「暮らし」 の記事一覧

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暮らし 2022-08-30

ドッグトレーナーは必要? 愛犬のしつけで迷ったらチェックしたいこと

古今東西、犬のしつけは大切なもの。犬の幸せのためにも、人間と上手に共存できるように適したしつけが必要です。
飼い主が完璧なしつけができればベターなのですが、環境や条件によってはなかなかうまくいかないかもしれません。

そんなときには外部にしつけを依頼してみるのも良い方法です。
どんなときにドッグトレーナーのような外部のしつけが必要か、愛犬の様子を見て判断してみましょう。

どんなときに依頼する? 愛犬の様子をチェック

外部に愛犬のしつけを依頼するかどうか、そのタイミングの見極めはなかなか難しいものです。家族の誰かは「助けが必要だ」と思い、誰かは「家のしつけで充分」と思うかもしれません。

まずは愛犬の様子をチェックし、家族以外のしつけが必要かどうかを判断しましょう。以下のような行動が見られるのであれば、ドッグトレーナーをはじめとした外部の力を借りるタイミングだと考えられます。

主従関係が逆転している

人間と犬は主従関係が大切です。いくら可愛い愛犬とはいえ、飼い主が格下だという認識を与えるのは望ましくありません。

・名前を呼んでも来ない、指示を出しても反応しない
・身体を触らせない
・お腹を見せようとしない
・腹や背中に乗ってくる
・吠えたり、唸ったりして食事を要求する

愛犬にこのような行動はありませんか?どれも主従関係が逆転し、愛犬が飼い主よりも上の立場だと誤解しているときに見られる行動です。思い当たるふしがあるのなら改善が必要になるでしょう。

吠え癖や噛み癖がなおらない

吠え癖や噛み癖は、ご近所や他家の飼い犬に迷惑をかけてしまう行動です。
ご家庭のしつけでどうしてもなおらないのであれば、外部に助けを求めるタイミングだと考えましょう。

愛犬自身の安全がおびやかされるような行動をする

散歩中、道路や走行中の車の前に突然飛び出そうとするような行動はありませんか?または、ほかの散歩中の犬に向かって攻撃的な行動を繰り返す場合も要注意です。

思わぬ事故に繋がったり、自分の身も危うくなってしまう行動を理解できていない可能性があります。引っ張り癖がある場合もこのケースが考えられますので、注意深く観察してみてください。

どこに依頼すればいい? 愛犬のしつけを任せられる場所

家族以外の力を借りたしつけが必要だと判断したら、信頼して愛犬を任せられる場所や人材を探しましょう。犬のしつけは複数の場所が手がけています。

しつけ教室

個人のドッグトレーナーや動物病院、ペットショップでおこなわれているしつけの場です。料金は1回ごとに数千円から設定されていることが多く、比較的気軽に参加しやすい特徴があります。

中にはドッグトレーナーの自宅や教室に泊まり込み、集中的なしつけ教育を受けられることも。ただしこの場合は費用が高額になり、数十万円ほどかかるケースもあります。

保健所や動物愛護団体

保健所や動物愛護団体がしつけ教室を開いていることもあります。費用はかなりリーズナブルで、無料から数百円という費用設定も少なくありません。
ただ、定員が少なかったり、自治体によっては開催されていない場合もあるため、事前にお住まいの自治体に問い合わせが必要です。

警察犬訓練所

警察犬訓練所では警察犬候補だけではなく、一般の犬も訓練を受けられます。費用は1ヶ月数万円ほど、期間は3ヶ月から半年と長期間におよぶため、任せる際には飼い主にも覚悟が必要かもしれません。

ドッグトレーナーなら諦めていたしつけもOK!

愛犬のしつけを任せられる場所は複数ありますが、探しやすく、かつ任せやすいのはドッグトレーナーではないでしょうか。
飼い主が「もうしつけられない」と諦めた愛犬でも、優秀なドッグトレーナーなら見事にしつけ直してくれます。

とはいえ、大切な愛犬のしつけを他人に任せるのは勇気がいるものです。ドッグトレーナーに依頼するメリットやデメリットを把握して決定しましょう。

ドッグトレーナーに依頼するメリット

ドッグトレーナーに依頼するメリットは多々あります。中には犬だけではなく、飼い主に感じられるメリットも。

犬がしつけを理解し、問題行動をしなくなる

犬がしつけを理解すること、問題行動をしなくなること…これらはドッグトレーナーに依頼する最大のメリットだといえるでしょう。
愛犬が飼い主との生活に適したルールを理解し、実践できるようになれば、安心して一緒に暮らせるようになりますね。

飼い主が犬の扱い方を理解できるようになる

家でのしつけがうまくいかない原因のひとつに、飼い主が犬の扱い方を理解しきれていない場合があります。
ドッグトレーナーは任せられた犬のしつけをしながら、飼い主に犬の扱い方をアドバイスしてくれます。

飼い主がアドバイスを受け入れ、実践できるようになれば、ドッグトレーナーによる訓練期間が終わっても、愛犬は問題行動を起こさず、教えられたしつけを守ることができるでしょう。

犬を通して飼い主の知人・友人が増える

ドッグトレーナーは個人対象だけではなく、複数人を対象にしたしつけ教室を開催していることも少なくありません。そのような教室に参加すれば、ほかの参加者と交流が深まり、犬友達が増えるでしょう。
愛犬について相談したり、愛犬同士を交流させたりと、飼い主にも愛犬にもプラスになるメリットがあります。

ドッグトレーナーに依頼するデメリット

メリットに対し、デメリットはあるのでしょうか。ドッグトレーナーに依頼するデメリットとして、ドッグトレーナーとの相性や費用面で問題を感じるケースもあるようです。

ドッグトレーナーとの相性が悪いと逆効果になることも

飼い主・愛犬のどちらか、あるいは両方がドッグトレーナーのしつけ方針に合わず、効果を感じられない場合があります。性格的に相性が悪いこともあるようです。
こういったデメリットを回避するためには、事前に顔合わせをして会話の時間を取ったり、しつけ方針についてしっかり確認したりすると良いでしょう。

費用が高い

ドッグトレーナーのしつけ教室は1回数千円から利用できることが多いのですが、複数回になるとそれなりの高額になってしまいます。
愛犬のしつけができれば費用は気にしない!といえればいいのですが、なかなかそこまで断言しにくいものですよね。家計との折り合いを考えながら依頼先を探しましょう。

家族のいうことを聞かなくなる可能性がある

しつけ教室でドッグトレーナーが完璧なしつけをしても、まれに家族のいうことを聞かなくなってしまう犬がいます。ところが、そのような犬はドッグトレーナーの前ならしっかりとしつけの効果を発揮するのです。

これはドッグトレーナーと主従関係ができてしまい、犬がその関係しか受け入れられなくなってしまっている状態です。ドッグトレーナーに任せきりにするのではなく、飼い主もかかわるしつけを心がけて回避しましょう。

愛犬をしつけきれないと感じたらドッグトレーナーを頼ろう

愛犬をしつけきれないと感じたらドッグトレーナーを頼ろう
犬のしつけは大切です。愛犬と安全に、楽しく生活したいのであればなおさら重要視するべきでしょう。しつけに心を砕き、一生懸命対応しようとしている飼い主さんも多いはずです。
しかし、どうしても無理だと感じたのであれば、プロであるドッグトレーナーに依頼することも検討してみてください。問題行動を起こさないようになれば、愛犬も飼い主も安心して生活できるようになりますよ。

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暮らし 2022-05-19

長期間留守にするときペットのお世話はどうする? 安心できる預け先を選ぶポイント

犬や猫などのペットと一緒に暮らしていると、急な出張や長期間の旅行などで自宅を不在にすることもあるでしょう。
そのような場合は適切な場所にペットを預ける必要がありますが、さまざまな選択肢がありますので事前に決めておくと安心です。

そこで今回は、長期間留守にする際のペットの預け先やメリット・デメリットなどを解説いたします。
それぞれの特徴を正しく理解できれば、飼い主にもペットにも負担のない選択ができるため、ぜひ参考にしてください。

ペットホテル

「ペットホテル」とは、犬や猫などのペットを一時的に預かってくれる施設です。
ペットサロンや動物病院に併設されている場合もあり、ペットの宿泊以外のトータルケアも目的になっています。

しかし、一言でペットホテルといっても提供されているサービスが異なる場合もあります。
ペットホテル選びで失敗しないように、以下のポイントを事前に公式ページなどで確認しておきましょう。

・ペットはケージで過ごすのか・フリーで過ごすのか
・散歩はしてくれるのか
・エサやベッドの持ち込みは可能か
・夜間もスタッフが常駐しているか
・病気やケガへの対応はどうか

メリット:ペットが快適に過ごせる環境が整っている

ペットホテルはペットを宿泊させる施設であるため、ペットが快適に過ごしやすい環境が整っています。
気温の調節や散歩の追加サービス、ノーリードで過ごせる空間の提供など、ペットが長期間滞在してもストレスが溜まりにくいといえるでしょう。

また、動物病院に併設されているペットホテルの場合は、緊急時にすぐ対応を受けられる点も魅力です。
ほかにもペットサロン運営のペットホテルであれば、トリミングなどのサービスを受けることもできます。24時間営業が中心で、空きも比較的多いため、飼い主側からしても不便なく利用ができるでしょう。

デメリット:ペット間でトラブルが発生する恐れも

一方で、ペットホテルを利用すると、ペット間でのトラブルが発生する可能性があります。
具体的には以下のようなトラブルです。

・他のペットから病気が感染するリスク
・大型犬などへの怯えによるストレスを受けるリスク
・咬傷事故のリスク

また、生活する環境の変化がストレスにつながる可能性もあります。
そのほかにも、利用前に健康診断などの書類の提出が必要になるといった手間がかかる場合があります。

ペットシッター

「ペットシッター」とは、飼い主に代わってペットのお世話をしてくれるサービスです。
ペットシッターを利用する場合、フードの保管場所や量、散歩のコースなどについて、事前に打ち合わせを行います。

当日は、担当者のシッターに自宅の鍵を預け、指定の時間にペットのお世話をしてもらいます。サービスによってはシッター終了後に、飼い主への連絡やペットの写真の共有も可能です。最後に預けた鍵を返却してもらう流れになります。

メリット:ペットが普段と同じ生活を過ごせる

ペットシッターを利用するメリットは、ペットの生活環境が変わらない点です。
住む場所やエサ、散歩の内容など、普段と同じ生活を送ることができるため、ペットにとってもストレスが軽減されます。
また、ペットホテルとは異なり、他の動物と一緒に生活しないため、動物間のトラブルが発生しない点も大きなメリットです。
飼い主にとっても、ペットの宿泊日数分の荷造りや送迎を行う負担がありません。

デメリット:シッター不在時にペットの様子が気になりやすい

一方でペットシッターに預けるデメリットとして「24時間預かってくれるわけではない」点があげられます。シッターがお世話をしていないタイミングはペットの様子が分かりません。
そのため、病気やケガといった緊急時の対応が遅れるリスクが発生します。また、飼い主は自宅の鍵を預けることになるため、人によっては不安につながる場合もあるでしょう。

ボランティア・動物愛護団体

ペットが飼えなくなった場合や、中・長期的にペットの世話ができなくなった場合は、ボランティアや動物愛護団体に預ける選択肢もあります。
短期的な出張や旅行では預かってもらえないケースも多いため、やむを得ない場合にのみ預けるというイメージを持ちましょう。

メリット:ペットを長期的に預けられる

ペットをボランティア・動物愛護団体に預けるメリットは「長期的に預けることができる」点です。
そのため、飼い主の健康上や仕事上の理由で長期間ペットを飼えなくなった場合でも利用が可能です。
また、適度な温度に保たれ、運動ができる環境もある場合が多いため、ペットにとっても過ごしやすい環境が整っています。
施設にもよりますが、面会や散歩も可能な場合がある点も飼い主の安心感につながるでしょう。

デメリット:預かってもらえないケースも多い

一方で、ボランティアや動物愛護団体にペットを預けるのはデメリットも存在します。
まず、数時間・数日だけといった気軽な使い方はできない場合が高いです。他の動物と一緒に生活を行うため、動物間のトラブルが生じる可能性も存在します。
そのほかにも、地域によっては施設が少なく、預け先が決まらないリスクもある点に留意しましょう。

親戚・知人

親戚や知人が近くに住んでいる場合、ペットを預けるのも良いでしょう。
もちろん、ペットの飼育経験があるのが理想ですが、いずれにせよ散歩の仕方やエサのあげ方は共有しましょう。
また、ペットの癖や嫌がること、特病などがあればこちらも伝えておくとトラブルを事前に回避できます。

メリット:安心して柔軟な対応をしてもらえる

ペットを親戚や知人に預けるメリットは、柔軟な対応をしてもらえる点です。
相手が業者ではないため、飼い主の希望と相手方の状況を総合的に考えて、柔軟に預け方の決定ができます。
また、飼い主としても、預け先の相手を信頼しやすいため、安心感が生まれるでしょう。
ペットホテルやペットシッターと比較して費用がかかりにくい点もメリットです。
ただし、お礼の品といった感謝の気持ちを伝えるものは用意するべきでしょう。

デメリット:相手の都合が合わないことも

一方で、相手方の都合に合わせる必要がある点がデメリットです。
預け先が専門の施設ではないため、相手方の都合やスケジュールを鑑みる必要があります。場合によっては24時間面倒を見るのが難しいケースもあるでしょう。
また、専門の知識を持っていない方に預ける点もデメリットです。急な体調不良やケガに対する対応が遅れるリスクが生じる点に留意しましょう。
万が一のリスクを抑えるため、緊急時の対応や、かかりつけの動物病院を事前に共有するのが重要です。

飼い主の留守時は、何日までなら一匹でお留守番ができる?

飼い主の留守時は、何日までなら一匹でお留守番ができる
飼い主さんの中には「数日だけの不在だからひとりでお留守番してもらう」といった考えを持つ方もいるでしょう。
それでは、ペットは何日程度だったらひとりでお留守番できるのでしょうか。

ペットの状態にもよるが、最大2日が目安

ペットがお留守番可能な日数は、当然ペットの種類や性格、状態にもよります。
例えば分離不安症がある場合や生まれて間もない場合などは、丸一日のお留守番も難しいでしょう。
一方で、健康な犬であれば一泊二日程度は不安なくお留守番が可能です。その際は、熱中症予防、低体温症予防などを考えて、空調はつけっぱなしで外出をしましょう。
また、直射日光を長時間浴びないようにカーテンは閉め、飲み水はこぼしても大丈夫なように複数準備するのが大切です。
それ以上長期の外出となる場合は、やはり専門施設のサポートを受けた方が安心です。

安心してお留守番させるためのポイント

ペットのお留守番で注意するべきポイントは以下の5点です。

・水
・食事
・室温
・トイレ
・明るさ

健康なペットであれば、上記の要素が通常通りであれば過剰に心配する必要はないでしょう。反対に、上記のいずれかを失念していると体調不良やストレスの原因になるため注意が必要です。
そのほかにも、ドッグカメラなどのペットの様子を確認できるグッズを使用するのもおすすめです。過剰に吠えている場合に緊急アラームを通知してくれる機能などもあるため、飼い主の安心にもつながるでしょう。

まとめ

長期間自宅を留守にする際は、何かしらの手段でペットを預ける必要があります。
それぞれにメリットとデメリットが存在するため、飼い主の事情やペットの性格などを総合的に判断して、預け先を選びましょう。

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暮らし 2021-10-22

一緒に飼うのは難しい? 同居相性の悪い動物の組み合わせとは

「異種でもこんなに仲良くできるんだ!」。
違う種類の動物が仲良くしている様子は大変微笑ましく、信頼や愛、友情といったものが動物間にも存在するのだと気付かされます。
私たちが牧場で穏やかな気持ちになるのは、牛や馬、羊、鶏、牧羊犬などの異種動物が同じ空間でほのぼの仲良く暮らしている様子に心が癒されるからなのかもしれませんね。
このようなことから、異種動物を一緒にお迎えしたいと思っている方も多いでしょう。

しかし、現実は理想通りにはいきません。
飼育する動物によっては相性の悪い組み合わせがあるため、異種動物を一緒に飼う場合は少々注意が必要です。
異種動物を同じ屋根の下で飼うには、それぞれの習性や性格、体の大きさ、飼育環境などを総合的に考慮し、お互いにストレスがたまらないように配慮しなければなりません。

そこで今回は、同居相性の悪い異種動物の組み合わせや、飼育の際の注意点などについてご紹介します。

相性が良くない異種動物の組み合わせとは?

人間界でも何かと問題になる「相性」の問題。相性が良ければさまざまなことが上手く進みますが、相性が悪ければ生活全般に影響が出ます。
動物の相性はほとんどの場合、習性が決め手となりますが人が矯正できるものではないため、最善の対処法は「そもそも一緒に飼わないこと」にほかなりません。
たとえば、次に挙げる動物は一緒に飼わない方が良いでしょう。

犬と小動物

「人間にとっての最良の友」といわれる犬。賢くて従順、そしていざというときは飼い主さんを命懸けで守る勇敢さまで持ち合わせている動物です。
しかし、同居する異種動物に対しても同じかといえば、そうではありません。
犬は基本的に温厚な動物ですが、狩猟犬として飼われていた犬種の場合はハムスターや鳥、ウサギなどの小動物を本能的に襲ってしまうことがあります。

また、狩猟犬でなくても、犬には「動くものを追いかける」という習性があります。
「ちゃんとしつけているし、うちの子は優しい子だから大丈夫」と飼い主さんが思っていても、ふとしたきっかけで追いかけたり、手を出したりしてしまうことは十分起こり得るのです。
犬は遊んでいるつもりでも、小動物にとっては大きなダメージやストレスとなり、食欲不振や脱毛、元気喪失などを招いてしまいます。
小動物は全般的にストレスに弱いので、場合によっては命を落としてしまうことも。

猫と小動物

犬と同じく、人間の長年の友として愛され続けてきた猫。最近は猫ブームで猫をお迎えする方が急増していますが、すでに他の動物、特に小動物を飼っている場合には犬と同様に注意が必要です。
特に猫の捕食対象となり得るハムスターやモルモット、小鳥などは油断すると猫に襲われて怪我を負わせてしまうことがあります。
そうなると当然、小動物は身の危険を感じて大きなストレスを抱えることになりますし、飼い主さんも同じ空間でペットたちを遊ばせることができなくなります。

猫と金魚

猫と金魚の場合は相性というより、猫の習性ゆえ同居しない方がベターです。
水槽の中身に興味を抱いた猫が水槽の蓋をなんとかしてこじ開け、中の金魚を捕まえようとすることが多々あります。
室内スペースの関係上、どうしても猫と金魚を同じ空間で飼わなければならない場合は水槽の蓋にテープを貼ったり、蓋をロック付きのものに交換したりするなどして対策を立てましょう。
猫が金魚を捕獲してしまうと、そのまま食べてしまうことも…。飼い主さんとしては想像したくない光景です。

ウサギとフェレット、モルモット

ふわふわの毛につぶらな瞳。草食動物特有の優しい佇まいが特徴のウサギですが、意外にも縄張り意識が強いので、同じように縄張り意識が強いフェレットとの同居は避けた方が良いでしょう。
また、フェレットは肉食動物であり、肉食動物にとってウサギは捕食の対象、つまり獲物でしかないのです。
ペットとして育てられているフェレットでも本能が消えることはないので、ウサギと一緒に飼うのはオススメできません。
また、モルモットも一緒に飼うのは避けましょう。
ウサギには「ボルデテラ菌」という菌が存在しており、モルモットに感染すると命に関わる恐れがあります。

ペット界のツートップ、犬と猫の相性は?

ペット界のツートップ、犬と猫の相性は?
一般家庭で飼われるペットを語る上で外せないのが犬と猫の相性についてです。
犬と猫の祖先は「ミアキス」という動物であり、お互いにまったく無関係の存在ではありません。そうなると相性は良さそうに思えますね。
しかし、犬と猫の相性については「個体の性格や飼育時期・環境による」としか言えません。

子犬・子猫の時代から一緒に暮らしており、お互いにストレスがたまらない関係であれば何ら問題はありませんが、犬と猫に大きな体格差があったり、犬がよく吠える子だったりした場合は猫が怖がって大きなストレスを抱えてしまうでしょう。
最近の動物病院では犬と猫の待合室を別々にする、診療時間をずらすなどして犬と猫が同じ場所に滞在しないように配慮しているところがありますが、これは猫の恐怖心を少しでも和らげるための対策なのです。
犬は「遊ぼう!」と興奮して吠えていても猫にとっては恐ろしいですし、うるさいのでストレスそのもの。
また、飼い主さんにかわいがられる猫に犬が嫉妬して攻撃してくる可能性も否定できません。

このような理由から、犬と猫を一緒に飼う場合には同居させるときの年齢、それぞれの性格、成長してからの体格差を検討し、どちらにもストレスをためさせない工夫を心がけましょう。

異種動物を一緒に飼う時の注意点

犬と猫、ウサギと鳥、犬とフェレットなど、ペットにする異種動物にはさまざまな組み合わせがありますが、どのようなパターンであっても一緒に飼うと決めた際は次のような点に留意しましょう。

飼育空間を別にすることも考えておく

相性の悪い動物を同じ家で飼う場合は、飼育する部屋を完全に分けて接触しないように気をつけましょう。
また、犬と小動物を飼う場合、部屋を分けても小動物が犬の鳴き声におびえたり、ストレスを感じたりすることもあるので、鳴き声が聞こえない工夫や無駄吠えさせないしつけにも取り組んでみてください。

動物それぞれの習性を理解する

動物の習性を理解していなければそれぞれに快適な飼育環境を与えられません。
お迎えする動物に関する正しい知識を身につけて、快適に過ごせるように環境を整えてあげましょう。

迷ったときは獣医師に相談を!

異種動物を同居させるか検討する際、少しでも不安や迷いがあるようなら動物病院の獣医師や動物看護師に相談してみましょう。
日々、動物たちの病気・怪我の診察にあたっている獣医師や動物看護師は、動物同士の争いや同居ストレスによる病気について熟知しています。

まとめ

同居相性の悪い異種動物の組み合わせや、飼育の際の注意点などについてご紹介しました。
しつけのできる動物は異種動物と同居できる場合もあります。しかし、どんなに賢くても、本能や習性によっては一緒に暮らす動物を襲ってしまうこともあるので十分に注意しなければなりません。
動物の大きさや性質、習性、生活環境などを飼い主さんがしっかりと調べて理解し、ストレスなく安全に過ごせる環境を作ってあげることが大切です。
また、異種動物を狭い空間に同居させること自体、本来非常に難しいので、「仲良くなれること」を前提としたペット購入は控えましょう。

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暮らし 2021-05-14

引越しは愛犬にとって大きなストレスになることも! 気をつけてほしいポイント

引っ越しで環境が急激に変わると、愛犬にとっては大きなストレスになります。荷ほどきや片付けなどで忙しくとも、大切な家族の一員のケアを忘れずにしっかりと行なって、犬にとってもなるべく穏やかに新たな生活を迎えさせてあげたいですよね。
しかし、引越し後はやはり無駄吠えやイタズラが増えたり、上手くトイレが済ませられなくなったりと、これまでできていたことが一時的にできなくなることもあるかもしれません。

そこで今回は、愛犬のストレスを少しでも減らすために、引っ越しをする際に気をつけてほしいポイントについてご紹介します。

愛犬とのスムーズな引越しは事前準備も重要

愛犬に少しでもストレスを感じさせずに引越しを済ませるには、最初の事前準備が非常に重要です。

キャリーケースやケージにあらかじめ慣れさせておく

ペットを持ち運ぶ際、普段からキャリーケースやケージに慣れている場合は問題ありませんが、そうでない場合は引越し当日が初めてというのは避けて事前に慣れさせてあげましょう。
キャリーケースに無理矢理入れるとトラウマになって嫌がってしまうので、入ったら餌をあげるなど「ケースに入ると飼い主さんからご褒美がもらえる」と覚えさせるのがコツです。
また、ケースの中にペットの匂いがついたタオルやおもちゃを一緒に入れてあげると安心できるでしょう。

ペットの輸送方法を確認しておく

意外と見落としがちなのがペットの輸送方法です。自分で運びたいけれど自家用車がない、長距離になってしまうという場合は、業者に依頼するのがオススメです。移動手段やペットの大きさなどによって料金が変わりますので、引越しの見積もりと合わせて事前に確認しておきましょう。

公共交通機関などを利用するときの注意点

引越し当日に公共交通機関などを利用して自分でペットを運ぶ場合は、周囲の迷惑とならないよう無駄吠えや排泄には十分注意しましょう。
できれば出発前に散歩に行って疲れさせておくと移動中に大人しくしてくれている可能性があります。また、移動の数時間前には食事は済ませておき、ペットの乗り物酔いが心配な方は念のため動物病院で事前に酔い止め薬をもらっておくと安心です。

引越し作業中はペットの脱走に注意!

引っ越しの際は、ドアや窓の開閉が多くなります。そんな時に愛犬を放していると、脱走して知らない土地で迷子になってしまうこともあるかもしれません。リードをつけたり抱っこしたりして誤って外に出ないように十分気をつけましょう。また、万が一に備えて首輪に連絡先や住所などを書いておくのも得策です。

ペットに新生活に早く慣れてもらうためのポイント

引越し終了後、愛犬に新居での生活に早く慣れてもらうために気を配りたいポイントを挙げていきます。

愛犬グッズは引越し後も買い換えずに使用する

引っ越し後の環境変化は、愛犬にとって大きなストレスになります。そんな時、愛犬の精神面での負担を減らしてくれるのが、今まで愛用していたグッズです。おもちゃや毛布、タオルなどこれまでペットが愛用していたものには自分の匂いがついており、慣れない引っ越し先でも安心させてあげられます。

そのため、タオルやベッドなどの愛犬グッズは新しく買い替えずに、これまで使っていたものをなるべく使いましょう。買い換える場合は引越しからしばらく経って、新たな環境に慣れたタイミングがオススメです。
また、ペットによっては夜眠れなくなってしまう子もいますので、慣れ親しんだベッドやタオルを与えて、できれば飼い主さんも近くで一緒に寝てあげるとよいでしょう。

新居での生活スペースの配置に注意

引越し後、間取りが以前と変わると、急な環境の変化に愛犬は混乱してしまいます。不安をできるだけ減らすためには、引っ越し前の愛犬の生活スペースをできるだけ再現してあげましょう。愛犬はケージやベッド、トイレなどの位置を記憶しているので、新居でも同じような配置にすることで混乱を少なくできるはずです。
また、ストレスを少しでも和らげるためにソファやテーブル、飼い主さんのベッドなどの位置もなるべく再現してあげるのがオススメです。

愛犬とのコミュニケーションは積極的に

引越しを終えてしばらくはなかなか新しい環境に慣れない子もいます。そんな時は何よりペットにとって飼い主さんの存在が安心するので、片付けなどで忙しくともなるべく頭を撫でてあげたり、遊んであげたりしてコミュニケーションを大切にしましょう。
また、積極的に散歩にも出掛けて新しい土地に慣れさせてあげましょう。愛犬にとっては住む場所だけでなく散歩コースも変わることになるので少しでも早く覚えて安心させるためにも、忙しくても散歩は欠かさないようにしてください。

新居周辺の動物病院を調べておく

以前暮らしていたところから離れた土地に引っ越す場合は、新たにかかりつけの動物病院を見つけておくのも忘れないようにしましょう。早めに確認しておけば、いざというときでも安心です。
特に引越し後は、急激な環境変化によるストレスで体調に変化が起こりやすいので、もしもの時のために引越し前に新居周辺の動物病院を調べておくのがオススメです。

ペットに様々な変化があることも? 引越し後に意識しておきたい注意点

環境の変化に大きな不安とストレスを感じている愛犬に対して、飼い主さんが意識しておきたい注意点についても確認しておきましょう。

イタズラや無駄吠えをしても強く叱ってはいけない

引っ越しによってペットのイタズラや無駄吠えが多くなることもあります。これは不安や恐怖で飼い主さんの関心を引くための行動だと考えられ、むやみに叱るのはNGです。イタズラや無駄吠えが増えても叱らずに、慣れない土地にやってきた愛犬に穏やかな気持ちで優しく接してあげましょう。
また、どんな時に犬が刺激されてイタズラや無駄吠えをしてしまうのかよく観察し、例えばカーテンを開けて外が見えると吠えるなど何か原因がある場合は、なるべく犬が不安になる刺激を取り除いてあげると安心して過ごせるでしょう。

トイレトレーニングは改めて根気よく行う

引越しによるストレスで犬は粗相をしてしまうこともありますが、間取りが変わったことでトイレの場所が把握できていないことが主な原因に考えられます。そのため引越し後は改めてトイレトレーニングを行い、優しくペットにトイレの場所を覚えさせてあげましょう。
また、なるべく引越し前の環境に近い形を再現してトイレを設置するよう心がけると、比較的早く覚えられるでしょう。いずれにしても引越し直後のトイレトラブルは仕方がないことですので、イタズラや無駄吠えと同様にむやみに叱るのはやめましょう。

なお、ペットによってはストレスでお腹の調子が悪くなり、下痢などの症状を起こす子もいます。少し様子を見ても症状が続くようであれば念のため動物病院に連れて行きましょう。

飼い主がペットに寄り添ってあげることが大切

愛犬のストレスを減らすために、引っ越しをする際に気をつけてほしいポイントについてご紹介しました。
引っ越しは愛犬にとって大きな環境の変化となり、精神的な負担も大きくどうしてもストレスが溜まります。少しでもストレスを減らすためには、できるだけ愛犬と一緒に過ごし、遊んだり散歩したりして触れ合ってあげましょう。
大好きな飼い主さんと過ごす時間を増やすことで、新しい環境にも徐々に慣れてくれるはずです。

また、新居の生活に慣れるためには、1~3ヵ月くらいかかるといわれており、それまでは問題行動を起こすことも多くなります。そんな時は、不安や恐怖を鎮めるために飼い主さんが寄り添ってあげましょう。
家族にいつも守られていると感じることができれば、新居での生活にも慣れてくるので焦らずに見守ってあげてくださいね。

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暮らし 2021-04-30

犬や猫の飼い主さん必見! 「ペット臭」の原因と対策を知ろう

毎日家族に愛らしい姿を見せてくれるペット。最近は屋内での飼育が主流となっているため、必然的にペットと一緒に過ごす時間が増えました。なかには一日のほとんどをペットと過ごしている方も少なくありませんが、そのような「親しき仲」でも気になってしまうのがペットのニオイです。

ペット自体が臭っているとペットがいる空間も同じように臭うようになるため、こういったいわゆる「ペット臭」は飼い主さんにとっては悩みの種です。外出先から帰宅した際は特にペット臭が気になる瞬間で、「これじゃお客さんを呼べない」と不安になる飼い主さんも。
また、ペットを飼いたくても、ニオイが心配で飼うのをためらっている方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、お部屋のペット臭の原因と対策、ニオイが気にならない動物についてご紹介します。

ペット臭の根本的な原因とは?

「何だか部屋が臭う。」、ペットを飼っているご家庭なら一度は経験するお部屋のニオイですが、排水口の詰まりやゴミの放置などの問題がない場合、そのニオイの原因は残念ながらペットであることがほとんどです。

ペットの体についた汚れで臭っている場合もあれば、トイレやおもちゃなどのペット関連アイテムが臭っていることもありますが、ときにはペットの体調不良が原因になっていることも。ペット臭の原因は具体的に次の5種類に大別されます。

体臭や体についた汚れ

生き物である以上、ある程度の体臭は仕方がありません。
たとえば犬は汗腺が足の裏にしかないためほとんど汗をかきませんが、体臭の原因となるアポクリン腺は全身にあります。また、全身を毛で覆われているので汗が毛に絡み、強い体臭の原因となります。
猫は一日に何度も毛づくろいするため体臭はさほど気になりませんが、長毛の子の場合は夏場の湿気による毛の蒸れや、肛門周りの毛に便がついてしまうことで臭う場合もあります。

トイレ

最近は犬も室内のトイレで排泄させることが基本マナーとなっているため、以前よりニオイが気になるご家庭が増加傾向に。
猫の場合もトイレの掃除を怠ると当然ニオイの原因になります。

体調不良

ペットの体調不良もニオイの原因の一つ。代表的な例は口臭で、犬や猫の場合は歯に付いた歯垢や歯石で雑菌が繁殖し、歯周病や口内炎などの口内疾患にかかると口臭が強くなります。また、消化器系の病気による下痢でトイレが臭うことも。

おもちゃ、ハウスなどのペットアイテム

ペットが使うベッドやおもちゃ、ペット服、毛布なども汚れがたまれば当然ペット臭の原因になります。特に犬や猫が使用する布製のおもちゃやベッドは臭いやすく、防止するには定期的な洗濯が必要です。

食べ残した餌や餌皿

ペットが食べ残したフードや汚れがついた餌皿から臭うことがあります。食べ物が傷みやすい梅雨時や夏場はこの傾向が顕著に。
ドッグフードやキャットフードは使用する材料の関係上、もともと独特のニオイがしますが、ペットが一度口をつけた食べ残しのフードは唾液や飲み水などの水分が混ざることでニオイがさらに強くなります。

ペット臭に効果的な対策とは?

前述の通り、生き物にはニオイはつきものです。したがって、動物をペットとして飼い、生活を共にするのであれば、ある程度のニオイは受け入れなければなりません。
しかし、お部屋に強いニオイが残らないように対策を講じることはできますし、その方が結果的に飼い主さんとペット、どちらにとっても最良の環境を維持できる上、お互いのストレス軽減につながります。

対策方法はニオイの原因によってそれぞれ異なりますが、基本的には次のような対策が有効です。

犬の場合は月1回シャンプーを

体の汚れや体臭がニオイの原因になっている場合は、体を清潔にするところから始めましょう。
犬の場合は月1回のシャンプーが理想ですが、できない場合は大きめのペット用ウェットティッシュやタオルで体を拭くだけでもかなりニオイを軽減できます。
室内飼いの猫の場合、基本的にシャンプーは不要ですが、汚れが気になるときは犬の場合と同じくペット用ウェットティッシュやタオルで体を拭いてください。その他の動物について、洗浄方法がわからない場合はかかりつけの獣医師やペットショップのスタッフの方に教わりましょう。

トイレはこまめに掃除する

ペットがトイレで用を足した後はできるだけ早く処理して、常に清潔に保つように心がけましょう。このとき、トイレの周りに汚れがついていないか確認して、発見次第すぐに掃除することが大切です。
特に猫のおしっこは非常に臭うのでお部屋にペット臭がこもる原因になります。なお、これから猫(オス猫)をお迎えする予定の場合は去勢させましょう。
去勢されていないオス猫は生後半年を過ぎるとマーキング(スプレー行動)を始めるようになり、あちらこちらにおしっこをかけてしまいます。

ペットの体調を管理する

ペット臭の原因となる口臭や下痢は体調不良の結果です。ペットの健康のためにも、犬や猫の飼い主さんは与えるフードの種類と量に配慮し、できれば1日1回の歯磨きも実践しましょう。
人間の食べ物やおやつをむやみに与えないことも、体調不良を防ぐ重要なポイントです。

ペットフードを他のものに切り替える

便のニオイが強い場合はペットフードが合っていない可能性があります。
一般的に穀物が多く使われているフードは便のニオイが強くなる傾向がありますので、ペットが嫌がらないようであれば他のフードを試してみても良いでしょう。

ペットアイテムは定期的に洗う

ペットが使うおもちゃやベッドは月1回を目安に洗って、嫌なニオイが発生しないようにしましょう。
どうしても洗えないときはペット用消臭スプレーを使う手もあります。

食べ残しは早めに処分し、餌皿は毎日洗う

ペットが食べ残したフードはなるべく早く処分し、餌皿は毎食後洗うのが理想です。忙しいときでも最低1日1回は必ず餌皿を洗いましょう。
洗う時は食器用洗剤(一般的な人用で可)とスポンジを使ってヌメリを取り、水でしっかり洗い流してくださいね。

空間の消臭には置き型消臭剤を使う

ペットのいる空間で使っても問題のない置き型ペット用消臭剤を利用すれば、置くだけで気軽に消臭対策ができます。
ただし、ペットが誤って食べてしまわないよう、置き場所には気をつけてください。

脱臭機や空気清浄機を使う

本来なら窓を開けてこまめに換気をしたいところですが、周囲の騒音でペットが怖がってしまう場合や脱走が心配な場合は、脱臭機や空気清浄機を活用するのもおすすめです。
ニオイもかなり軽減できますし、最近はペットの抜け毛を吸い取る集塵機能付きの機種も販売されています。

ニオイが気にならない動物とは?

ニオイが強いペットというと犬や猫のイメージが先行するため、「小動物なら大丈夫かな?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、小動物でも体臭が強い種類もいるので、それぞれの特徴を知ることが大切です。

体臭が少ない小動物では、ハムスターが挙げられます。ハムスターは体臭がほとんどなく、トイレを設置するとそこでおしっこをしてくれます。便はトイレ以外の場所でもしますが、ニオイはほとんど気になりません。

また、ウサギも同様にニオイの少ない動物ですが、動物に無臭を求めるのは無理がありますので、ペットを飼う際はある程度のニオイを受け入れる覚悟が必要です。住居環境や生活リズム、お世話できる時間によってはペットを飼うこと自体見送った方が良い場合もあります。

大切なペットと快適に暮らすために

お部屋のペット臭の原因と対策、ニオイが気にならない動物についてご紹介しました。
ニオイの少ない動物でもハウスやベッドの掃除が十分でないとペット臭の原因になります。人とペット、どちらにとっても快適な住環境を維持するためにも、こまめに掃除してあげましょう。

また、ペットをお迎えする際はニオイの強弱だけではなく、お互いの相性や飼い主さんのライフスタイルに合ったペットを選ぶことも大切です。

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