ペットも一緒に旅行したい! 移動・宿泊で気をつけることや準備について

家族の一員であるペットと一緒に旅行や帰省をしたいと考える飼い主さんは少なくないでしょう。
とはいえ普段と違う環境で過ごしたり、長い移動時間になったりなど、「ペットが負担を感じるのでは?」という心配もあります。

そこで今回は、ペットと旅行するときに気をつけたいことや事前準備などについてご紹介します。

事前調査はしっかりと! 緊急時の対応も視野に入れて

人間だけの旅行なら必要なくても、ペットを連れて行くのならぜひ知っておきたい情報があります。ペットと楽しい旅行をするために、しっかりと事前調査を行いましょう。

行き先で緊急時に対応できる動物病院があるかどうか

普段は健康なペットでも、旅行中や旅行先での環境変化で体調を崩してしまったり、思わぬ急病になったりする可能性があります。人間なら救急病院へ駆け込めばよいのですが、ペットだとそうはいきません。
行き先でペットが不調になったときや予想外の怪我をしてしまったときなどに備え、滞在先や観光先の近くにある動物病院を調べておきましょう。その際には連れて行くペットの種類に対応できるかどうかも必須の確認事項です。
また、長期休暇中は動物病院も閉まっていることがあります。そのような場合にはどうするべきか、考えておくと安心です。かかりつけの動物病院で、旅行先での緊急対応について相談するのもよいでしょう。

宿泊先に普段の食器やフードを持ち込めるか

地元の食材でペット専用のメニューを提供しているようなホテルを使うのなら、ぜひ一緒に楽しみたいと思う飼い主さんも多いでしょう。
そのようなホテルでは、ペット用に素敵な食器やフードを用意してくれているのですが、もしかするとペットは環境の変化に緊張してせっかくの食事が食べられないかもしれません。
かといって、まったく食べないと心配になります。いつも使っている食器でいつものフードなら食べるかもしれないため、いざというときに備えて準備しておくと安心です。
ただ、持ち込む際には念のためホテルへの確認が必要です。「持ち込みOK」「持ち込みOKだけどお部屋のみで」など、ホテルごとに条件が違う可能性があります。予約の時点で事情を説明し、許可を取っておきましょう。

ホテルはペットOKか、自分のペットは対応しているか

ホテルのすべてがペットの宿泊に対応しているわけではありません。旅行情報サイトやホテルの公式サイトなどで、ペットの対応について確認してから予約手続きをしましょう。
ペットOKでもペットの種類やサイズによっては対応できないホテルがあります。たとえば「小型犬なら○頭までOK」「大型犬はNG」「エキゾチックアニマルはNG」などの条件があれば、自分のペットが該当するかどうかを考えなくてはいけません。
また、ホテルによってはワクチン接種証明書の提示が求められることもあります。宿泊先に求められたらすぐに提示できるよう、必ず用意しておきましょう。

どうしても連れて行けないときには?

特定の動物やエキゾチックアニマルは、旅行先で受け入れOKの宿泊施設が見つからない可能性があります。そのような場合にはどうするかを考えておくことも大切です。
ペットホテル、ペットシッターなどを事前に探し、希望の日程を予約できるかどうかを確認しましょう。

移動距離や移動手段にも注意して

人間でも長距離移動は負担を感じるものです。それは動物も変わりません。移動距離や移動手段についても気を配りましょう。

ペットが負担を覚えるほど長距離にならないか

自由に動き回れない乗り物を使った長距離移動は、ペットにとって大きな負担を与えたり、不安感をまねいたりします。体調不良やメンタル不安定につながりかねないため、可能な限り配慮してあげましょう。
移動距離はできれば2時間以内がおすすめです。どうしても長時間になる場合は小まめな休憩を取りましょう。
例えば自動車で犬を連れての移動なら、犬の散歩ができるサービスエリアを利用したり、ドッグランつきのサービスエリアへ意識的に寄ってあげたりしてはいかがでしょうか。マイカーなら自由にスケジュール組めるため、飼い主の気分転換や休憩がてらにおすすめです。
またレンタカーを利用する場合、ペットの同乗は別料金になることがあります。レンタカーショップで確認しておきましょう。

公共の乗り物を使うなら注意や配慮が必要

公共交通機関の多くは、運営会社側が定めたルールを守ればペット同乗がOKになっています。OKとはいってもルールやマナーがありますので、同乗する際には意識した行動を心がけることが肝心です。

例えば、JR東日本ではペットの同乗について以下の規則を定めています。

”小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、
・タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースにいれたもの
・ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの”
※引用:JR東日本

同様に、東京メトロの規則は以下の通りです。

”子犬、猫、鳩その他これらに類する小動物(猛獣及びヘビの類を除く)は、
縦・横・高さの合計が120センチメートル以内の専用の容器に収納し、
その総重量が10キログラム以内のもので、他の旅客に危害を及ぼし、
又は迷惑をかけるおそれがないと認められるものに限り持ち込むことができます。”
※引用:東京メトロ

自分のペットが該当するかどうか、調べた上で同乗しましょう。判断が難しければ各交通機関の窓口への相談をおすすめします。

なお、夜間の高速バスは基本的にNGです(例外あり)。路線バスは「キャリーケースに入れればOK」「サイズ規定を守ればOK」などのルールを定めていることがありますので、各バス会社の公式サイトなどで確認してください。

持ち物の準備は入念に!

持ち物の準備はしっかりしておきましょう。状況によって必要なものが変わるため、優先順位を考えながら準備してください。

必ず持って行くべきもの

「これだけあれば何とかなる!」と思えるものは積極的に準備しましょう。

・首輪、ハーネス、リード
・いつものご飯、おやつ、食器、水皿
・トイレシート、トイレトレー、汚物・ゴミ入れ
・ブラシ、コーム(宿泊先での抜け毛マナーに)
・クレート、ケージ、ペット用ベッド
・使い慣れたブランケット、マット
・(あれば)服用薬
・ワクチン接種証明書、狂犬病予防注射済票

備えとして持って行きたいもの

旅行中、万一のことがあるかもしれません。備えるためにできるだけ準備しましょう。

・迷子札
・救急用品
・健康記録(よく処方される薬の名前など)
・マナーパンツ、マナーベルト
・服、雨具
・消臭剤

あると便利なもの

なくても問題ないかもしれませんが、あればあったで役立つものです。

・お気に入りのおもちゃ
・目薬や整腸剤など
・アンカー

ほかにも「うちの子にはあったほうがいいな」と思えるものがあればプラスしておきましょう。

ペットとの旅行は事前準備が大切!

ペットとの旅行は準備が大変ですが、だからこそ旅行中の楽しさが増すのではないでしょうか。ペットと一緒に楽しい旅行をするために、ぜひ入念な準備をしてください。「ペットと一緒に行けてよかった!」と思えるような旅行になると素敵ですね。

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