お出かけ

Read More

知る・学ぶ 2024-01-17

ペットも一緒に旅行したい! 移動・宿泊で気をつけることや準備について

家族の一員であるペットと一緒に旅行や帰省をしたいと考える飼い主さんは少なくないでしょう。
とはいえ普段と違う環境で過ごしたり、長い移動時間になったりなど、「ペットが負担を感じるのでは?」という心配もあります。

そこで今回は、ペットと旅行するときに気をつけたいことや事前準備などについてご紹介します。

事前調査はしっかりと! 緊急時の対応も視野に入れて

人間だけの旅行なら必要なくても、ペットを連れて行くのならぜひ知っておきたい情報があります。ペットと楽しい旅行をするために、しっかりと事前調査を行いましょう。

行き先で緊急時に対応できる動物病院があるかどうか

普段は健康なペットでも、旅行中や旅行先での環境変化で体調を崩してしまったり、思わぬ急病になったりする可能性があります。人間なら救急病院へ駆け込めばよいのですが、ペットだとそうはいきません。
行き先でペットが不調になったときや予想外の怪我をしてしまったときなどに備え、滞在先や観光先の近くにある動物病院を調べておきましょう。その際には連れて行くペットの種類に対応できるかどうかも必須の確認事項です。
また、長期休暇中は動物病院も閉まっていることがあります。そのような場合にはどうするべきか、考えておくと安心です。かかりつけの動物病院で、旅行先での緊急対応について相談するのもよいでしょう。

宿泊先に普段の食器やフードを持ち込めるか

地元の食材でペット専用のメニューを提供しているようなホテルを使うのなら、ぜひ一緒に楽しみたいと思う飼い主さんも多いでしょう。
そのようなホテルでは、ペット用に素敵な食器やフードを用意してくれているのですが、もしかするとペットは環境の変化に緊張してせっかくの食事が食べられないかもしれません。
かといって、まったく食べないと心配になります。いつも使っている食器でいつものフードなら食べるかもしれないため、いざというときに備えて準備しておくと安心です。
ただ、持ち込む際には念のためホテルへの確認が必要です。「持ち込みOK」「持ち込みOKだけどお部屋のみで」など、ホテルごとに条件が違う可能性があります。予約の時点で事情を説明し、許可を取っておきましょう。

ホテルはペットOKか、自分のペットは対応しているか

ホテルのすべてがペットの宿泊に対応しているわけではありません。旅行情報サイトやホテルの公式サイトなどで、ペットの対応について確認してから予約手続きをしましょう。
ペットOKでもペットの種類やサイズによっては対応できないホテルがあります。たとえば「小型犬なら○頭までOK」「大型犬はNG」「エキゾチックアニマルはNG」などの条件があれば、自分のペットが該当するかどうかを考えなくてはいけません。
また、ホテルによってはワクチン接種証明書の提示が求められることもあります。宿泊先に求められたらすぐに提示できるよう、必ず用意しておきましょう。

どうしても連れて行けないときには?

特定の動物やエキゾチックアニマルは、旅行先で受け入れOKの宿泊施設が見つからない可能性があります。そのような場合にはどうするかを考えておくことも大切です。
ペットホテル、ペットシッターなどを事前に探し、希望の日程を予約できるかどうかを確認しましょう。

移動距離や移動手段にも注意して

人間でも長距離移動は負担を感じるものです。それは動物も変わりません。移動距離や移動手段についても気を配りましょう。

ペットが負担を覚えるほど長距離にならないか

自由に動き回れない乗り物を使った長距離移動は、ペットにとって大きな負担を与えたり、不安感をまねいたりします。体調不良やメンタル不安定につながりかねないため、可能な限り配慮してあげましょう。
移動距離はできれば2時間以内がおすすめです。どうしても長時間になる場合は小まめな休憩を取りましょう。
例えば自動車で犬を連れての移動なら、犬の散歩ができるサービスエリアを利用したり、ドッグランつきのサービスエリアへ意識的に寄ってあげたりしてはいかがでしょうか。マイカーなら自由にスケジュール組めるため、飼い主の気分転換や休憩がてらにおすすめです。
またレンタカーを利用する場合、ペットの同乗は別料金になることがあります。レンタカーショップで確認しておきましょう。

公共の乗り物を使うなら注意や配慮が必要

公共交通機関の多くは、運営会社側が定めたルールを守ればペット同乗がOKになっています。OKとはいってもルールやマナーがありますので、同乗する際には意識した行動を心がけることが肝心です。

例えば、JR東日本ではペットの同乗について以下の規則を定めています。

”小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、
・タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースにいれたもの
・ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの”
※引用:JR東日本

同様に、東京メトロの規則は以下の通りです。

”子犬、猫、鳩その他これらに類する小動物(猛獣及びヘビの類を除く)は、
縦・横・高さの合計が120センチメートル以内の専用の容器に収納し、
その総重量が10キログラム以内のもので、他の旅客に危害を及ぼし、
又は迷惑をかけるおそれがないと認められるものに限り持ち込むことができます。”
※引用:東京メトロ

自分のペットが該当するかどうか、調べた上で同乗しましょう。判断が難しければ各交通機関の窓口への相談をおすすめします。

なお、夜間の高速バスは基本的にNGです(例外あり)。路線バスは「キャリーケースに入れればOK」「サイズ規定を守ればOK」などのルールを定めていることがありますので、各バス会社の公式サイトなどで確認してください。

持ち物の準備は入念に!

持ち物の準備はしっかりしておきましょう。状況によって必要なものが変わるため、優先順位を考えながら準備してください。

必ず持って行くべきもの

「これだけあれば何とかなる!」と思えるものは積極的に準備しましょう。

・首輪、ハーネス、リード
・いつものご飯、おやつ、食器、水皿
・トイレシート、トイレトレー、汚物・ゴミ入れ
・ブラシ、コーム(宿泊先での抜け毛マナーに)
・クレート、ケージ、ペット用ベッド
・使い慣れたブランケット、マット
・(あれば)服用薬
・ワクチン接種証明書、狂犬病予防注射済票

備えとして持って行きたいもの

旅行中、万一のことがあるかもしれません。備えるためにできるだけ準備しましょう。

・迷子札
・救急用品
・健康記録(よく処方される薬の名前など)
・マナーパンツ、マナーベルト
・服、雨具
・消臭剤

あると便利なもの

なくても問題ないかもしれませんが、あればあったで役立つものです。

・お気に入りのおもちゃ
・目薬や整腸剤など
・アンカー

ほかにも「うちの子にはあったほうがいいな」と思えるものがあればプラスしておきましょう。

ペットとの旅行は事前準備が大切!

ペットとの旅行は準備が大変ですが、だからこそ旅行中の楽しさが増すのではないでしょうか。ペットと一緒に楽しい旅行をするために、ぜひ入念な準備をしてください。「ペットと一緒に行けてよかった!」と思えるような旅行になると素敵ですね。

Read More

暮らし 2022-11-22

愛犬がお留守番! 注意点や役立つおすすめのグッズについて

一人暮らしや共働きのご家庭では、日中、飼い犬にお留守番をさせる機会が多くなります。場合によっては愛犬が一匹で過ごす時間が長くなることもあるでしょう。寂しがるのではないか、イタズラをするのではないかなど、飼い主としてはどうしても心配になりがちです。

今回は、「愛犬に長時間お留守番をさせても平気?」「どんなことに注意すればいい?」「おすすめのお留守番グッズは?」など、愛犬のお留守番について対応方法をご紹介します。

犬にとってお留守番は不安になりがちなもの

元々、犬は集団生活を好む動物です。個々の性格や育った環境にもよりますが、それでもほとんどの犬は一人で過ごす時間に不安やストレスを覚えるでしょう。

しかし、飼い主は仕事や学業などでどうしても家を空けざるを得ません。愛犬がお留守番中に感じる不安やストレスを軽減させられるよう、前もって準備しておく必要があります。

長時間のお留守番で気を付けたいポイント

長時間のお留守番をさせるとき、以下の点には特に注意しましょう。愛犬の安全や健康にかかわります。

1.イタズラをする可能性がある

飼い主の目がない場所では、飼い犬は普段より奔放になるかもしれません。また、ストレスや不安を紛らわせるために何らかの行動をしたがるケースもあります。

・ごみ箱をひっくり返す
・トイレ以外での粗相
・家具の損傷
・立ち入り禁止エリアへの侵入
・無駄吠え

このように、飼い主が一緒にいるときには考えもしないようなイタズラをしてしまう心配もあります。お留守番中の行動についてしつけが必要です。
また、これらの行動は「分離不安症」が原因であることも考えられます。飼い主と離れることにより、不安を覚えて問題行動をしてしまうのです。もしもそのような様子があるのなら、分離不安症の対策を行いましょう。

2.事故や火災の心配

電化製品をはじめとした熱源には特に注意が必要です。ガスコンロや暖房器具のスイッチを誤って入れてしまい、火事になってしまうことも。愛犬やご近所の皆さんの生命にかかわる事故が起きる可能性があります。
したがって愛犬にお留守番をさせるときには、熱源の電源を完全にオフにする・コンセントを抜く・電気プラグにカバーを付けるなど、積極的な対策をしておくと安心感が増すでしょう。

3.子犬・シニア犬の注意点

犬の年齢によっても注意が必要です。子犬は成犬と違い、まだ消化器が成長しきっていません。そのため、一日数回に分けて食事をする必要があります。トイレの回数も多く、場所も完全に覚えていないことが多いため、トイレトレーニングが完了するまではあまり長時間のお留守番は向いていません。
シニア犬は加齢によって身体機能やメンタル面に衰えが出ています。トイレの回数が増える・飼い主への依存度が高くなるなど、一匹でお留守番をさせることに不安を覚える要素が増えがちです。年齢に応じた対応が必要になります。

お留守番に向けてトレーニングをしよう

突然「今日からお留守番ね!」と言っても、愛犬は戸惑い、不安を覚えて問題行動をしてしまうかもしれません。犬にお留守番をさせるのであれば、事前に準備や練習をしたほうが良いでしょう。

1.家に迎え入れてからしばらく(一週間~二週間)ほどは家で一緒に過ごす

家に来たばかりの頃はお留守番をさせず、犬を新しい環境に慣れさせてあげましょう。

2.自律訓練を始める

トイレトレーニングやケージ・サークルに慣れる訓練を始めます。飼い主と一緒にいる時間でも、ケージやサークルに入る練習をおこなうと効果的です。

3.短時間のお留守番トレーニングを始める

まずは数分間、愛犬の前から姿を消すことから始めましょう。隣の部屋に行き、数分間経過したら戻って姿を見せ、安心させてあげます。少しずつ時間を長くしていき、「飼い主はいなくなっても必ず戻ってくる」と教えます。

4.分離不安症対策

分離不安症の心配がある場合には、克服のためのトレーニングを行います。飼い主と離れる時間を少しずつ長くする・クレートトレーニングをするなどの方法があります。難しいと感じることがあれば、獣医さんやドッグトレーナーに相談してみてください。

5.一人遊びの習慣を身に付けさせる

お留守番中、一人遊びができれば寂しさを忘れられます。一人遊びができる安全なおもちゃをいくつか用意して、お気に入りを見つけておきましょう。

本格的なお留守番の前には環境を整える

お留守番の練習がうまくいきはじめたら、本格的なお留守番をスタートする前に環境を整えます。愛犬が安全に、そして楽しく過ごせる環境作りが大切です。

1.身体的な安全が確保できる環境に

誤飲・誤食をしてしまいそうなものを撤去します。また、熱源機器に手が届かないようにする・コンセントにカバーを付けるなどの対策を採りましょう。

2.ケージやサークルの設置場所に注意

一度ケージやサークルに入ると、飼い主が帰って来るまで出られません。直射日光が当たる場所、極端に暑い・寒い場所などを避け、できるだけ快適な状態になれる場所に設置します。エアコンの温度にも気を遣ってあげましょう。

3.外出先から接続できる見守りカメラの設置

可能であれば、外出先からスマートフォンやタブレットなどのデバイスから確認できる見守りカメラを設置するのも良い方法です。カメラの中には愛犬に話しかけたり、給餌器からご飯やおやつを出してあげられるタイプもあります。

4.たっぷりの愛情

お留守番中に問題行動を起こさず、安全に過ごすためには、飼い主と愛犬の間に信頼関係が必要です。普段から愛情をたっぷり注ぎ、愛犬に信頼される飼い主になりましょう。

お留守番でおすすめのお役立ちグッズ

飼い主も愛犬も安心してお留守番するために、便利なお役立ちグッズを取り入れるのもおすすめです。

1.スマートロック

スマートフォンを利用し、ご自宅の施錠管理をするシステムです。ドアに機器を取り付け、スマートフォンのアプリで管理します。ドアの開閉があったときにスマートフォンに通知が来るため、ご家族の外出や帰宅がわかり、愛犬が「いま誰といるか」の確認ができて安心です。
ただしドアの形状によっては設置できないこともあります。また、スマートフォンやスマートロックの充電が切れると操作できなくなってしまうため、小まめな充電を心がけましょう。

2.モーションセンサー

人やペットの動きを感知して照明のオン・オフができます。家の中を自由に動ける状態でお留守番をさせるとき、暗い場所を怖がらずに済むでしょう。エアコンのオン・オフやアプリで遠隔操作できるタイプもあります。

3.スマートスイッチ

スマートフォンのアプリで家電を操作するシステムです。スマートロックのような鍵だけではなく、テレビやエアコンを動かせます。テレビがついていると寂しさを忘れられる性格の愛犬なら、きっと役に立つでしょう。急な寒暖差もエアコンをいつでも稼働させられれば安心です。

トレーニングとお役立ちグッズで安心なお留守番を

トレーニングとお役立ちグッズで安心なお留守番を
長い時間、一匹でお留守番をさせるのは心配になるものです。その心配を少しでも減らすために、トレーニングを一緒に頑張り、お役立ちグッズを取り入れてみませんか。
しっかりお留守番ができたあとは、愛犬を思い切り褒めてあげてくださいね。ますます信頼関係が築かれて、絆は深まっていくでしょう。

Read More

知る・学ぶ 2022-10-13

一緒にカフェタイム! 愛犬と飲食店に入るときのマナー

愛犬と一緒に楽しいカフェタイムが過ごせるドッグカフェ。
最近ではドッグカフェのほかにもペット同伴可能な飲食店も増えてきました。愛犬と暮らす人ならぜひ行ってみたい場所ですよね。

一方でドッグカフェをはじめ、ペット同伴可能な飲食店に行くときには、気を付けておきたいポイントがあります。
どのような点に気を付けるべきでしょうか? 持って行くと便利なグッズも同時にご紹介します。

最初に注意したい! 「ドッグカフェ」と「ペット同伴OK」の違いについて

愛犬を一緒に連れて行っても良い飲食店と聞くと、ほとんどの人が「ドッグカフェ」を想像するでしょう。
しかし、じつは「ドッグカフェ」と「ペット同伴OKの飲食店」は違う性質です。

ドッグカフェの特徴

ドッグカフェは愛犬と一緒にカフェやお食事が楽しめるお店です。
犬専用のメニューが用意してあったり、犬が過ごしやすい環境が整えられていたりと、最初から「犬と一緒に来店したい人」へ向けた店作りがおこなわれています。

ほかにも飼い主や愛犬にとってメリットになることが多く、もし興味があるのならぜひ愛犬を連れて行ってあげてみてはいかがでしょうか?

・ほかの犬と触れ合い、社会性を高められる

普段は室内飼いの愛犬も、ドッグカフェでほかの犬と触れ合い、社会性を学ぶきっかけを得られます。もちろん飼い主たちの見守りは必要ですが、新しい経験をさせてあげられるチャンスですね。

・ドッグランがある店舗なら運動をさせてあげられる

お店によってはドッグランが設置されています。いつも行く場所とは違うドッグランに刺激を受け、愛犬も楽しく過ごせるのではないでしょうか。

・飼い主に「犬友達」ができることも

ドッグカフェでは普段のお散歩コースにはいない犬に出会うことも少なくありません。飼い主にも新しい犬友達ができるかもしれませんよ。

ペット同伴OKの飲食店の特徴

ペット同伴OKの飲食店はドッグカフェと違い、「ペットを連れて入っても良い普通の飲食店」です。愛犬家をメインターゲットにしたお店ではないため、訪問の際には意識しなければいけないポイントでしょう。

・ペットを連れて座れる席が限られていることが多い

ペット同伴OKの飲食店では、ペットと一緒に使える席が限られていることが多い傾向です。
「テラス席だけOK」「この席だけOK」など限定されており、どの席でもペットと一緒に使えるわけではありません。

・お店によってはペット同伴OKの時間帯を設けている

お店によってはペットが入店できる時間を決めていることもあります。
そのようなルールはお店ごとに違いますので、もし行ってみたいお店があるのなら事前に問い合わせをして確認してみると良いでしょう。

犬を連れて行くときの注意ポイント

愛犬と行きたいお店は決まりましたか? 次に、連れて行く前におさえておきたい注意ポイントについてチェックしましょう。

お店に行くのは最低限のしつけをしてから

ドッグカフェ、ペット同伴OKの飲食店のどちらでも、お店に行く前には愛犬に最低限のしつけをしておきましょう。
お店には愛犬のほかにも知らない犬がたくさんいます。普段の雰囲気と違い、愛犬が戸惑ったり、興奮したりしてしまうことも。トラブル防止のためには飼い主の指示にしたがえるようになっているほうが望ましいでしょう。

「まて」「おすわり」「ふせ」の3つは覚えさせておくと安心です。興奮した愛犬を冷静にさせることができます。
最低限のしつけはトラブル防止の意味もありますが、愛犬が快適に過ごせるための大切なポイントでもあります。飼い主と愛犬で協力し、しっかりマスターしてから出掛けましょう。

ワクチン接種を済ませていること

飼い犬に対して必要なワクチンの接種は終わっていますか?
万一のことを考えて、狂犬病をはじめとしたワクチンの接種を終えてからお店へ行きましょう。
お店によってはワクチンの接種証明を求めることがあります。お店に行ってから求められて慌てるより、先に問い合わせをし、必要なら準備をして行くとスムーズです。

ノミ・マダニなど害虫対策

普段からどんなにきれいにしていても、どうしてもノミやマダニの悩みは尽きません。
お店に行く前には愛犬をチェックして、害虫がいないことを確認しましょう。可能であれば行く前にお風呂に入れてあげると安心です。

女の子ならヒートに注意

愛犬が女の子なら、ヒート(生理)への注意が必要です。
ヒート中はお店に連れて行くより、自宅や慣れた場所でゆっくり一緒に過ごしてあげたほうが喜ぶかもしれません。

入店前にトイレを済ませておく

いくらペットを受け入れているお店でも、向かう先は飲食店です。入店前にトイレを済ませ、お店の中でトイレタイムを迎えることを避けるように気を付けましょう。
また、普段はきちんとトイレができる子も、いつもと違う雰囲気に粗相をしてしまうかもしれません。その確率を下げるためにも、入店前のトイレは有効ですよ。

店内ではリードをつないでおく

いくら犬やペットに理解があるお店でも、リードを外すのはマナー違反です。
ドッグカフェにはリードをつなぐフックが設置されていますので、必ず利用してください。ペット同伴OKのお店ではフックがないこともありますが、その際は飼い主がリードから手を離さないようにすると良いでしょう。

お店で人間の食べ物をあげてはいけない

自宅で飼い主と食べ物をシェアしている愛犬だとしても、お店の料理をシェアするのはやめましょう。
お店でシェアをすると「お店に来たらテーブルの料理をもらえるんだ」と覚えてしまい、ほかのテーブルのお客さんに迷惑をかけてしまうことになりかねません。
飼い主が食事中はおもちゃをあげて遊ばせておくか、持参したおやつをあげたり、お店にあるペット向けの料理を注文したりして一緒に食べるようにしましょう。

あると便利! 持って行くと役立つグッズ

自宅とは違う環境では、普段通りのケアをしてあげたいときにいつものグッズが使えないことも。
ここでは、ドッグカフェやペット同伴OKの飲食店に行くときに持っていくと便利なグッズをご紹介します。

マナーベルトやマナーパンツ

男の子の場合、マーキングをしてしまうことがあります。
それを避けるためにマナーベルトやマナーパンツを着用させましょう。うっかり粗相をしてしまったときの対策にもなります。

ステイマット

足元にいるときや椅子に乗ったとき、ステイマットがあると衛生を保ちやすくなります。とくに椅子やソファに乗せるのであれば、ほかのお客さんへの気遣いとしても重要です。
お店で貸し出しをしていることも多いのですが、いつも使っているステイマットのほうが愛犬を安心させてあげやすいでしょう。

携帯トイレグッズ

トイレシート、トイレットペーパー、マナーポーチなどがあると便利です。
万一粗相をしてしまったとき、飼い主が素早く片付けましょう。お店に向かう最中にトイレをしてもスムーズに処理することができます。

ルールを守って愛犬とすてきな時間を!

ルールを守って愛犬とすてきな時間を
お外でのカフェタイムは人間だけでも楽しいものです。そこに愛犬が一緒に行けたら、きっともっと楽しい時間になりますよね。
ルールやマナーを守り、一緒にすてきなカフェタイムを過ごしてください!

Read More

楽しむ 2022-07-27

恐竜たちの世界を堪能しよう! 人気の「恐竜博物館」5選

毎年、夏休みのシーズンになると恐竜の大型イベントが各地で開催されています。動物園や水族館などでは味わえない恐竜たちの迫力満点な姿を楽しめるのが魅力ですよね。
そして、期間限定でこうしたイベントの会場になっていることもある「恐竜博物館」では恐竜の全身骨格標本や模型などが常設展示されているので、「図鑑や映画で恐竜に興味を持った」という方はもちろん、「今年はあまりお出かけできなかった」という方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

今回は、ご家族で楽しみながら生物の歴史が学べる「恐竜博物館」や「恐竜の化石が展示されている博物館」を5つピックアップしてご紹介しますので、休日のお出かけの参考にしてみてくださいね。

※新型コロナウイルス感染拡大の影響で各施設の営業日や営業時間、予約状況や入場方法、イベント内容やスケジュールなどが変更となっている可能性がありますので、お出かけの際は各公式サイトをご確認ください。

福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)

福井県勝山市・長尾山公園内にある福井県立恐竜博物館は、「世界三大恐竜博物館」と称される日本を代表する恐竜博物館です。
館内には展示面積4500㎡を誇るドーム型の常設展示室があり、恐竜骨格や化石、ジオラマや標本、復元模型などが展示され、「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の各エリアに分かれて恐竜をはじめとする古生物や地球史の展示などが充実しています。

なかでも、まるで立体の図鑑のような44対もの恐竜の全身骨格は圧巻で、そのうち10対は実物の骨格となっています。
また、恐竜の時代にタイムスリップしたような気分が味わえる中国四川省の中生代の情景を再現した復元ジオラマ・対面シアターや、展示室の中央で来場者を出迎える迫力満点のティラノサウルスのロボット、常時公開されている化石クリーニング室なども人気を博しています。
さらに、日本最大の恐竜化石発掘現場である勝山市北谷町の「野外恐竜博物館」のバスツアーでは「観察広場」「展示場」「化石発掘体験広場」の3つのゾーンに分かれて、実際に恐竜の化石発掘を見学・体験することができます。

福井県は「恐竜王国」とも呼ばれており、福井県立恐竜博物館以外にも各地に恐竜スポットが点在していますので是非セットで訪れてみてはいかがでしょうか。

国立科学博物館(東京都台東区)

東京・上野にある国立科学博物館は1877年に創立された日本で最も歴史のある博物館の一つであり、国立としては唯一の総合科学博物館です。
自然と科学技術に親しむことができるスポットで、日本の自然環境が学べる「日本館」と人類の歴史や地球の自然を学べる「地球館」という2つの建物でフロアごとに展示が行われ、450万点以上の貴重なコレクションを保管しています。

地球館・地下1階の恐竜展示室ではティラノサウルスやトリケラトプス、ステゴサウルスやアパトサウルスなどの骨格標本が展示されており、迫力満点なスケールの大きい姿で来場者を驚かせています。
さらに、日本館・3F北翼では日本で初めて化石が発見されたフタバスズキリュウの復元骨格も展示されています。
常設展のほかにも、期間限定の特別展で恐竜や化石に関するイベントが行われている場合もありますので是非チェックしてみてくださいね。

また、最新の宇宙開発技術や日本に落ちた隕石・鉱物、アメリカ政府から寄贈された「月の石」、日本で発見された様々な生物の化石など、恐竜以外にも興味深い展示物が数多く常設されているので1日かけてゆっくりとお楽しみください。

御船町恐竜博物館(熊本県御船町)

熊本県上益城郡にある御船町恐竜博物館は町立の自然史博物館です。
九州最大規模の骨格展示数を誇る恐竜博物館として知られ、県外からも多くの人々が足を運ぶ人気観光スポットとなっています。
御船町は白亜紀後期の恐竜化石の産出量が日本一のエリアであり、御船層群から日本初となる肉食恐竜「ミフネリュウ」の化石が発見され、その後も様々な恐竜の化石が発見されたことから「御船町恐竜博物館」が開館しました。

館内では、御船層群から発掘された恐竜の化石をはじめ、魚類や哺乳類、爬虫類、貝や植物の化石も展示されており、世界中から集められた恐竜の全身骨格などもあわせてその数約850点にのぼる資料が常設展示されています。
さらに化石クリーニング作業室や研究室、収蔵庫まで公開されており博物館の職員の仕事を見学することができます。
また、化石発掘体験場の「みふね化石ひろば」では貝や植物の化石採集などを家族みんなで楽しめるプログラムが充実しています。

常設展のほかにも、期間限定で特別展や企画展も開催されていますので、熊本を訪れる際は是非最新の情報をチェックして恐竜博物館へ足を運んでみてはいかかでしょうか?

長崎市恐竜博物館(長崎県長崎市)

長崎県長崎市で2021年10月29日にオープンした長崎市恐竜博物館は、世界最大級のティラノサウルス・レックスの大型全身骨格レプリカをはじめ、長崎で発見された貴重な化石など、約180点にのぼる標本が展示されています。
長崎県では2010年に初の恐竜化石が発見され、その後も長崎市内でこれまで1,300点以上もの化石が発見されたことから、特に多くの化石が見つかった野母崎地区に長崎市恐竜博物館が開館しました。

常設展示室は、「長崎の大地」「生命の記録」「恐竜の時代」など生物の進化や地球環境に関する5つのテーマ毎に構成されており、ティラノサウルス・レックスの骨格レプリカのほかに、鎧竜や翼竜などのユニークな化石が展示されています。
触ることもできる本物のトリケラトプスの角や、2階展示室の全長6mのリアルなティラノサウルス科復元ロボットなども必見です。
「オープンラボ」では恐竜の化石などについての研究の様子を無料で見学することもできますよ。

また、恐竜博物館の外に出ても恐竜のデザインの遊具が整備された公園や、海に目を向けると見える世界遺産・軍艦島など、まさに子供から大人まで夢中で楽しめる施設となっています。

神奈川県立生命の星・地球博物館(神奈川県小田原市)

神奈川県立生命の星・地球博物館は小田原市の自然科学系の博物館です。
46億年にわたる地球の歴史や、神奈川を中心とした自然科学に関する資料などが展示され、巨大な恐竜や隕石から、豆粒ほどの昆虫まで1万点にのぼる充実の実物標本で子供も大人も楽しめます。

常設展示は「地球を考える」「生命を考える」「神奈川の自然を考える」「自然との共生を考える」の4つの総合展示室があり、恐竜の全身骨格も4体展示されています。そのなかでも、エドモントサウルスはほとんどが実物化石のパーツから組み上げられているので必見です。
また、「恐竜の足跡の壁」や「アンモナイトの壁」などの展示をはじめ、実物標本が大きな本の形で展示された「ジャンボブック展示室」では地球博物館が収集した資料を見ることができます。期間限定の特別展やイベントなども行われています。

そのほかにも、恐竜の化石を見下ろしながら食事が楽しめるレストランなど、恐竜好きにはたまらないスポットですので、是非神奈川の豊かな自然を満喫しながら足を運んでみてはいかがでしょうか。

太古の生き物たちの世界へ出かけよう!

恐竜の博物館に行ってみよう
地球環境や生物の歴史が学べる「恐竜博物館」は今回ご紹介したスポットのほかにも、大迫力の展示が楽しめる施設が全国各地に数多くあり、今日も恐竜たちが多くの人々を出迎えています。
なかには、期間限定の特別展やイベントが行われている場合もありますので、是非お住いの地域の博物館に足を運んでみてください。
太古の生き物たちの迫力に子供はもちろん大人も童心に帰って楽しめることでしょう!

Read More

楽しむ 2022-05-26

「猫カフェ」だけじゃない! 珍しい動物カフェに行ってみよう

「かわいい動物と触れ合いたい」と思ったら、動物カフェに行ってみましょう。愛らしい動物たちと触れ合いながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
「動物カフェ」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは「猫カフェ」ですが、実はそれ以外にも様々な種類の動物カフェが存在します。

そこで今回は、なかなか想像できない珍しい動物カフェをご紹介します!
なかには、今まで触ったことがない動物を扱っているカフェも存在するかと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。

こんなにある! 珍しい動物カフェ一覧

動物カフェの楽しみ方は、動物の特性や性格によっても大きく異なります。それぞれの動物の特徴をよく理解し、自分に合ったスポットを選択しましょう。

ウサギカフェ

比較的王道なウサギカフェですが、楽しみ方は店舗によって異なります。ウサギカフェのシステムは以下のいずれかである場合が多いです。

・店内でウサギを自由に遊ばせておくシステム
・ウサギを膝の上で抱くシステム
・ケージ内に入ったウサギの鑑賞がメインのシステム

ウサギを自由に遊ばせておくスタイルの店舗では抱っこ禁止の場合が多いです。ウサギの骨は非常に脆く、落としてしまった際に大ケガをするリスクがあるためです。
また、店舗によってもエサやりの可否や、触れ合いできる範囲なども異なるため、事前に公式ページで確認しましょう。
うさぎは憶病で警戒心が強いため、積極的に触りすぎないように注意が必要です。

カワウソカフェ

カワウソはつぶらな瞳や懐っこさから非常に人気の動物です。
甘えん坊で賢い性格の子が多いため、積極的に遊びに来てくれる場合が多いのも魅力と言えます。
カワウソカフェでは、触れ合える時間も十分にあるため、積極的に動物と触れ合いたい方にも向いているでしょう。

また、カワウソカフェではエサやりも可能な店舗が数多くあります。カワウソが自分の手でご飯を持って食べている姿は愛らしさ抜群です。
しかし、エサをあげずに焦らしたりすると噛まれて大ケガをする危険性もあるため、エサを見せたらそのまま与えてあげましょう。

フクロウカフェ

フクロウカフェとは、フクロウやミミズクといった猛禽類(もうきんるい)と触れ合えるカフェです。
フクロウと直接触れ合える店舗が多いですが、システムは大きく以下の2つに分けられます。

・リーシュと呼ばれる短い縄で足を繋がれたフクロウと店内で触れ合えるシステム
・人間がフクロウのケージに入って触れ合いができるシステム

また、なでるだけでなく腕や肩などにフクロウを乗せられる場合もあります。大人しく腕や肩に乗っているフクロウの姿はとても愛らしいですよ。
猛禽類の動物は首や腹、足などを急に触られると嫌がるため、備え付けのグローブを着用した上でゆっくりと触れ合いましょう。

ハリネズミカフェ

ハリネズミに直接触れ合える「ハリネズミカフェ」も人気のスポットです。
背中の針が鋭く、触る機会の少ないハリネズミですが、目の前にした際の顔や動きの愛らしさは抜群です。
ハリネズミに直接触ったことがない場合、針が怖かったり、触れ合い方が分からなかったりする方も多いでしょう。
その際は、お店を選ぶときに店員さんが手の上に直接乗せてくれるお店を選ぶのがポイントです。
ハリネズミが落ち着く安定した体制で手の上に乗せてくれるため、初めての方でも長い間触れ合うことができます。

また、エサをあげられるかも事前にチェックするのがおすすめです。エサをあげることで、より愛らしい姿を見られるだけでなく、たくさんのコミュニケーションが取れるでしょう。なお、ハリネズミのエサはミルワームである場合が多いため、虫が苦手な方は注意が必要です。

ピッグカフェ/子豚カフェ

現在はペットとして子豚を飼う方が増えており、それに伴ってピッグカフェ(子豚カフェ)も展開されています。
ピッグカフェでは主に「ミニブタ」や「マイクロブタ」を扱っている場合が多く、多くの方が想像する豚よりも小さなブタと触れ合うことになるでしょう。

マイクロブタは温厚で寂しがりの性格をしているため、強く暴れる個体も少なく、膝の上に乗って落ち着いていることが多いです。
また、マイクロブタのきれい好きな性格も相まって、嫌な臭いは感じにくく、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。

小鳥カフェ

オウムやインコといった小鳥と触れ合えるのが小鳥カフェです。
小鳥が飛び回る触れ合いコーナーを飲食ブースとは別に設置している店舗から、小鳥がケージに入っている店舗まで様々です。
ゆっくり飲食できる場合も多いため、食事をメインにも楽しむことができるでしょう。
一言で小鳥といっても数多くの種類が存在するため、今まで見たことも聞いたこともない小鳥と触れ合うチャンスかもしれませんよ。

モンキーカフェ

多くの人が知っている「サル」ですが、実際に触れ合った経験がある人はほとんどいないのではないでしょうか?
モンキーカフェならば、体が小さいリスザルなどと直接触れ合うことが可能です。
リスザルは人にも懐きやすい性格をしているため、積極的にコミュニケーションを取れる機会になるかもしれません。
モンキーカフェは決して数多く展開されているわけではありませんが、近くにある場合はかわいらしい姿を眺めにいってみてはいかがでしょうか。

爬虫類カフェ

一言で爬虫類といっても多種多様な種類がいるため、爬虫類カフェの楽しみ方も様々です。
愛らしいカメやカッコいいトカゲといった爬虫類と触れ合えるのはもちろん、ヘビを首に巻き付けるなどの珍しい体験ができるスポットもあります。
なかには爬虫類に苦手意識を持っている方もいるかもしれませんが、よく顔を見てみると、どの爬虫類もかわいらしい見た目をしていますよ。
爬虫類はタバコや香水、化粧品といった、化学物質の臭いが苦手な場合が多いため注意して来店しましょう。

アクアリウムカフェ

アクアリウムカフェとは店内に様々な水生生物を飼育しているカフェです。
熱帯魚などの美しい魚たちによって、ゆっくりとリラックスした時間を過ごすことができるでしょう。
また、なかにはバーメニューやディナーメニューを提供しているお店も多いです。
アクアリウムが神秘的な雰囲気を醸し出すため、特別な日のディナーにもピッタリと言えます。

エキゾチックアニマルカフェ

「エキゾチックアニマル」という言葉には明確な定義がありません。一般的には「犬や猫以外の動物全般」を指す言葉として使われています。
上述したようなウサギやカワウソ以外にも、フェレットやモルモット、ハムスターなどといった動物です。
エキゾチックアニマルカフェでは、一種類の動物に囚われず、様々な珍しい動物と触れ合える点が魅力です。そのため、「普段触れ合えない珍しい動物に会ってみたい」といった方に非常におすすめと言えます。
しかし、取り扱っている動物は店舗によっても大きく異なるため、事前に公式ページで確認した上で来店するとよいでしょう。

まとめ

まとめ
一言で動物カフェといっても、王道の猫カフェ以外にも多岐に渡ります。
自宅で飼育できる動物の数だけ、動物カフェの種類があると言っても過言ではないでしょう。
また、動物カフェの種類によってお店の特徴や楽しみ方が異なるため、自身の目的に沿った動物カフェを選ぶのが大切です。
普段触れ合うことができない動物を取り扱っているカフェも数多く存在するため、ぜひかわいい動物と触れ合って、日々の疲れを癒してはいかがでしょうか。

Posts List