ張られる感覚が慣れず、リードを嫌がってしまうこともあります。そのため、最初のうちはリードをつけたまま部屋の中で過ごし、リードの存在そのものを慣れさせるようにしましょう。
その後、飼い主がリードを持って歩くことに慣れるよう、室内で事前にトレーニングするのがオススメです。

また、子犬をいきなり外に連れていくと、騒音や知らないニオイでパニックになることも考えられます。
お散歩の練習がてら庭でリードをつけて歩いてみたり、抱っこした状態で家の前に出てみるなど少しずつ慣らしていきましょう。

子犬がお散歩デビューする理想的な時期は?

子犬をわが家に迎える時期は一般的に生後3カ月くらいが最も多く、生後1カ月から2カ月半ごろに最初のワクチンが行なわれます。
2回目のワクチンはその1カ月後くらいになりますので、わが家にやってきたときに1回目のワクチンを終わらせているなら2回目のワクチンを終えてからお散歩デビューするようにしましょう。

ワクチンを接種していない子犬は免疫力が低いので、お散歩中にどんな病気を持ち帰るか分かりません。必ずワクチンを接種して、2〜3週間ほど経過してからお散歩を始めるようにします。

ワクチンの回数や種類は病院によって異なりますので、お散歩デビューをする時期はいつ頃がよいのか必ず病院で事前に相談しておきましょう。

お散歩デビュー前に揃えておくもの

子犬をお散歩させるときは、飼い主も周囲に迷惑をかけないよう事前に準備が必要です。

首輪やリードはもちろんですが、排便をしたとき用のゴミ袋、のどが渇いたときに飲ませる水や容器なども用意しておきましょう。水は飲み水としてだけでなく、排尿したときにかけるニオイ消しとしても活用できます。

また、子犬のリードが外れてしまったときのために、連絡先が書かれた迷子札など身元が分かるものを念のため付けておきましょう。

まとめ

子犬のお散歩デビューで気を付けるポイントについてご紹介しました。
お散歩デビューには、最初に首輪に慣れさせたり、ワクチンを行なう時期によってタイミングを見計らう必要があることを実はご存知なかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

飼い主も犬の便などはきちんと片付けるなどマナーをしっかり守って、楽しく子犬をお散歩デビューさせてあげてくださいね。

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