猫にお留守番させるときの注意点

猫を飼っている方にとって、仕事や用事で家を空けるときに気になるのが猫のお留守番です。

多頭飼いならまだしも一頭だけで飼っている方は、お留守番中に猫が寂しくないか心配になりますよね。さらに、たとえ家の中であっても不意な事故で猫が怪我をしないかと心配な方も多いと思います。

猫は孤独を好むともいいますが、お留守番をさせても本当に大丈夫なのでしょうか? また、お留守番させるときはどのような点に注意したらいいのでしょうか?

そこで今回は、猫のお留守番のさせ方についてご紹介します。

猫は飼い主が外出すると寂しくなる?

猫は社会性の強い動物ではないため、よく孤独に強いといわれています。
野生の中では群れをなして生きる犬と違い、猫は本来仲間がいなくても一頭で生きていくことが可能です。

しかし、現代社会で生きる野良猫の場合は、縄張りの中で仲良くなった猫同士で常に行動を共にすることがあるようです。

一方、室内飼いしている猫の場合は、常に食事が与えられてエサに困ることもないため飼い主に対して依存性が高まります。
一頭飼いしている場合は仲間もいないことから、飼い主が出かけてしまうと寂しいと感じるのは当然のことといえるでしょう。

猫の性格にもよりますが、飼い主が出かけたあとにずっと鳴き続けて寂しがる子もいれば、10分もしないうちに日頃の生活に戻りマイペースに過ごす子もいます。

猫にお留守番させるときの注意点

外出で家を空けるときは、猫に危険を及ぼす可能性があるものはしまっておくことが大切です。

例えば、猫が触れると傷付く危険性があるものや、猫が口にすると中毒を起こしてしまうようなものなど、体に害のあるものは全て棚や引き出しの中にしまっておきましょう。

特に食事を与えずに出かける場合は、猫は袋を破ってでも食べものを探すことがありますので危険なものは必ずしまってから外出してください。
普段は絶対に食べないから大丈夫と思ってそのままにしておくと、外出しているときに食べてしまうことがあります。

さらに、お風呂に水を張ったまま出かける場合は浴室を立ち入り禁止にしておく必要があります。
猫がお風呂に誤って落ちてしまうことも考えられるため水を抜いておくか、絶対に入れないようにドアを閉めておきましょう。

まとめ

猫のお留守番のさせ方についてご紹介しました。

お留守番中の猫は飼い主がいなくてもマイペースに過ごしている子が多いですが、外出するときの注意点を守って安全を確保しておくことが大切です。

また、家を空けるときに猫をケージに入れてお留守番させる方もいますが、何時間もケージに入れたままにしておくと猫のストレスが溜まり暴れ回ることも考えられます。長時間外出するときはなるべく自由に歩き回れるようにしておきましょう。

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