冬の動物園に行ってみよう! 冬ならではの見どころや楽しみ方とは?

「冬の動物園は寒いから行かない」、「動物は冬眠するから夏の方が良いのでは?」と考えている方は多いのではないでしょうか?
確かに真冬の時期に屋外施設に出かけるのは寒さを考えると、億劫になるかもしれません。
また、冬の動物は冬眠しているイメージがあるため、動物園に行っても動物はいないと思っている方も多いでしょう。

しかし、冬の動物園には夏にはない様々な魅力が存在し、冬だからこそ味わえる楽しみがあります。
そこで今回は、冬の動物園の楽しみ方や、冬にしか見ることのできない動物たちの姿などについてご紹介します。

冬の動物園の楽しみ方とは?

動物園のシーズンは春から秋とイメージしている方は多いですが、冬の動物園ならではの楽しみ方があります。
ここでは、冬だからこそ味わえる動物園の楽しみ方をいくつか挙げていきます。

冬の動物園では冬眠する動物にも会える

冬の動物園では、本来なら冬眠しているはずの動物たちに会うことができます。
多くの動物にとって冬の時期は餌の確保が難しいため、冬眠をして消費するエネルギーを抑えて冬を越します。
しかし、動物園では冬であっても安定して餌を得ることができるため、動物たちが冬眠する必要がありません。

そのため、本来冬ではお目にかかれないクマやリスなどの動物たちであっても、動物園に行けば会うことができるのです。
冬眠する動物が冬に活動しているのを見ることができる機会はなかなかないため、珍しい姿を見ることができる良いきっかけとなるでしょう。

動物の行動が見やすい

冬の動物園は、他の季節よりも動物の行動が見やすいです。
夏の動物園の場合、動物が木々に生い茂った葉に隠れてしまい、見どころを逃してしまうこともあります。
しかし、冬の動物園は木々の葉が落ちているため、動物たちの愛らしい姿や行動を見逃しにくくなります。
動物がよく見える角度もたくさんできるため、その分シャッターチャンスも多くなるでしょう。

冬限定のイベントも開催されている

動物園の中には、冬限定のイベントを行っているところも数多くあります。
例えばウインターイルミネーションやスタンプラリー、その他クリスマス・バレンタイン関連イベントなど、動物園ごとに様々な冬限定のイベントを行っているため、お近くの動物園で好みのイベントが行われていないか調べてみましょう。
冬にしか味わえないイベントに参加することで、特別な思い出にもなるため大変おすすめですよ。

冬にしか見ることができない動物の姿もある!

冬にしか見ることができない動物の姿もある
動物の中には、冬にしか見せない姿を見せるものもいます。夏とは大きく異なる冬の姿はその動物のイメージを大きく変えるかもしれません。動物の違った一面を見ることで、さらに動物が好きになるきっかけにもなるでしょう。

冬に一番元気になるレッサーパンダ

レッサーパンダは寒さに強い動物です。元々寒い地域に住んでいる生き物であり、温かい被毛で全身を覆っています。
そのため、夏には木陰でゆっくりと休んでいることが多いですが、冬になると無邪気に遊び回ります。
特に雪が積もっていると無防備な姿で雪まみれになってじゃれ合う姿を見ることができ、思わず頬が緩んでしまうでしょう。

集合して寒さを凌ぐニホンザル

ニホンザルは冬の寒い時期になると、集合してお互いの体を温め合って寒さを凌ぎます。
猿が団子のようにくっついている姿から「猿団子」とも呼ばれています。愛らしくもどこか可笑しい光景は、シャッターチャンスになること間違いなしです。
ちなみに、ニホンザルは集団内の順位序列が存在しており、高順位のオスほど猿団子の内側で多くの個体と接触しているのです。

冬こそ本領発揮のホッキョクグマ

ホッキョクグマは北極圏を生活の場としているため、寒さに強い動物です。一方で、暑さには強くないことも特徴で、夏場は屋内展示にしている動物園も多く、暑さでぐったりしている姿もしばしば見られます。
ホッキョクグマといえば、雪や氷の上で活発に活動している姿をイメージする方も多いのではないでしょうか?
そのイメージ通り、冬になると夏場より元気になり、雪の上や水の中で活発に行動する本来の姿を見ることができるでしょう。
特に雪の中にいるホッキョクグマは、土で汚れやすい夏とは異なり、身体の白さが美しく映えるため大変おすすめです。

絶滅危惧種のアムールトラ

アムールトラは、ロシアと中国東北部に流れるアムール川付近に生息しており、雪の中で活発に行動する動物です。
野生のアムールトラは約500頭しかいないといわれており、国際自然保護連合によるレッドリストでは絶滅危惧種に設定されています。
オスの場合、体長が3メートル近くの個体もおり、間近で見た時の迫力は抜群です。非常に希少な動物になるため、是非一度は見に行ってみてはいかがでしょうか。

季節によって毛色が変わるエゾユキウサギ

季節によって毛色が変わるエゾユキウサギも冬の動物園では要チェックです。
ユキウサギの亜種であるエゾユキウサギは温かい時期は褐色の毛色を持ちますが、冬になると真っ白な体毛に生え変わります。雪の色に溶け込む姿は美しさを感じるでしょう。
また、冬になるほど行動時間が長くなることも特徴のため、冬の動物園はエゾユキウサギの観察にピッタリの季節と言えます。
飼育管理が非常に難しい動物ですが、東京の多摩動物公園では飼育に成功しており愛らしい姿を見ることが可能です。

幻の動物とも言われていたユキヒョウ

標高が数千メートルの、人間が生活しない地に生息していたことから「幻の動物」とも呼ばれていたユキヒョウも冬の動物園の見どころです。
年中長めの体毛で覆われていますが、冬になるとさらに毛が伸び、寒さに備えます。また、足の裏まで体毛で覆われ、防寒対策と雪道でのスリップを防止しています。
さらには肺の中に冷たい空気が入らないようにするための鼻腔を備える等、まさしく冬の動物といえるでしょう。

冬には一回り大きくなるホンドタヌキ

ホンドタヌキは夏と冬でガラッと見た目が変わります。夏場はスリムに見える見た目ですが、冬になると体毛が伸び、モコモコとした見た目に変わります。
一回り大きくなった姿は多くの人がイメージするタヌキ像に近く、自然と口が緩むこと間違いなしです。

冬の動物園は服装に注意しよう!

冬の動物園に行く際の服装で重要なポイントが「防寒対策」と「雪対策」です。動物園は屋外施設のため、寒さの中で数時間滞在する必要があります。
薄着で来場すると寒さに負けてゆっくり周ることもできなくなってしまうでしょう。ゆっくり動物園を楽しむためにも、十分な防寒対策を行った上で来場することが大切です。

また、タイミングによっては雪対策も重要です。雪が降っても、動物園側で除雪はしていることが多いですが、うっすらと氷が張っている場合もあります。
その際にヒール等の動きにくい靴を履いている場合、滑って怪我に繋がる可能性もゼロではありません。

せっかくの動物園のためオシャレをしたいという気持ちもあるでしょうが、まずは寒さ対策と雪対策をしっかり行うことが大切です。

まとめ

冬の動物園の楽しみ方や、冬にしか見ることができない動物たちの姿などについてご紹介しました。
冬のお出かけ先として動物園を選択する方は少ない傾向にあります。しかし、冬の動物園には他の季節にはない特色があり、冬だからこそ楽しめる要素が数多くあります。
動物たちのイメージがガラッと変わり、新たな魅力が見つかるきっかけとなることもあるので、是非冬の動物園に足を運んでみてはいかがでしょうか?

この記事をシェアする

Recommend