鳥類

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知る・学ぶ 2024-03-28

鳥はどうやって飛んでいる? 体の仕組みや様々な飛び方について

鳥たちが空を自由に飛び交う様子は日常生活の中でもよく見る光景ですが、どのような体の使い方をして飛んでいるのかご存知でしょうか?

今回は鳥が飛ぶために備えている体の構造や、飛び方の種類などについてご紹介します。

鳥はどのようにして空を飛ぶの?

鳥が空を飛ぶことには、活動範囲が広がる、エサ探しが楽になる、危険から逃れやすくなる、群れを作りやすくなる、季節ごとに移動しやすくなるなど、様々なメリットがありますね。
そんなメリットの多い「飛ぶ」という能力は、翼と筋肉の特殊な構造によって成り立っています。

翼は軽量でありながら非常に強度が高く、空気の流れを効率的に操り、主翼と呼ばれる部分で空気を捉えて揚力を生み出し、空中で身体を支えるのです。
また、尾羽は方向を変える際に使用され、操縦の精度を高める役割を果たします。
表面の構造は抵抗を最小限に抑えるように設計されており、空気の流れを滑らかにし、飛行の効率性と機動性を高めるために精密に設計されているのです。

必要な筋肉は、胸部にある強力な大胸筋と小胸筋で、体重に対しての比重が大きく、羽ばたきの主要な力となっています。
大胸筋は羽ばたく際に翼を下げる力に使用し、小胸筋は翼を上げる動作を助け、長距離を飛ぶ際や急速に高度を変える際に必要な力を生み出しているのです。

飛び方には、エネルギー効率を最適化するための多様な戦略があります。
例えば、翼を広げたまま羽ばたかずに滑ることで、最小限のエネルギーで長距離を飛行したり、筋肉の瞬発力を利用して急速に羽ばたいたりして速度や高度を調整します。
飛行中のエネルギー消費を管理しながら、必要に応じて速度や方向を変えることができるのですね。
また羽根の形状や種類は、それぞれの鳥が生息する環境や生活様式に適応していて、多種多様です。

飛ぶ際に必要な筋肉を動かすためには当然エネルギーを消費しますが、主に食物から得られる糖や脂肪によって供給されます。
鳥たちは、飛行中に必要なこのエネルギーを効率よく使用できるような体に進化してきました。
例えば、滑空や上昇気流を利用してエネルギー消費を抑える鳥や、羽ばたきのパターンを変えることで、エネルギーの使用効率を最適化する鳥がいます。

このように、翼と筋肉の構造、エネルギーと運動の要素が複合的に機能することで、鳥は空を自由に飛び回ることができます。

鳥は種によって飛び方が違う?

鳥の飛行する能力は進化の過程で得たもので、種によって飛び方が異なります。
異なる理由は、それぞれの種が生息する環境や餌の種類、捕食者から逃れるための戦略に適応した翼の形状、筋肉の構造になったためです。

ここでは、いくつかの代表的な飛び方とその特徴をご紹介します。

はばたき飛行

最も一般的な飛び方で、連続的に翼を羽ばたかせて空中を飛び回ります。
スズメやハトなどが身近な代表例で、これらの鳥は羽ばたきを用いて、短距離を素早く移動します。

滑空飛行

羽ばたきをせずに翼を広げて滑るように飛ぶ方法で、エネルギー効率が良く、長距離の移動に適しています。
カモメやトンビなどがよく使う飛び方で、滑空を利用することによって、少ないエネルギーで長い距離を移動できるのが特徴です。

多くの鳥は、「はばたき飛行」と「滑空飛行」を使い分けながら飛んでいます。
特に多くの海鳥や渡り鳥がこの飛び方で、一定の距離を滑った後で翼を羽ばたかせて再び高度を上げます。

ホバリング

空中で静止するように飛ぶ技術で、高速で羽ばたくため、エネルギー消費が激しく、短時間のみ行われます。
ハチドリが代表的で、花の蜜を吸う際にこの技術を使って空中で静止します。

ダイビング

高いところから急速に降下して獲物を捕らえる飛び方で、非常に速い速度で降下するため強い攻撃力を持ちます。
最も代表的なのはハヤブサで、空中から獲物を目掛けて急降下し、驚異的な速さで捕らえます。

直線飛行

強力な羽ばたきで長距離を直線的に飛ぶスタイルで、主に海鳥が長距離を移動する際にこの飛び方を使用します。

バウンディングフライト(波状飛行)

空中で翼を畳んで一時的に落下し、その後で翼を広げて再び上昇する、という一連の動作を繰り返すものです。
この方法は、エネルギーの効率的な使用に役立つと考えられている飛び方です。

これらの飛び方は、それぞれの鳥が環境に適応し生き延びるために編み出され、発達してきました。
鳥の飛行技術は、食料の探索、捕食者からの逃避、繁殖地への移動まで、生存に直接関わる多くの側面をサポートしているのです。

速く飛ぶ鳥は?

最速の記録を持つのはハヤブサです。
ハヤブサはダイビング時に時速390キロメートル以上に達することが報告されており、これは鳥類の中で最速です。
体を細長い形状にし、空気抵抗を最小限に抑えることでこの速さを出せるようにできています。

ツバメも俊敏で速い飛行ができる鳥の一種で、特に獲物に襲いかかる際に高速飛行が見られますね。
他にも、直線飛行で高速を記録する種や、急降下時に驚異的な速度に達する種など、特定の飛び方で速さを発揮する種も存在します。

群れ飛行をする理由

カモや白鳥を含む多くの鳥類が群れを成して飛行するのには、いくつかの理由があります。
一つは、捕食者からの防御で、群れで行動することによって個々の鳥が捕食者に狙われるリスクを分散できます。
また、群れ飛行はエネルギー効率を高める効果もあり、例えばV字形で飛行すると、前にいる鳥が作った上昇気流を後ろにいる鳥が利用でき、飛行が助けられるという仕組みができあがります。
この協調行動は、長距離の移動において特に重要ですね。

鳥以外に飛べる生物は?

鳥以外にも飛べる生物は存在します。これらの生物も独自の進化をたどり、空中を移動するための方法を発達させてきました。
以下は、鳥以外で飛べる代表的な生物たちです。

昆虫

チョウ、ハチ、トンボ、セミなど、昆虫類は最も早くから飛行能力を獲得した生物群の一つです。
非常に軽量で、空気力学的に効率的な翼を持っており、速い羽ばたきや、一部では滑空を使うこともあります。

コウモリ

コウモリは哺乳類で唯一、自力で飛行できる動物です。
コウモリの翼は、非常に薄い皮膚が前肢から胴体、後肢、尾まで伸びており、高い飛行能力を持っています。

トビウオ

トビウオは水面から跳ね上がり、翼のように広がる胸びれを使って空中を滑ることができる魚です。
これによって、捕食者から逃れたり、餌を探したりできます。

爬虫類

一部のトカゲは、脇の下にある折りたたみ可能な襟状の皮膚を広げて滑空することができます。
これは主に、木から木へと移動する際や、捕食者から逃れる際に使用されます。

モモンガ

モモンガは、前肢と後肢の間にある特殊な皮膜を広げて、木から木へと滑空します。
この方法で長距離を移動し、捕食者から逃れたり、食料を探したりしています。
モモンガもコウモリと同じ哺乳類ですが、モモンガの場合は飛行はできず、滑空のみです。

これらの生物は、飛行という共通の能力を持っていますが、構造や飛び方が大きく異なり、進化の多様性を示していますね。

飛んでいる鳥を見たら注意深く観察してみよう!

鳥がどのように体を使って空を飛んでいるのか、お分かり頂けたでしょうか?
自由に空を舞うために、鳥たちは強力な筋肉と精密に設計された翼、エネルギーと効率的な運動の仕組みを体に備えています。
近くにいる鳥や動物園にいる鳥を見てみると、飛び方の違いを発見できて面白いので、ぜひ観察してみて下さいね!

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知る・学ぶ 2023-12-22

鳥類は恐竜から現代の姿になった? 進化の関連性と生態について

近年、羽毛恐竜の化石が発見されたことによって、鳥類が恐竜の時代から現代に至るまで、進化をしながら姿を変えて生き延びてきたことが研究でわかってきました。
これは生物が環境に適応し、生き残り、繁栄するためにどのように変化していったのかという貴重な事例となっています。

今回は、鳥類がどのように恐竜から進化していったのか、また、現存する恐竜に近い鳥などについて解説していきます。

鳥類進化の歴史

まず、鳥類の起源は約1億5000万年前のジュラ紀後期にまで遡り、恐竜の一群から進化したとされています。
直接の祖先は「獣脚類」と呼ばれる小型で二足歩行の肉食恐竜で、鋭い爪と歯、優れた運動能力を持っており、その中の一部の種が羽毛を持つようになったようです。

最も有名な中間種が始祖鳥(学名:アーケオプテリクス)で、鳥類と恐竜の特徴を併せ持つ化石として発見されており、鳥類と恐竜の中間的存在として位置付けられています。
始祖鳥は発達した羽毛を持ち、現代の鳥類の羽毛と非常によく似ています。(しかし、鳥類のように飛行に適応していなかった可能性も一部で指摘されています。)
その一方で、恐竜独特の特徴である長い尾骨と、鳥類には無い歯を持っています。
ただ始祖鳥の化石はまだまだ不明な点もあり、科学者たちによって今もなお詳細に研究されています。
また、始祖鳥以外にも同時期に中間種が存在していた可能性があるとの説も最近になって浮上してきています。

進化のメカニズム

鳥類の進化を理解する上では、羽毛、骨格、飛行能力の進化は非常に重要なポイントです。
これらの特徴は、鳥類が現代の多様な環境に適応し、独自の生態となったものです。

羽毛の進化

羽毛は鳥類の進化において最も顕著な特徴の一つです。
初期の羽毛恐竜では飛行とは直接関係がなく、体温調節のために使用されていた可能性が高いとされています。
その後、時間が経つにつれて羽毛はより複雑な構造を持ち、飛行に適した形に進化していったようです。
現代の鳥類では、飛行、保温、水の防御、さらには異性を惹きつけるためにも使われています。

骨格の進化

鳥類の骨格も、飛行能力に関連して独自の進化を遂げました。
軽量で空気を入れられる骨を持ち、飛行の効率を高める構造に進化しています。
また、尾骨が短縮し、飛行中の機動性を高めるために適応しています。
これらの変化は、鳥類が空中での優れた機動性と持続力を獲得するためのものだと考えられています。

飛行能力の向上

鳥類の飛行能力の向上は、上述した羽毛や骨格の進化によるものです。
初期の鳥類は、木から木へと滑空することから飛行を始めた可能性が高く、徐々に羽毛と骨格の進化が組み合わさり、より効率的な飛行が可能になったようです。
鳥類の飛行能力は食物を探し、捕食者から逃れ、新しい生息地に移動する能力に大きく貢献しています。

現代の多様な鳥類

現代の鳥類は進化の歴史を通じて9,000種以上に分かれ、多様な形態、サイズ、習性を待ち、独自の特徴と適応力を持っています。
ここでは、いくつかの特徴的な鳥類を見ていきましょう。

ハチドリ

鮮やかな色彩と驚異的な飛行能力を持つハチドリのサイズは、鳥類の中で最も小さく、全長で平均10センチメートル前後です。
羽ばたきは非常に速く、空中で静止する能力も持っており、花から花へと素早く移動し、長い舌を使って花蜜を吸います。

ペンギン

水中生活に特化した鳥類であるペンギンは主に南半球の寒冷地域に生息しています。
鳥類であるものの飛行能力は無く、羽毛は短くて脂肪と共に低温に耐えられる役割を果たしています。

フクロウ

夜行性で、独特な首の構造を持つフクロウは、ほとんど音を立てずに飛行できることが特徴です。
体長に対して顔の比率が大きく、首は左右に270度まで回転します。
聴覚と視覚が非常に優れており、その感覚を利用して獲物を捕らえます。

オウム

高い知能を持つオウムには模倣能力があり、人間の言葉を真似ることができ、中にはカラスと並んで人間の幼児ほどの知能を持つ個体も存在します。
強力なくちばしを使って、硬いナッツや果物を食べられます。

フラミンゴ

長い脚と特徴的なピンク色の羽毛を持つフラミンゴは、捕食する甲殻類や藻類に含まれる色素によって、本来白いはずの羽毛がピンク色に変色しています。
湿地や浅瀬に群れで生活し、片足で立っている姿をよく見かけますが、これは身体が冷えないための対策をしているのです。

恐竜に近い現存の鳥たち

恐竜に近い現存の鳥たち
鳥類の進化の過程で飛行能力が身につかず、地上生活に特化している種もいくつか存在します。

エミュー

オーストラリアに分布している大型の鳥であるエミューは、ダチョウに次いで世界で二番目に大きい種です。
全長は平均して約1.5~1.8メートルに達し、体重は約30~45キログラムになり、長い首と脚、そして短い翼を持ちます。
エミューは飛べない代わりに、強力な脚を使って高速で長距離を走ることができます。
大きな体格、地上での生活スタイル、そして飛べないという点は、恐竜を思わせる特徴です。

ヒクイドリ

ヒクイドリもまた恐竜に近い特徴を持つ鳥類の一種として知られています。
主にインドネシアを中心とした低地の熱帯雨林に生息しており、多くの生物学者たちの研究対象となっています。
ヒクイドリはエミューに次いで世界で三番目の大きさの鳥で、比較的長い尾と短い翼を持っており、喉元の赤色がシンボルマークです。
歩行方法が恐竜に似ているとされており、エミューと同じく素早く走ることができ、地上での生活に適応しています。
また、「世界で最も危険な鳥」としてギネスブックに掲載されています。

キーウィ

キーウィはニュージーランド固有の鳥類で、こちらも飛行能力がなく力強い脚を使って移動します。
エミューやヒクイドリとは異なり、首が短く、全長も約20~40センチメートルという小さなサイズが特徴で、茶色や灰色の毛皮のような羽毛に覆われています。
鳥類にはほとんど嗅覚がありませんが、キーウィは優れた嗅覚器官を持っており、これを利用して地面に埋もれている昆虫など探知して捕食します。
また、非常に大きな卵を産むことでも知られており、体重比で見ると鳥類の中で最も大きな比率になります。

これらの種は恐竜に近い特徴を持つことから、恐竜が生活していた時代の生物の生態や行動についての研究の手がかりになっています。

適応放散と生態系での役割

適応放散とは、主に様々な生態系で多様な形態を発展させることを意味します。
この過程を通じて、鳥類は地球上のほぼ全ての環境に適応し、多様な食性、繁殖戦略、そして行動を展開しています。
また、種子の散布者、自然の清掃係、昆虫や小動物の捕食者として機能し、生態系のバランスと健全性、多様性を保つために不可欠で、他の動物との共進化を促進しています。

このような多様性と適応の範囲、役割から、鳥類は生命の進化に成功した動物群の代表的な例と言えるでしょう。
しかし、その鳥類の中には生息地の破壊、気候変動、狩猟、汚染などの原因で絶滅の危機に直面している種もいるため、環境を整え、保護活動をすることも急務となっています。

新たな視点から鳥の観察をしてみよう!

私たちが普段目にする鳥たちの姿は数億年の時間をかけて形作られたもので、生物が多様な形態と機能を発展させ、環境に適応してきたことの証となっています。
このような背景を知った上で、動物図鑑で興味のある鳥について調べてみたり、直接動物園に行って観察したりすることで、新たな発見や楽しみ方ができるかも知れませんね!

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知る・学ぶ 2022-10-27

インコを健康に長生きさせるポイントとは? 平均寿命や飼育時の体調管理について

インコは慣れてくると、飼い主の手に乗ってくれることもあるとても愛嬌があって可愛らしい鳥です。
ただ、インコは約330種類と数が多いため、実際に飼うとなるとどの種類を選ぶか悩むところです。
インコは種類によって寿命も大きく異なり、平均寿命が10年程度の種類もあれば、50年以上という種類もあります。

そこで今回は、飼育に向いているインコの種類や平均寿命、長生きさせる飼い方のポイントについてご紹介します。
これからインコを飼おうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

種類によって異なるインコの平均寿命や個性

まずはインコの種類ごとの平均寿命を知ることで、どの種類を飼うか決める参考の一つになります。
「なるべく長生きしてくれるインコが欲しい」、「寿命が長すぎるインコはちょっと困る」など、人によって背景は様々です。

また、インコの年齢に相当する人間の年齢も気にする必要があります。
飼い始めて数年経ったときに、そのインコが人間でいうと何歳なのかが分かれば、接し方を考えることができますね。

ここでは、インコの平均寿命を種類別にまとめてみました。

インコの種類と平均寿命

・セキセイインコ:7年~8年
・ボタンインコ:7~10年
・オカメインコ:15年~20年
・キボウシインコ:40~50年

ペットショップでよく見かけるセキセイインコやボタンインコに比べると、キボウシインコなどは平均寿命が40年、中には50年近く生きることもあるので、インコの種類によってはずっと世話ができるかをよく考える必要があります。

インコの人間換算年齢

最もポピュラーなセキセイインコを人間の年齢に換算すると以下の通りです。

・セキセイインコ誕生~2歳:人間の1歳~20歳
・2歳~5歳:人間の20歳~40歳
・5歳~8歳:人間の40歳~60歳
・8歳~11歳:人間の60歳~80歳

このようにセキセイインコの成長はとても早いため、一日一日を大切にしたいものです。

インコにはそれぞれ個性がある

人間にも個性があるように、インコも種類によって様々な性格があります。
人気の高い3種類のインコの一般的な性格を表すと、下記の通りです。

・セキセイインコ:陽気な性格、口数が多い
・オカメインコ:繊細で神経質な性格
・コザクラインコ:甘えたがり

飼育する前に、どの性格のインコが自分と相性が良いのか確認し、家族に迎えてあげてください。

インコを長生きさせるポイントと注意点

インコはペットの中では比較的長寿の動物ですが、適切な世話をしないと長生きするどころか早死にすることもあります。
インコに限らず、ペットを飼うのであればきちんと責任を持って育てなければなりません。

そのために気をつけたいポイントとしては下記の6点が挙げられます。

1.体重とフンで体調を確認する

インコの体調は、体重とフンで確認することができます。
例えば、体重が急に増えたら腫瘍や腹水、急に減ったら感染症など病気の可能性があります。
また、メスの体重が急に増えた場合は、卵を抱えている可能性があります。

体重でインコの体調を確認するには、毎日朝一番の飲食前に体重を測定し、気にかけましょう。
朝夕で体重が変わるため、毎朝というのがポイントです。
健康な状態から10%以上変化している場合は何かしらの異常がある可能性も。

また、目に見えるサインとしては、フンがあります。
インコのフンは餌によって多少異なりますが、基本的には深い緑色で固形です。軟便や異なる色のフン、水っぽいフンが見られたら、病気を疑って下さい。
フンに異常があるかどうかは判断をしやすいので、少しでも気になったら病院へ行きましょう。

2.睡眠時間を整える

通常、インコの睡眠時間は夕方から朝にかけてで、人間よりも少し長めです。
19時から7時くらいまでは寝かせてあげられるように、ゲージに黒い布を被せるなどして調整してあげて下さい。

3.決まったサイクルで日光浴をさせる

インコには週に3〜4回、10分程度の日光浴をさせることが大切です。
日光浴をすることでビタミンDが生成され、カルシウムの吸収を効率よく行うことができるからです。
特にカルシウムは骨の形成に不可欠で、不足するとインコの成長が遅くなったり、骨が折れたりする原因になります。

日光浴のポイントは、日光が当たる場所と当たらない場所を作ることです。
直射日光を避け、常に日光に当てるのはやめ、暑くなりすぎないように日よけになるようなものを用意して下さい。
また、ケージごと外に出す場合は、猫などの外敵に注意しましょう。

4.姿勢に気をつける

インコは日頃から羽を膨らませていることが多いのでわかりにくいかもしれませんが、寒い時や眠い時、病気の時にも羽を膨らませることがあります。
そんな時は部屋を暖めて様子を見たり、体重を測ったりして体調を確認すると良いでしょう。
尻尾が垂れ、身体が「くの字」に曲がっている場合は太り過ぎている可能性が高いです。

5.過ごし方に注意する

インコが床で過ごすことが増えた場合は老化や肥満、部屋が寒くないのに羽が膨らんでいる場合は、体温調節が上手くできなくなっていることが考えられます。
また、羽がいつもより垂れていたり、左右対称でなかったり、クチバシの色が変わったりしている場合は、病気の可能性もあります。

犬や猫の場合は、毛並みや動きなどで老化や病気がわかりやすいですが、インコの場合は外敵から身を守るために老化や病気を悟られないようにする習性があるため、わかりづらいです。
常にインコの姿勢や姿に気を配り、いつもと違うことに気づいたら、病院に連れて行ってあげましょう。

6.過度な発情を避ける

インコの過度な発情は生殖器の病気を引き起こし、寿命を縮める原因になるため発情している時は抑える必要があります。
発情期には、オスは嘔吐したりお尻を振ったり、こすったりする傾向が見られます。メスは攻撃的になり、嘔吐したり無精卵を産んだりすることがあります。
メスは卵を産むと身体に負荷が加わるだけでなく、時には詰まってしまうこともあり、最悪の場合死に至るので特に注意が必要です。

発情を防ぐためには、室温を低く保ち日照時間を短くするなどの対策をとりましょう。
また、飼い主との過度なふれあいによっても発情することがあるため、撫ですぎには注意しましょう。

インコがかかりやすい病気と対処法

インコはきちんと手入れをしないと病気になってしまうことがあります。
なかでもメガバクテリア症は、鳥の胃の中に生息する細菌が原因で起こる病気で食欲不振や嘔吐を引き起こし、進行すると死に至ることもあります。
インコにストレスを与えないこと、栄養のバランスを保つことが大切です。

そしてビタミンDが不足していると、ビタミンD欠乏症になり、骨折や骨粗しょう症、骨軟化症などの原因にもなり得ます。
ビタミンDの生成には日光浴が重要ですので、きちんと日光浴をさせてあげましょう。

なお、何らかの病気になった時のためにペット保険もありますので、加入しておくと医療費の一部が補償されることがあります。
大切なインコのために、念のため保険への加入を検討するのも良いでしょう。

インコが長生きできる環境を整えよう

インコが長生きできる環境を整えよう
インコはとても可愛く、飼い主にもよく懐くので一緒にいると楽しいペットです。
インコに限った話ではありませんが、健康管理をしっかり心がけることがペットの長生きにもつながりますので、日頃からよく観察しましょう。
体調の変化は飼い主にしかわからないことも多いので、少しでも長いあいだインコと楽しく暮らせるように気を配るようにしてあげてくださいね。

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知る・学ぶ 2021-12-27

ニワトリを室内で飼うときの注意点とは?

人間と動物の関係を語るうえで欠かせない動物の一つ、ニワトリ。食を支える家畜として5000年以上もの歴史を持ち、今現在も世界中で飼育されている動物です。
そんなニワトリが最近、ペットアニマルとしても人気を集めているのをご存知でしょうか?
すでにテレビや動画サイトで室内飼いされている人懐っこいニワトリを見て、「ニワトリを飼ってみたい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

その反面、「家畜を室内飼いするのは難しいのでは?」と迷う気持ちもどこかにあることでしょう。
この点、結論から言ってしまうと、ニワトリはとても良く人に懐きますが、動物慣れしていない方が飼うにはハードルが高いと思われる点がたくさんあるため、初心者向きではありません。
つまり、ニワトリを室内飼いするのであれば、「それなりの覚悟」が必要になるということ。

そこで今回は、ニワトリを室内飼いするときの注意点やニワトリの習性・性格、飼育に適した品種についてご紹介します。

ニワトリの習性・性格

ヒヨコから成長したニワトリは、ヒヨコ時代のかわいらしさからは想像もできないほど強気な性格になります。もちろん個体によりますが、ニワトリは非常に好戦的な動物であることに間違いなく、それはオス同士を戦わせる闘鶏(とうけい)が存在していることからも明らかです。
こう言うと「それだったらペットにしても懐かないのでは?」との声が聞こえてきそうですが、安心してください。人の存在に慣れ、「危険じゃない」とわかれば自然と寄り添ってくれるのです。
また、ニワトリは賢い動物でもあり、愛情をこめてしっかりお世話してあげればちゃんと理解してくれます。

ただし、ニワトリのあの「コケコッコー!」という鳴き声には参ってしまうかもしれません。大きな声で鳴くのはオスなので、都市部の集合住宅で室内飼いをする場合はメスを選びましょう。
また、ニワトリは鋭い爪で邪魔とみなしたものを蹴散らす習性があります。
蹴られると飼い主さんが怪我してしまうので、食事中にちょっかいを出したり、むやみやたらに羽を触ろうとしたりして、ストレスをかけないように注意してください。

そして、ニワトリの社会には序列があります。複数羽飼うと序列ができていじめが起き、仲間を傷つけてしまうこともあるため、最初のうちは一羽だけにとどめておいた方が良いでしょう。

トレイを覚えない? ニワトリを室内飼いするときの注意点

ニワトリは、ヒヨコの頃から育てることで人に懐き、歩く人の後ろをついてきたり、肩に乗ったりするようになります。「ニワトリがここまでかわいいとは思わなかった!」と語る飼い主さんが多いのも頷けますね。
しかし、ただ「かわいい」という理由だけで室内飼いを始めてしてしまうと、後々さまざまな問題に悩まされる可能性があります。
したがって、ニワトリの室内飼いを検討している方は、次のような点に注意しましょう。

糞はなるべく早く、こまめに掃除する

ペットを飼う上でトイレ問題は重要な課題です。ニワトリはトイレのしつけができないため、どこでも糞をします。室内で放し飼いにすると、大切にしている物まで汚されてしまうことが多々あるので、ケージから出して遊ばせるときはニワトリから目を離さないようにしましょう。
また、ニワトリは「盲腸便」という水分を多く含む泥状の糞をしますが、これが非常に強い臭いを伴います。この糞をしたらすぐに除去し、ペット用の消臭グッズでニオイ対策をしてください。ケージ内にした糞もこまめに掃除しましょう。

飼う性別を選んで鳴き声対策をする

「コケコッコー」という大きな鳴き声はニワトリの特徴ですが、これはオスだけの鳴き声です。ニワトリが鳴くのは朝方、しかも、かなり早い時間なので、近所と騒音トラブルになることがあります。
メスはほとんど大きな声で鳴くことはないので、都市部の集合住宅にお住まいの場合はメスを選びましょう。ただし、メスも産卵前後に大きな鳴き声を出すことがあるので、メスだからといって必ずしも安心とは言い切れません。

部屋をこまめに掃除する

ニワトリは砂浴びや羽繕いをしますが、これらの行動で部屋は汚れます。
しかし、ニワトリにとって大切な習性なので、ケージをある程度汚れても構わない場所に置く、深さのあるケースに砂浴び場を作るなどして汚れ対策を行ってください。
砂はペットショップで販売しているもみ殻や藁でも代用できますよ!
なお、ニワトリに砂浴びをやめさせることはできません。体をきれいに保つための習性なので、この点は理解しましょう。

自治体への届出を忘れないように!

ニワトリのような家畜を飼育する場合は家畜伝染病予防法に基づき、各自治体に飼育することを届け出なければなりません。
申請内容は飼育者の氏名や住所、飼育場所、羽数など簡単な事項なので、面倒がらずに行いましょう。
ニワトリを飼育する旨をお住まいの区役所や市役所に伝えれば、手続きの手順を教えてくれます。

ニワトリの体調不良を見逃さない!

鳥類にはどうしても鳥インフルエンザの問題がつきまといます。
室内飼いで外部の動物との接触がない限りそこまで心配はありませんが、元気がない、下痢、息苦しそうにしている、まだ若いのに卵を産まなくなる、といった症状が現れた場合はなるべく早くニワトリを診察できる動物病院へ連れていきましょう。
このような症状が出ているからといって鳥インフルエンザであるとは限りませんが、一般家庭で家畜を飼う場合には「念には念を」の心がけが大切です。
また、普段から外部の動物(特に鳥類)と接触させないように注意することも忘れないでください。

ニワトリを飼うメリット


ニワトリの室内飼いはそう簡単ではありませんが、次のようなメリットもあります。

飼い主さんに懐く

ペットを飼うならやはり懐いてもらいたいもの。
その点、ニワトリは愛情を注いで育てると懐いてくれます。後をついて歩いたり、肩に乗ったり、甘えた声で鳴いたり、とてもかわいらしい仕草を見せてくれます。

産みたての卵が食べられる

メスはオスがいなくても卵を産みます。1日1個程度ですが、ペットが卵を産みその温かさを実感できる感動、そして産みたてを食べることは貴重な体験になります。

食材の切れ端や生ゴミ、食べ残しを食べてくれる

ニワトリは雑食性なので人間が食べるものもほとんど食べられます。そのため、調理や食事で出た食材カスや食べ残しも食べてくれます。
ただし、ニワトリにとって有害な食材もあるので、何でも与えて良いわけではありません。

ペットにおすすめのニワトリの品種

200以上もの品種があるといわれているニワトリのなかでも、アローカナやボリスブラウンは優しい性格で飼いやすいようです。また、どちらも美味しい卵を産みますが、アローカナは青みがかった神秘的な色の卵を産むことで知られています。

少々変わった品種であれば烏骨鶏(うこっけい)もおすすめです。神経質な面もありますが、信頼している人にはよく懐く賢い品種。ふさふさの毛がチャームポイントですが、最大の特徴は黒い肌でしょう。最初はびっくりするかもしれませんが、これは生まれつきなのでご心配なく。

まとめ

ニワトリを室内飼いするときの注意点やニワトリの習性・性格、飼育に適した品種についてご紹介しました。
ニワトリは人に懐き、とても可愛い仕草を見せてくれますが、室内で飼育する際はニワトリの特徴を十分理解し、環境をしっかり整えてあげる必要があります。
また、2歳半を過ぎると段々と卵を産まなくなってきますが、飼い主さんは引き続き愛情を注いで最後まで面倒をみてあげてくださいね。

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知る・学ぶ 2021-04-23

人に懐きやすい小鳥の種類と懐いてもらうポイントについて

小鳥が人に懐き、肩や手に乗る様子は大変かわいらしいものです。
最近ではネットニュースや動画サイトでも小鳥が人に懐き、楽しく戯れている映像が頻繁に流れるため、小鳥を飼ってみたいと思い始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その一方、懐いてくれるかどうか心配で、あと一歩が踏み出せない場合もあるでしょう。しかし、小鳥のなかでも懐きやすい種類から選び、小鳥に信頼してもらえるように接すれば、懐いてもらうことはさほど難しいことではありません。

そこで今回は、懐きやすい小鳥の種類や懐いてもらうポイント、小鳥をお迎えする際の注意点などについてご紹介します。

懐きやすい小鳥の種類とは?

手のひらに収まる小さい体に美しい羽をつけ、楽しそうにさえずる小鳥。
ときには人の指に止まって飼い主さんをじっと見つめたり、求愛ダンスを踊ってくれたりすることがあるため、その人懐っこさに驚くことも少なくありません。

しかし、すべての小鳥に当てはまるわけではなく、やはり懐きやすい種類が存在します。たとえば次のような小鳥は特に懐きやすく、ペット店でも人気の種類です。

セキセイインコ

セキセイインコはオーストラリア原産のインコ科の小鳥です。
世界各国でペットとして愛されている小鳥で、その賢さと人懐っこさ、黄色やスカイブルーなどカラフルな羽の美しさで知られています。
個体にもよりますが、基本的には活発で明るい性格であり、ヒナのうちから優しくスキンシップを取っておくと、人に慣れて積極的に飼い主さんの手に乗ってくれるようになります。
また、人間の行動をよく観察しているため、最初は懐かなかった場合でも徐々に飼い主さんを信頼してくれるようになる可能性が高いのも特徴です。

なかには人の会話やテレビで流れてくるセリフ・歌を真似ておしゃべりしたり、歌ったりする子もいるため、ペットショップではすぐ売り切れになってしまうこともしばしば。
価格が安く、体も丈夫で飼育しやすいので小鳥の飼育初心者の方にオススメです。

コザクラインコ

アフリカ大陸原産のコザクラインコはセキセイインコと同じくインコ科の小鳥であり、顔も似ています。羽の色は黄緑色を基調としたものが多いですが、最近はブルーや黄色などの個体も登場しています。

コザクラインコは大変愛情深い小鳥として知られ、「ラブバード」との呼び名もあるほど。ヒナの頃から大切にお世話してあげるとコザクラインコから「パートナー」と認識され、まるで飼い主さんを恋人のように慕うこともあります。
また、人とコミュニケーションを取るのも好きなタイプ。なかには「気持ちが通じ合っている」と感じる飼い主さんの方もいらっしゃるようです。
さらに、手や肩に乗ってくれるだけではなく、芸を覚える子もいますよ!

文鳥

文鳥はインドネシア原産のカエデチョウ科の小鳥です。
羽の色には白、グレー、薄茶色(シナモン)、シルバーなどがあり、顔と体型はスズメとよく似ています。全体的に落ち着いた色合いとシュッとした体型・顔つきにはファンが多く、最近では文鳥グッズも多数登場しています。

文鳥もセキセイインコやコザクラインコと同じく賢く、人によく懐きますが、他の小鳥と比べると少々さみしがり屋です。
そのため、コミュニケーションを怠ると心が離れてしまい、逃げ回るようになることもあるので、文鳥を飼う場合は常に「気にかけているよ」という意識と愛情をもって触れ合うようにしましょう。

ヒナの選び方

小鳥はヒナから飼育することで飼い主さんが親だと思い込み、慣れてくれるようになります。
そのため、できれば生後1週間~1か月のヒナが理想です。ペットショップで選ぶ場合、鳥かごに顔を近づけてみて、興味をもって寄って来てくれる小鳥はすでに人に慣れている可能性大。小鳥は意外にも態度や表情がわかりやすい動物なので、よく観察して機嫌を悪くしていない、元気な子を選びましょう。

飼い始めてからはとにかく気にかけることが大切です。優しくたくさん話しかけてあげると、徐々に警戒心を解いてくれます。

小鳥に懐いてもらうポイント

上記でご紹介した小鳥は確かに人に懐きやすい種類ですが、だからといって飼っているだけで懐くことはありません。
小鳥に懐いてもらうためには「信頼」「愛情」「関心」「安全」の基準をすべて満たす飼い方をしなければならないのです。

丁寧にお世話して、優しく接する

鳥もほかのペットと同じく、「餌を持ってきてくれる人」や「鳥かごを掃除してくれる人」に懐く傾向があります。基本的なことですが、これらは必ず行うようにしましょう。その際、なるべくバタバタと音を立てず、優しい眼差しを心がけるようにしてください。優しい態度というのは動物にもわかるものです。

毎日語りかける

小鳥には毎日優しく語りかけましょう。自分に関心を持ってくれているとわかると、小鳥も飼い主さんに注目するようになります。
「人の言葉なんてわかるはずないじゃないか」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、元々小鳥は音に敏感ですし、好奇心旺盛なので人の会話をよく聞いています。
ですので、まずは毎日語りかけて関心があることをアピールしましょう。優しく、ゆっくり語りかけるのがコツです。
逆に、叫んだり、威圧感のある大きな声で話しかけたりすることは懐かなくなる原因になるので注意しましょう。

むやみに触らない

早く懐いてほしいからといって無理に触ろうとしたり、追いかけまわしたりすると、人に恐怖心を抱いてしまいます。
飼い始めの段階では語りかけを中心にして、鳥かごから出したときに小鳥自ら寄ってくるようになったら、その時が「触り時」です。

小鳥が懐いているときの仕草とは?

小鳥が懐いてくれるようになると、さまざまな仕草を見せてくれます。
たとえば、逃げることなく飼い主さんの後を追ったり、小鳥から触ってもらおうとおねだりしたりします。

また、人の指に止まって口ばしをこすりつけるようになると、それは小鳥の「大好き」という愛情表現。飼い主さんの方にとってはこれほどうれしいことはありませんね。

なお、ときどき髪の毛や指、頬を優しく噛んでくることがありますが、これは鳥が飼い主さんを信頼している証拠です。強く噛みついてくるときはストレスを感じていることもありますが、基本的に甘噛みは愛情表現なので叱らないようにしましょう。

小鳥をお迎えする際の注意点

小鳥は非常に賢い動物ですが、だからこそ接し方や小鳥の将来について注意・覚悟しておかなければならない点があります。

いつかやってくる「お別れの時」を覚悟しておく

種類にもよりますが、小鳥の平均寿命は10年前後です。犬や猫と比べると寿命は短めの傾向にあるので、この点はあらかじめ覚悟しておきましょう。
大切なのは懐かせることより、小鳥と一緒に過ごす時間です。

早く懐かせようとしない

小鳥にもそれぞれ個性や性格があります。「色々とやってみても懐かないから」といってお世話を放棄したり、小鳥の存在を無視したりすることは絶対にやめましょう。敵とみなして心を開かなくなります。

たっぷりと愛情を注ぐことが大切

懐きやすい小鳥の種類や懐いてもらうポイント、小鳥をお迎えする際の注意点などについてご紹介しました。
小鳥は飼育しているだけで人に懐くことはないので、ヒナのうちからしっかりと愛情を注いでお世話することが大切です。飼い主さんのことを信頼できる存在だと認めてもらえれば、小鳥も愛情を示してくれるようになります。
まずは飼い主さんの方から優しく、丁寧に歩み寄る姿勢で接するようにしましょう。

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